【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】大事に扱いたい。優しい気持ちになれる洗濯籠(kyoka.homeさん)
コラム
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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@kyoka.home(以下、airi)さんのお話です。
暮らしに彩りをもたらす存在感
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airi
5年前に新築で家を建ててから、インテリアにどっぷりはまり楽しんでいましたが、物足りない気持ちも感じていました。
どこかで見たことがあるような家、そんな風に自分の家を思っていました。
ちょうどその頃プラスチック製の洗濯籠が壊れてしまい、フリマアプリで探していた時に見つけたのが古い一つの籠。
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この籠が洗濯機の上にポン、と置かれているだけで洗面所の雰囲気がガラッと変わり、億劫だった洗濯物を畳む作業も、籠を使える嬉しい時間に。
置くときも、どさっと置かず、優しく。バタバタとした毎日を理由に、ついものを雑に扱ってしまう自分が少し変われたような気がしました。
子どもたちにも、壊れやすいことを説明しています。
子どもがいるから、とついプラスチックのものや壊れにくいものを選びがちでしたが、優しく扱ってくれている姿を見ると、壊れやすいものを扱う経験も大事だと感じました。
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それからというもの、古いものが持つ味わい、緻密さ、色の深みの虜となり、コレクションするように。大切ではあるけれど、やっぱり道具は使ってこそだと思っています。
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え?こんなものが?というようなものが、中に入っているのも私らしさかなと思います。例えばつぼの中に食べかけのおやつ。
出会ったものを何にぴったりかな、と考える時間が好きです。
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竹で出来たかごは裁縫道具を置きっぱなしできない環境の私にとって一時置きの救世主。大きな木製のこね鉢はいつの間にか猫ベッドに。渋い和風の花瓶に可憐な白い花。
いつのまにかそれぞれにぴったりの役割が見つかり、暮らしを彩ってくれています。
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普通のシンプルな家ですが、古いものと新しいものを調和させながら自分ならではの空間づくりが楽しめるようになりました。
私も同じように次の持ち主に受け継いでいけるよう、大切にしていきたいです。
「どこかで見たことがあるような家」と思ってしまう気持ち、とてもよくわかります。そんな時に古い洗濯籠がくれたときめき。
他の古いものたちも、ずっとそこにあったかのようにしっくりと馴染んでいて素敵でした♪
(編集:kaori)
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