【暮らしのインテリア】ストレスフリーな暮らしを叶える回誘動線の間取り〜28坪でも快適な家づくり(ayagram_homeさん)
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「家事楽」を実現させる工夫を凝らして
前回のコラムでは転勤族の土地探しや家づくりの難しさ、葛藤の日々についてお話しました。
今回は家づくりのテーマの一つでもあった「家事楽」にこだわって考えたキッチン周りの動線についてお話します。
ayaさんの前回までのコラムはこちら
生活のしやすさを第一に考える
転勤族故、様々な土地や形態の家に住んできた私たち家族。
アパート・マンション・貸家と住み渡った経験があるからこそ、生活動線の大切さを痛感していました。
それぞれ生活形態も環境も異なるから賃貸の家は自分たちの生活になかなかFitせず、当時は生活し辛い間取りや動線に日々疲弊して、いつかお家を建てたらこうしたい・ああしたいという強い思いを募らせていました。
今までの経験を活かした間取りづくり
まず、リビング学習をする子どもたちの勉強道具がダイニングで散らからないように、キッチンに隣接した場所にスタディスペースを設けました。
ここにスタディースペースを設けた大きな理由は、以前の家ではリビング学習をダイニングでしていた為どうしてもテーブルが散らかってしまい、ご飯が出来上がってもすぐには食べられないというストレスがあったから。
新居では宿題をしてご飯の時間に散らかっていたとしてもダイニングはすっきり。
今では子どもたちの宿題の場としてはもちろん、私がちょっとした作業をする場としても活躍していて、つくって良かったなと実感しています。
新居でダイニングとキッチンを横並びにしたのも、配膳のしやすさを最優先に考慮したから。
この配置のおかげで出来上がった料理をすぐにダイニングへ運べます。
以前暮らしていた賃貸のキッチンはハイカウンター備え付けのペニンシュラキッチン。
ダイニングが散らかっている時は、出来上がった料理をハイカウンターに置いていました。
ダイニングテーブルの上を片付けていざ配膳しようとしても、子どもたちの手が届かなかったため、全て自分自身で配膳しなければならないという悪循環…。
そうした経験から、新居ではフラットなオープンキッチンを採用したのです。
この間取りのおかげでダイニングテーブルはいつも片付いた状態をキープ出来て、料理は完成してすぐにテーブルへ運べます。
キッチンのワークトップも広く使えるので調理中の作業も格段にしやすくなり、本当にストレスが激減しました。
そして配膳のしやすさやキッチンの使い勝手が良くなったこともあり、子どもたちも気軽にお手伝いしてくれるようになったのも嬉しい変化でした。
家族の様子を見たいから
私は独立したキッチンでひとり料理を作るよりも「家族の気配を感じながら料理をしたい」という思いがあり、家づくりをするにあたり強く希望していました。
以前の家ではハイカウンターの高さによって視界が遮られてしまい、キッチンに立つとリビングの様子がよくわかりませんでした。
そこで新居ではキッチンをLDKの中央に配置することに。
この配置のおかげでキッチンに立ちながらスタディスペースで勉強する子どもたちの勉強を見たり、リビングで過ごす様子を目の前で見られたり。
更にはダイニングもリビングも見渡すことが出来るし、帰宅して階段を上がってくる様子も全てキッチンから見渡せるようになり、本当に採用して良かったなと思っています。
またキッチンは回遊動線になっており、パントリー→洗面→ランドリールームへと抜けられるような間取りに。
朝や夕方の家族みんなが身支度をする忙しい時間は行き来も多いので、この回遊動線にとても助けられています。
夫が単身赴任をしており、基本的にワンオペレーションの我が家では「家事楽」というのも家づくりのテーマとして掲げていたことの一つ。
だからこそ間取りを考える際は今までの経験を踏まえ、家事楽が叶うような動線づくりにはとてもこだわりました。
実際に暮らしてみて思うのは、スムーズな動線がもたらす快適さがどれだけ重要かということ。結果として大変満足度の高い家づくりが出来たと思っています。
次回は家づくりの中でも特にこだわったキッチンの仕様について、採用したものや収納面にも触れながら詳しくお話します。
賃貸の暮らしを経験してきたからこそ「こうだったらいいな」が具体的にイメージでき、暮らしやすさを追求した間取りが叶ったayaさんの家づくり。
ご自身はもちろん家族みんながストレスフリーな暮らしを送れるような細やかな工夫がたくさん盛り込まれた家事楽な動線や仕組み、とても素敵でしたね。
ayaさん、ありがとうございました!次回のキッチンについてのお話も楽しみです♪
(編集:megu)
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