【暮らしのインテリア】立っているだけで気分が晴れやかになる無垢の木のキッチン〜中庭があるロの字型の家(y_home_1225さん)
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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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料理が苦手な家事だからこそ、効率化やプラスになる要素を詰め込んで
突然ですが、〝家事の中で一番苦手なこと〟は何ですか?わたしは迷うことなく、料理!と即答できるぐらい料理が苦手です。
献立決めから始まり、買い物、調理、後片付け…と一概に料理といってもこんなにもいろいろなことが付随してくる大変さ。
だからこそ、もちろん料理のしやすさは大前提で、キッチンは立っているだけで少しでも気分が晴れやかになるよう色々な面を考慮し完成させた場所なので、ぜひお読みいただけましたらうれしいです。
Hitomiさんの前回までのコラムはこちら
家事楽ポイントを採用したキッチン
わが家のキッチン本体とカップボードは、ウッドワンのスイージーシリーズを採用しています。
〝無垢の木のキッチン〟と聞くと、水廻りに適さないのでは…と初めは疑問に思っていましたが、汚れがつきづらく落としやすい工夫がされていたり、見た目も我が家の雰囲気と一致していることもあり、他社と比較することなくこちらに決定しました。
そして、後片付けの戦力といえばの食洗機ミーレ。採用したキッチン幅の関係で、45cm幅タイプの導入が必然となりました。
60cm幅にしたかったため、容量は足りるかな…と心配な面もありましたが、今のところ鍋なども入れて1日1回の洗浄で間に合っています。
恐らくこの家に住み始めて一番の家事楽ポイントになっていると思います。
わが家の構造上、加熱機器の選択肢はIHのみだったため、ここは迷うことなく採用し、ステンレスに合わせてグレーのクッキングヒーターを選びました。
五徳の掃除が非常に苦手だったため、ここでもひとつ家事楽ポイントに。
在庫管理のしやすいパントリー収納
キッチンで作業をするにあたり、収納面はかなり重要になると思います。パントリーは、間取りの要望に必須項目として入れていました。
左右に可動棚を5枚ずつ入れてもらい、向かって右側を食品や調理器具、左側を日用品の収納にしています。
パントリーをつくったからこそ、キッチンで食材が溢れることなく在庫管理のしやすい収納になりました。
とはいっても、パントリーの収納量に甘えて期限の長い缶詰や乾物など増えてしまったときには、パントリー内と冷蔵庫の食材全てを出して見える化し、何日買い物に行かずに献立をつくれるか!なんてこともしています。
ゲーム感覚で楽しめて節約にもなり、普段なら生まれないレシピができあがったりもするので、年に数回夫と一緒に取り組んでいます。
キッチン一体型のダイニングテーブルとカウンター
ダイニングテーブルはキッチン一体型とし、大工さんに造作してもらいました。前回のコラムでも書きましたが、配膳と片付けにかかる時間がかなり軽減されています。
そのやりやすさが相まって、家族みんなが協力してくれるようになったのもうれしいポイント。仕組みを変えると人の動きも変わっていく良い例だなと思います。
キッチン作業の効率化とは関係ないものの、ダイニングテーブルと繋がっているカウンターも有効なスペースです。
夫の仕事や子どもたちがお絵かきをするときなどに使っていますが、ごはんの時間になっても片付けずに一旦そのままにしておける、これが大人にとっても子どもにとってもストレスにならず一躍かってくれています。
作業途中のものを片付けて、また準備して再開する…となると、せっかくのやる気が消失してしまうことも。つくって良かった、と感じるスペースのひとつです。
フォーカルポイントになる飾り棚
そして最後になりましたが、我が家のLDKの中でフォーカルポイントにもなっている飾り棚についてお話したいと思います。
家づくりの最中、やはり一番お世話になったのがInstagramなのですが、キッチンに飾り棚を採用しているおうちを見ては片っ端から保存していました。
今までの住まいでは、キッチンで見せる収納をするものは、電子レンジや炊飯器など家電のみが当たり前だったので、お気に入りの器やお花など、好きなものを好きなように並べられるこの空間に憧れを抱いていました。
90cm幅のカップボード×3の上に飾り棚をつけたので、最初仕上がりを見たときは長すぎたかな…とも思いましたが、お気に入りが増えた今、飾りながら収納ができるこの長さの飾り棚はなくてはならない存在です。
季節のお花を飾ったり、マグカップやポストカードなどを入れ替えたり、そんな時間がわたしにとって一息つける趣味の時間にもなっています。
棚の下に取り付けたバーはものを引っ掛けるだけでなく、レシピを挟むこともできるのでレシピスタンドを用意しなくて済んだのもうれしい点でした。
いろんな要素を取り込んで、料理が好きになったかというとそんなにうまくはいきませんが、少しずつ成長していけたらと思います。比べるのは他の人ではなく過去の自分。
夫と出会った当初、胃袋つかまれなかったな〜なんて言っていましたが(笑)今は〝おいしい〟を聞ける機会が格段と増えました。
子どもたちにもひとつでも多くの母の味をインプットしてもらえるよう、得意ではない料理という日々の家事を、これからも邁進していきたいと思います。
木の温もりを感じるあたたかい雰囲気のHitomiさんのおうちに、ぴったりと馴染んでいる無垢の木のキッチン。
キッチンと一体型になったダイニングテーブルとカウンターは、同じ空間でありながら使い方を分けられるのが良いですね。
主婦にとって長い時間いることが多いキッチンですから、見た目はもちろん使い勝手はとっても重要。効率が良くなると共に〝おいしい〟の一言を聞ける機会も増えたなんて嬉しいですね♩
Hitomiさん、ありがとうございました!
(編集:maki)
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