【暮らしのインテリア】想いをよせた建築家と家を建てる。直感が働いた土地探しと家づくり〜シンプルでミニマルな余白のある家( zalala1209さん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
今回からコラムがスタートするのは、木の温もりと無駄を削ぎ落としたシンプルなデザイン、所々に降り注ぐ美しい光と影、余白が印象的な@zalala1209(以下、めい)さんのお住まい。
ミニマムな暮らしをされていて、すっきりと洗練された空間がとても素敵です。初回は、土地探しと家づくりをするまでの経緯についてお話いただきました。
それではめいさん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして、めいと申します。シンプルでミニマルなデザインの小さな家で主人と子どもと3人で暮らしています。「シンプルでミニマルな家と暮らし」。これを軸にして家づくりをしました。
自分にとって必要最小限のもので、シンプルでミニマルに暮らせる家づくりをしたい方や、これからシンプルでミニマルに暮らしていきたい方にとって、このコラムが何か少しでも参考になれば嬉しいです。
そして、我が家の土地探し〜家づくりはとっても変わっています。。。こんな人もいるのだなと面白がっていただけたらと思います笑
新しく知った世界が家づくりのはじまりへ
自己紹介でも書きましたが、我が家の土地探し〜家づくりはとってもとっても変わっています…。誰に言っても驚かれて、そんな人見たことも聞いたこともないと全員に言われました笑
家を建てる時ほとんどの方は、まずはマイホームが欲しいから始まり、それから土地探しを始めたりマンション情報を仕入れたり。どこでつくってもらうのか?どこで購入するのか?
色々と足を運んだりしながら検討して、最終的に決めると思います。でも、我が家はそうじゃなかったのです。そのお話からさせていただきます。
大好きだったマンション暮らしから注文住宅への選択
このお家に住む前は、マンション暮らしをしていました。2LDKで子どもの部屋がなかったので、子どもが中学生になる頃にはもっと広いマンションに住み替えようと、まだ赤ちゃんの時から決めていたのです。
私たち夫婦はマンション暮らしが大好きだったため、次も100%マンションと決めていて、ずっとマンション情報ばかり集めていました。
私自身、現在はアロマセラピストとして仕事をしていますが、子どもが幼稚園の頃に整理収納片付けの資格を取り、暮らしを整える仕事をしておりました。
あれは、今から8年ほど前だったと思います。何名かの建築家さん主催のイベントで声をかけていただき、整理収納講座を行いました。その仕事をしたことで知った世界が「建築家とつくる注文住宅」。
戸建てに一切興味がなかった私。ですが、それぞれの建築家さんが今までつくってこられた注文住宅を見て、なんてお洒落なんだろうと心が震えて感動してしまったのです!それから頭の中は、注文住宅でいっぱいになりました。
設計事務所と建築家さんとの出会い
この日本には、どんな建築家さんがいるのだろう?と毎日検索するようになったり、本屋さんで本を探すように。その中で、ある設計事務所のホームページに出会いました。
なんかここに惹かれる、、、今まで見てきた中で初めて私の直感が働いたのです。そしてこんな想いが湧き上がってきました。「この建築家さんが設計したお家に住んでみたい!」と。
これだと思ったら即行動の私。その日の夜、主人が会社から帰ってきたと同時に「この建築家さんにお家をつくってもらうことに決めたから」と言いました。笑
主人は目を丸くして「はっ?」と言ったこと、今でもはっきりと覚えています笑
そして、当時はまだ子どもが幼稚園児だったので、小学校高学年になったら家づくりを始めようという計画に変わりました。
長くなってしまいましたが、100%マンション購入予定だったのに、注文住宅という選択をした我が家。しかも戸建てが欲しかったわけではなくて、 「この建築家さんが設計したお家に住みたい」から始まった家づくり。
あの決意から数年後、ついに家づくりをスタートさせました。ずっと想いを寄せていた設計事務所さんで家をつくっていただけるという現実。ついに夢が叶ったので、本当に嬉しかったです。
建築家の皆さんとのお仕事がなかったら、今この家は存在していないので、、、本当に人生何が起こるかわからないですね。
直感ですぐに決めた土地
土地探しも、すごい決め方をした我が家。設計事務所さんにも連絡したから、本格的に土地を探そう!と初めて行った不動産屋さんで、初めて見学した土地。
そこを見るなり直感で「ここだ!」と心が動いてしまい、1分後には「ここ買いたいです」と言った私です笑 不動産屋さんもびっくりしておりました!
家にぐるっと囲まれていて、決して好条件ではない土地でした。初めて見た日、何もない土地に光が降り注いでいて、その光を見てここなら大丈夫だと確信し他を一切見ずに即決しました。
そのくらい、ここだ!という感覚があったのです。
そして、主人にすぐに電話をして「土地が見つかってここに決めたから、すぐに見に来て!今日申込みして」と言ったら、また「はっ?」と言われました。主人は、私が不動産屋さんに行ったことすら知らなかったので笑
土地探しにかかった時間、不動産屋さんから移動した時間を含めると30分くらいでした。運命の土地を無事購入することができ、ずっと心に決めていた建築家さんに設計していただくことができました。
設計事務所さんと工務店さんのおかげと、土地探し〜家づくりまで全て、私の好き勝手にやらせてくれた主人のおかげで、私のこだわりと好きが詰まった期待以上の家が完成しました。
色々な想いが詰まっていて、大好きが止まらない家で暮らせている日々。本当に幸せに満ち溢れています。
マンション住まいが大好きだっためいさんの心を動かすほど、「建築家とつくる注文住宅」の魅力がどれほど大きいものだったのかがすごく伝わってきました。
土地も一瞬にして即決しためいさんの行動力とご主人の寛大さにも圧倒されましたが、「ここだ!」と感じたその直感が結果的に満足度につながっているのですから、それもまたすごいです!
あっという間に決まった土地と家づくりの方向性、そこからどんな風に設計が進んでいったのか次回のコラムも楽しみです♩
めいさん、ありがとうございました!
(編集:maki)
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