【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】4脚お揃いだったダイニングチェアから卒業。はじめて自分専用に選んだ椅子(____sndy.xxさん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@____sndy.xx(以下、sachi)さんのお話です。
使い込まれた味わいに惹かれたアーコールチェア
sachi
20代で家を建ててから、10年が過ぎました。
好みもライフスタイルも変化していくなかで、日に日に愛情が深まるものがいくつかあります。特にリビングで使っているアーコールチェアは、私にとって分岐点ともなった大切なものです。
若い頃からインテリアや器集めが好きでしたが、子どもが生まれてからは制限があると感じていて…でも小さな子どもがいるという理由で、自分の好きを我慢したくないな〜と思い始めたときに出会ったのがアーコールチェアでした。
家族は集合体ではあるものの、家づくりでは個々の「好き」を大切にしながら全体でバランスをとりたいと考えています。
4脚お揃いだったダイニングチェアから卒業して、はじめて『自分専用』に選んだイス。私にとってアーコールチェアは、その価値観を象徴するアイテムとなりました。
それからは器集めもすこしずつ再開して、昨年はヴィンテージのガラスキャビネットをお迎えしました。アーコールチェアもキャビネットも、ヴィンテージなので使い込まれた味わいがあり、経年変化も楽しめそう!と思ったのが決め手に。
ときに変化をつけながら、好きなものに囲まれた暮らしはバタバタな毎日にホッとできる瞬間をくれて、その一瞬が間違いなく私の活力になっています。
最初から一生使えるものを選ぶのは難しいですが、5年後、10年後も使い続けたいものはなんとなくわかるように。
だから私はこの10年を振り返りつつ、次の10年を思い描きながら、これからも好きなものを選んでいきたい。その結果、何年経っても今のおうちがいちばん好きだと思えたら、いいなと思っています。
お揃いだったダイニングチェアから卒業して、はじめて『自分専用』に選んだイス。本当に好きなものに囲まれたい思いや、自分の気持ちを大切にしたい思いが伝わってきました。
一生ものと考えるとハードルが上がるので、5年後、10年後と想定するのもいい考え方ですよね♩「みんなちがってみんないい」の歌が頭の中で流れ始めました。
(編集:kaori)
specialthanks
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