【あの人の暮らしが素敵な理由】おうち時間を最大限に楽しむ、私のcafe風インテリアのつくり方(chibinorinoriさん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「cafe風インテリアのつくり方」をテーマに、@chibinorinori(以下、ちびのり)さんにお伺いしていきます!
「キッチンが主役のおうちに住みたい」という思いから
ちびのり
初めまして、ちびのりと申します。 2020年3月に完成したおうちで夫と私、そして娘と2ニャンズで暮らし始めて3年目に入りました。
私の今いちばんの癒しは2匹の愛猫と楽器。現在はカリンバに絶賛ハマり中です 。
家事への苦手意識をなくしたい
以前暮らしていたアパートのキッチンは、賃貸では定番の壁付けタイプ。料理や片付けが苦手な私は、当時壁を見ながら「家事をやらされている感」と毎日戦っていました。
だからこそこの家を建てる時には「キッチンが主役の家にしたい」 と激しく思い、今に至ります。
そして叶うならカフェ店員になりきって「苦手な料理や片付けも楽しみたい」との思いから、今のスタイルが確立しました(笑)
そんな私がCafeみたいなおうちに住みたくてやったことは4つ。
1.自分の好きなものを知る
まずはInstagramで好きなインテリアをひたすら保存!保存!そして保存!
自分はどんなおうちが好みなのか、どんなものが好きなのかを明確にするために、とにかくいいなと思った写真を片っ端から集めてイメージづくりをしていきました。
そして保存した画像から好きなインテリアのタイプを客観的に把握することで、自分の好きなスタイルを知ることができました。
私の場合はブルックリンスタイルが好きなのだということがこの工程で分かり、後の家づくりにとても役立ったと思っています。
2. レンズ越しに部屋を見る
自宅のインテリアを写真に撮ってみると、普段暮らしている中で見えにくいことに気付きます。
カメラを通して客観的に見ることで、ものを並べ過ぎていたり色味がうるさく感じたり。自然とインテリアのバランスに目が行き、新しい発見があります。私にとってはそれが「師匠の目」みたいな感じなのです。
ものをどかしてみたり違うものを置いてみたり、変化する好みや物欲と戦いながら居心地の良い空間づくりのために日々試行錯誤しています。
3.「cafe感」を演出するアイテムを取り入れて
カウンターとペンダントライトを取り入れることで一気にcafe感がアップ。
そしてキッチン背面に好みのカップたちを並べ、キャニスターにお茶やコーヒー豆などを収納して並べるだけでも気分はcafeオーナー。
キャニスターなどの雑貨類は100円均一でかわいいものが手に入るので、積極的に取り入れています。
4.空間に奥行きを感じさせるために
間接照明をうまく利用することで、お部屋のムードも増し増しに。照明は奥行きが欲しい場所に置くのがちょっとしたポイント。
お気に入りの IKEAのフロアランプ。真っ直ぐな背の高いランプは、場所も取らずとても優秀なのです。
おうち時間の過ごし方
私はウェブショップを運営しており、早いもので今年開業10年になりました。
これは在宅で仕事されている方全てに当てはまることかと思いますが、仕事とプライベートのONとOFFの切り替えがとても難しい…。
平日は午前中に洗濯や掃除、片付けなどを済まし、お昼を食べてからはお仕事タイム。革作業をして、夕方日が落ちる前に自然光での撮影をします。
夕ご飯の準備をサッと済ませてからその日のウェブショップ入荷作業や仕入れ、買い付けなどをしたりお問い合わせメールなどのチェックをしたりと、自分のペースでこなしています。
まだまだ発展途上の我が家は、これから何度となくインテリアの好みも変化していくとは思います。
「おうち時間が長いからこそインテリアも好きなものにこだわりたい」という気持ちを大切に、毎日の暮らしを楽しみながら居心地の良い家に育てていきたいです。
在宅でお仕事をされている方にとって、おうちはプライベート兼・職場でもあります。長い時間を過ごす場所だからこそ居心地の良い空間づくりが必須となってきますよね。
そこでちびのりさんがしたことは、自分の好きなことやものを客観的に見るということ。とにかくアンテナを広く張って好きを集めたりカメラのレンズを通してバランスを見たり、常にバージョンアップしていくための努力を惜しまないところにもインテリアへの情熱を感じます。
そして私も在宅で仕事をしているのでonとoffの切り替えの難しさを日々感じていますが、あまり気張らずに自分らしさを大切にすることが長続きする秘訣なのかもしれないなと思いました。
苦手な家事を楽しくこなす手助けになったり、お仕事の合間にホッと一息つく場所でもあったり、cafeのようなキッチンはちびのりさんの毎日を楽しく過ごしたいという思いが形になった理想の場所。
自分の「好き」と真っ直ぐに向き合ってつくり上げた空間がまた新たな「好き」と出会い、どんな変化をしていくのかも楽しみです。
(編集:megu)
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