【暮らしのインテリア】理想とする家を形にするための第一歩。自分の好きを知ることから始めた家づくり〜二世帯住宅をリノベーションした木の温もりを感じるおうち(_____iamami326さん)
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私の好きを詰め込んだ「夢ノート」を作成して
初回のコラムでは、リノベーションをする上での空間作りに意識した点や、改善したい部分について少しお話しさせていただきました。
家づくりをする上で、「家族みんなが心安らげて快適で落ち着く家にしたい。」というのが最も大事にしていきたいと思っていたことだったので、家族それぞれの改善したい要望を聞き、快適な空間作りも実現できました。(改善した部分については、また次回のコラムで詳しくお話していきたいと思います。)
落ち着く空間とは、快適に暮らすのは勿論ですが、自分のお気に入りや好きに囲まれることも私にとっては幸せで落ち着く。という感覚があります。
家にも色々なテイストがあって、私はその中でもシンプル、北欧、ヴィンテージが好きだなと思っていたので、施工事例でもこのテイストをよく扱っていて、素材にこだわっている施工会社のアネストワンでリノベーションの依頼をお願いすることにしました。
ただ、いざ具体的に決めていくとなった時、自分の好きなテイストは分かっていても漠然としていて、素材、材質、木目などを施工会社の方にうまく伝えられないことに気付きました。
まずは自分の好きを知るため、自分の理想とする家を形にするための第一歩として「夢ノート」の作成をすることにしました。
今回のコラムでは、私が”自分の好き”を知るきっかけになった夢ノート作りの話や、夢ノートを通じて活かせた点についてお話したいと思います。
amiさんの前回までのコラムはこちら
https://mukuri.themedia.jp/posts/26456223
思い描いていることを書き出し、整理する
この夢ノートを作って良かったことは、以下のような点です。
1.自分の理想の家を考えるきっかけになった
2.情報の整理や思いついたアイデアを残しておけた
3.施工会社の方とイメージの共有ができた
4.共有したことで打ち合わせがスムーズに進んだ
私の夢ノートの作り方を簡単にお話ししますね。
家づくりにおいて、判断材料をノートにまとめたりする作業や作り方は人それぞれかと思いますが、お好みの形で楽しんで作っていただければと思います。私の方法が少しでも参考になれば嬉しいです。
ー材料ー
・A5サイズのノート
・はさみ
・のりorマステ
・お気に入りのペンや色鉛筆
・写真や雑誌の切り抜き
Instagramやピンタレストで、素敵だなと思ったお家の写真や雑誌の切り抜きをよく使いました。
「百聞は一見に如かず」だと思い、写真をたくさん使って作ったノート。たまにイラストも描いたりして、自分の頭の中を整理して。
打ち合わせの時には、コーディネーターさんとのイメージの共有で、このノートがすごく活かされました。
そして、キッチンや洗面など場所ごとに分けて具体的にしたいこと、決めたことなどを書いていきました。
自分の好きな素材や形、このリノベーションで何をしたいと思っているのか、自分の好きだなと直感で感じた写真を見ているとノートを通じて色々と分かってきました。
私の場合ですが、基本的にシンプルが好きで木の温もり、特にオーク、ナラが好き。そして真鍮が好き。
モルタルも好きだったのでグレーの壁にしたい、ポーターズペイントで壁を塗りたいなど。
他にも、キッチンの形はやっぱりアイランドキッチンで木目は横向きが好き!なんてことにも気付いたり。造作家具はイラストを自分で描いて、好みを伝えたりもしました。
リビングのドアの形はガラス一面に、取手は真鍮にしてもらいました。私の書いた絵が、このように実際に形になった時は本当に感動しました。
カップボードもしっかり木目は横に、理想通りの形になっていて嬉しかったです。
自分の好きがわかる。という点で、本当に夢ノートを作って良かったと思いますし、今でもたまに夢ノートを見返したりもします。
すっきりしたおうちにするために
もう一つ、この夢ノートに書き留めていたことがあります。それは、すっきりしたお部屋を維持するために、片付ける場所を書き込んだことです。
そうすることで、頭の中で家の収納を考えつつ、家づくりに取り組むことができました。
掃除をしやすくするためにものを床に置きたくない、すっきりしたおうちにしたい。これはリノベーションをする前から、私が思っていたことの一つでした。
そこで、すっきりしたお家を維持するにはどうすればいいか…と考えた時に、全てのものに住所をつけよう!と思いました。
住所をつけるとは、ものの帰る場所を決めるということ。あらかじめ、ここにはこれを置く!とほとんど決めちゃうのです。
例えば、洗面所のパジャマや下着入れは無印良品のラタンボックスを購入すると決め、縦・横・高さぴったりの造作棚を作ったり、キッチンのお皿やコップ、圧力鍋や大きな鉄板などもサイズをメモしてここにしまう!と、あらかじめ場所を決めたりしました。
Panasonicのキッチン内の収納も、無印良品のポリプロピレンファイルボックスを利用し、収納。小物などもここに入れる、などと自分の中でしまう場所(住所)をしっかり決めておくといいと思います。
取捨選択の大変さと楽しさと
私は、このノートのおかげで”自分の好き”を理解できたなと思っています。たくさんある情報の中で、自分で選択する作業は大変ではありましたが、すごく楽しかったです。
後悔のない家づくりができたと思えるのは、あの時にたくさん悩んで、考えて、決めたからこそ。今では、いい思い出です。
これから家づくりをされる方には、楽しみながら夢ノートを作るのをぜひお勧めします。
次回のコラムでは、後悔しない為に私がしたかった快適な空間作りのことや、リノベーションで改善した点についてお話ししようと思います。
コラムを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
いざ家づくりをするとなった時に、自分の理想イメージを完璧にできている方はそんなに多くはないのではないかなと思います。
amiさんのようにイメージや理想をノートに書きとめることで、こうしたい!ということに気付けたり、明確になっていく過程は大事だな〜と感じました。それがあったからこそ、納得のいく家づくりにつながっていったのでしょうね。
見た目の仕様だけでなく、一緒に考えなければいけないのが収納。サイズも把握し、何をどこに収納するという部分まで決めておけば住んでからもスムーズですね。
まずは自分の好きを知るところからスタートしたamiさんの家づくり。
細かい部分まで、決めなきゃいけないこともたくさんありますし、特に今は情報が溢れているので、取捨選択するのも自分の意志がしっかりしていないとブレてしまいそうです。
どんなおうちにしたいのか、まずは書き出してみる。イメージを具体化して事前準備をしっかりしておけば、理想の家づくりへ近づけそうですね。
amiさん、ありがとうございました!
(編集:maki)
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