【あの人の暮らしが素敵な理由】お互いの存在を認め合う大切な家族の一員〜犬との暮らし(manarale.itto_さん)
コラム
読みもの
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は、「犬との暮らし」をテーマに、@manarale.itto_(以下、mana)さんのお話をお伺いしていきます!
付かず離れずの不思議なふたりの関係
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mana
はじめまして、manaと申します。夫と私、1歳の娘、愛犬と共に暮らしています。我が家の愛される存在、柴犬「あられ」との暮らしについてお話させていただきます。
人の温もりが大好きな愛犬との暮らし
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あられは2015年の冬に、我が家にやってきました。
内弁慶で外ではおとなしめ、家ではあまりベタベタとはしてこないですが、人の温もりがある場所が好きで人の気配を感じるところで過ごしていたい、そして1日に何度か気まぐれに甘えてくるツンデレタイプです。
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リビングの至る所にお気に入りスペースがあって、誰にも邪魔されずにのんびり過ごすのが大好き。一番のお気に入り場所は白い一人掛けソファです。
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新築時に自分たち用に購入しましたが、すっかりあられ専用スペースになりました。
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茶色いソファから、キッチンに立つ私の動向を伺うのも日課。
とにかく人間の食べるものに興味津々で、目を輝かせています。
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そんな感じで自由気ままな生活を送っています。
仕事の長期休みには、あられも連れて高原や温泉宿に旅行へ行くのも楽しみのひとつでした。
新しい家族が増えてからの変化
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一昨年、娘が生まれました。未知の生物の登場に慣れない日々で、あられはしょっちゅう娘の匂いを嗅ぎに行っていました。
しかし、赤ちゃんという得体の知れない存在がいる家がやっぱり落ちつかないのか、拗ねるように窓際で過ごしていたり、ひとりで2階へ行ってなかなか戻ってこなかったり。そんな辛い時期もありました。
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だんだんと娘のいる生活にも慣れ、泣き声をBGMにして平気でスヤスヤ眠れるようにもなりました。
鬱陶しい、それでも一緒にいる
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娘が成長して、自分で動き回れるようになり、あられの存在を認識するようになりました。初めて話した言葉が「あられ」だったほどに、大好きな存在です。
あられはというと、追い回されるのが鬱陶しくて、近付かれる気配を感じるとそそくさと逃げています。
しかし以前と違うのは、どんなに鬱陶しがっていてもひとりで2階へ籠ることはないのです。
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私と娘がリビングにいる時は必ずリビングでのんびり過ごし、2階へ移動するといつの間にかあられも2階にいます。
あられにとっても、娘のいる生活が当たり前になり、鬱陶しく感じながらも付かず離れずの距離感を保って過ごしているのだと感じます。
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最近では、おままごとにいつの間にか参加させられていたり、枕のようにモフモフされたり、お菓子の奪い合い?をしていたり… 隙あらば娘にくっつかれています。
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お転婆になっていく娘からの迷惑を被りつつも、賑やかで楽しい生活を送る日々です。
あられには以前より我慢させてしまう時間も増えたと思いますが、私たち夫婦に加えて娘からも、たくさんの愛情を注がれるようになりました。
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そんなあられと娘の関係性、縮まるのか、現状維持か…これからどうなっていくのかは分かりません。
ですが、お互いが家族の一員として、お互いの存在を認め合って共に過ごしていけたらいいなと思っています。
小さな子と動物のやりとりって、何とも言えない可愛さがありますよね。
あられちゃんのことが大好きな娘さんと、おままごとにいつの間にか参加させられていたり、枕のようにモフモフされたり、されるがままのあられちゃん。そんなふたりのやりとりに、頬がゆるんでしまいました。
鬱陶しく感じながらも気付けばいつも近くにいて、得体の知れない存在だった娘さんを徐々に受け入れていくあられちゃんの愛おしい姿。
話はできなくても、そんな姿で愛情を表してくれる犬と人間との絆にとても温かい気持ちになりますね。
付かず離れずの距離感が今後どうなっていくか楽しみですが、ふたりの関係はすでに、お互いにかけがえのない存在になっている気がしました。
(編集:maki)
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