【あの人の暮らしが素敵な理由】家と外に繋がりを。そこにある風景をしっかりと焼きつけて〜家族と楽しむ季節を感じる暮らし(ooooo.homeさん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「家族と楽しむ季節を感じる暮らし」をテーマに、@ooooo.home(以下、ぴぷ)さんのお話をお伺いしていきます!
夫婦で語り合った想い。我が家の幸せの形
ぴぷ
はじめまして。我が家は夫と私、息子と娘そしてフレブルの“もみ次”の4人と1わんの家族です。息子が命名した家族のチーム名は「チームFive」。
そんなチームFiveの暮らしが始まる過程と「今」について少しお話したいと思います。
子どもと共に四季の移ろいを感じて
我が家の家づくりは、夫婦の妄想を語り合う時間からスタートしました。私たちが新居について語り思い描いた景色には「庭で遊びつくす子どもたちの姿」が中心にありました。
春には花が咲き実が成りそれをいただき、夏にはプールで楽しそうな子どもたちとかき氷やスイカを頬張り、風鈴の音色に耳を澄ます。
秋には庭で焚き火をして焼き芋、冬には枝に積もる雪を見て豚汁を外で食べて火にあたる。
そんな四季折々にまつわる夫婦の妄想は、いつか見ていたお婆ちゃん家の田舎の原風景を体現したかったからなのかもしれません。
実現した今の暮らし
そして今、あの日夫婦で語り合った妄想が形となり、それ以上の贅沢で穏やかな気持ちを感じさせてくれる暮らしが実現しました。
庭と家をつなぐウッドデッキに提げられたハンモックでは子どもたちが楽しそうに揺れる姿が見られ、畑で季節の野菜を育て、それを収穫し採りたてを調理する。
何か特別なイベントをしている訳ではないのですが、季節に背中を押され家の中と外を行ったり来たりしながら遊ぶことに幸せを感じています。
この家は私が図面を設計し、大工の夫が建ててくれたという経緯があります。
今もまるで建築がゆっくりと続いているかのような我が家。玄関アプローチを子どもたちも戦力となり、家族みんなで完成させたのは住み始めて二年半経ってから。ようやく完成したアプローチに嬉しさもひとしお。
住みながら想像して創造をし手を加えていく。そんな暮らし方が私たちらしく心地良くて楽しい。子どもたちも「これは自分が植えた木やな~。」と、ふとした時に言ってくれる姿が、私にとっての“ごちそう”みたいなもの。
我が家のインテリア事情
庭を室内のように行き来する暮らしを選んだ我が家。室内のインテリアにも「気楽に花のある暮らし」を目指しています。
それはお庭のちょっとしたお花だったり時には実家の紫陽花だったり。野花を摘みに親子で出かけることもあれば、通りがかりの花屋さんでもいい。少し立ち止まってお花を空間に迎えます。
お花を生けた瞬間、空気が華やぎ家族が喜んでくれるのがとても嬉しい。
そんな花のある暮らしを見ている息子が小学校の帰り道に紫陽花を両手いっぱいに抱えて帰ってきてくれたことがあります。母にプレゼントしたいと、近所のおじさんにお願いしていただいて来てくれたんだそう。とても嬉しかったのを覚えています。
その後日談。紫陽花のおじさんが涙を流しながら、「とても幸せな経験をさせてもらった、ありがとう。」と伝えてくださったのです。息子ががくれた優しい繋がりが本当にありがたいと思った出来事でした。
観葉植物担当は夫。まだ結婚前、初めて彼の空間に持ち込んだ私の観葉植物の存在感にあれよあれよと魅せられた夫氏。今では夫と息子が一緒に植物を選んでいます。
子どもどもたちが小さい今はまだインテリアはシンプルで替えがが利くものが現実的でいい。カバーリングソファやすぐに洗濯できるラグ、水拭きできる素材やうっかり割られてしまっても「ま、しゃあない!」と思えるものをチョイスしています。
そんな中でも楽しめるほっこりインテリアとして、子どもと作った陶器や大事な人にいただいたもの、旅先で拾った松ぼっくりや自分でドライにしたお花などを取り入れています。
暮らしの中で目にする景色に「誰かの優しい愛のような気配」が感じられたなら、他に代わりのない空間になる気がしてとても心地よく、飾り棚にはついつい思い入れ品を並べてしまいます。
新しい家族を迎えて
一年前、我が家にまっくろなフレンチブルドッグのもみ次がやってきました!名前の由来はお庭のシンボルツリーでもある樹齢40年近くになる紅葉の木から。
名前決め会議ではポチ・たんじろう・じょのすけ(笑)色んな名前が飛び交う中、切羽詰まって家の外を見たときに「もみじは?」と 夫が提案したところ満場一致。家族以外には女の子?と必ず聞かれる名づけの完成です(笑)
男の子っぽくしてあげようと、後付けで“もみじ”を“もみ次”に。彼がチームに加わり、生活は更に楽しく愉快になりました。
毎日夕方にはチームFiveで田舎の田園風景の中を大声で歌ったり一日の出来事を語ったりしながら、歩いて走ってのお散歩タイム。もみ次はいつも最後尾を歩く娘をやさしく立ち止まって待ってくれています。
勿論犬を迎えるにあたり、命や責任、お世話を協力し合うことについて家族でよく話し合いました。
息子はもみ次の頭を撫でながら「長生きして元気でいてな。」と話しかけているようです。その隣では自分の麦わら帽子をもみ次に被せようと覆いかぶさる娘。
「しかたがないな~。」という顔でもみくちゃにされてくれているもみ次は、とてもやさしい男の子に育ってくれました。
迎える前の過程も今の楽しい時間も、私たち家族にとってもみ次との暮らしがかけがえのないものになっています。ちなみに今一番お庭を我が物顔でお気に入りなのは、もみ次なのかもしれません♪
自然の恵みや季節を感じ、家の外と中を行き来する暮らしの中心にはいつも家族の楽しそうな会話や笑顔。インテリアにも優しさや愛がたくさん詰まったぴぷさんのおうちは本当にどこを切り取っても温かさで溢れています。
二年半かけて最近完成したばかりという玄関アプローチもすごく素敵で、手作りの良さが伝わってきます。きっとこれから何年経っても楽しかった思い出や自分たちの手で作り上げたという思いがお子さんの心に残るのでしょうね〜。
もうすぐ暑さも落ち着き、お庭の木々たちも実りの季節がやってきます。窓を開けて季節の変化を見たり触れたり。音や匂いを五感で感じる暮らし、今しかできないお子さんとの関わり方と楽しむ様子にほっこりとした気持ちになりました。
(編集:megu)
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