【暮らしのインテリア】オールステンレス×海外製食洗機、妥協せずに出会えた我が家の主役達〜開放感のある間取りを意識した家(2452risaさん)
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こだわりが詰まった見せるキッチン
我が家のLDKの主役ともいえるアイランドキッチン。
今回は実際に使用している人も少なく、ネットでの情報もあまり見つからなかった我が家のキッチンについて詳しくお話したいと思います。
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キッチン選びでこだわった2つのポイント
我が家のキッチンはサンワカンパニーのステンレスキッチン、グラッド45です。家づくりの中でも最もこだわったキッチン選びは楽しく、また難しいものでした。
その中でもどうしても譲れなかったポイントが2つあります。
1.オールステンレス
ステンレスのクールでスタイリッシュなデザイン、また汚れや熱に強く衛生的で害虫が侵入しにくいと言われているところが非常に魅力的で絶対条件として挙げていました。
2.海外製の食洗機対応
学生時代に海外で暮らした経験があるのですが、学生用のアパートでもそれは大きな食洗機が標準装備されており、その便利さを知ってしまってから絶対に外せないポイントとなりました。
選択肢が狭いキッチンとの出会い
強いこだわりポイントはこの2点だけだったのですが、設計当時選択肢はあまり多くはありませんでした。メーカーによってはオールステンレスのキッチンの取り扱いがないところも多々ありました。
地方に住んでいるので県内にショールームがあるメーカーで、オールステンレスキッチンを展開しているのは3社のみ。
近県のショールームにも足を運びましたが、予算との折り合いがつかず、なかなかこれだ!と思うキッチンには出会えませんでした。
ワークトップだけステンレスにするか、海外製の食洗機を諦めるか…そんな選択肢が出始めた頃に朗報が飛び込んできました。なんとサンワカンパニーのステンレスキッチン、グラッド45がドイツのメーカーのガゲナウの食洗機対応になるとのこと!(※現在はミーレも対応になっているようです)
我が家は至る所にサンワカンパニーの建材を取り入れており、建築士さんよりカタログを渡されていたので、かなり早い段階からグラッド45の存在は知っていました。シンプルで素敵だなと思ってはいたものの、海外製食洗機対応ではないということで候補から外していたのです。
朗報を聞きつけ、すぐに県外ですがショールームに駆けつけました。圧倒的なシンプルさでまさに私が求めていたキッチンだ!と思い即決しました。
シンプルなつくりが好みに左右されない
圧倒的なシンプルさと表現しましたがまさにその通りで、よく収納や使い勝手に関してご質問頂くのですが、正直なところ他社メーカーのキッチンに比べると写真をご覧の通り収納力や便利な機能は少なめです。
ただシンプル故、自分流に色々とカスタマイズできるので結果的にとても使いやすいキッチンだと感じています。
その他の設備機器は水栓はグローエのK7、IHはグリルなしの三菱ユーロスタイル、レンジフードはアリアフィーナです。どれもインテリア雑誌・Instagramなどで検索して憧れていたものを取り入れました。
「開放感」をコンセプトに
玄関を入って廊下を進み、キッチンを左手に見ながらリビングに入る間取りになっています。
アパートなどではよく見かける間取りですが、来客時にキッチンが丸見えになってしまうので、新築のお家ではあまり採用されないのではないでしょうか。この間取りに関しては設計段階でかなり悩みました。廊下からの壁を伸ばして垂れ壁にし、ペニンシュラキッチンにするべきか、全て囲ってしまうべきか・・・。
ですがどれもしっくりこず、悩みに悩んで「こうなったらキッチンを主役にして敢えて見せるキッチンにしよう!」と腹をくくりました(笑)
生活感を少なく見せるため、冷蔵庫以外の家電やごちゃごちゃした生活雑貨等は全てキッチン隣のパントリーに収納しています。困った時のパントリーのおかげで、今もなんとかスッキリを保てています。
また、キッチンの床は高さを一段下げてダイニングテーブルと合うようにし、リビングのソファに座っている人とも目が合う高さになっており、お家全体のコンセプトである「開放感」を考えながら設計されています。
住み始めて丸2年経ちましたが、キッチンに立つとこのキッチンに出会えて良かった、途中で妥協しなくて良かったと思います。
次回はキッチンのお手入れ方法や造作のカップボードについてお話したいと思います。最後までお読み頂き、ありがとうございました。
キッチンは一年365日、家事をする人はほぼ毎日立つ場所ですよね。そんな場所だからこそ、できることならいつも気分よく過ごしたいもの。
私がもし家を建ててキッチン選びをする時が来たら、何を重視して選択しようかと考えていました。毎日使う場所だからこその清潔感や使い勝手ももちろん大切ではありますが、risaさんのお話を聞いてどうしても譲れないこだわりを最優先させるのもいいなと感じました。
自分にとって最高のキッチンとは何か、そう考えてみる時間もまた楽しそうです。
(編集:saya)
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