【暮らしのインテリア】成長に合わせて変化したこどもたちの洋服収納。移り変わりを写真でご紹介~DIYでつくる、自分らしい暮らしとおうち(mumakariさん)
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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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洋服好きなこどもたちが楽しみながらオシャレできるスペース作り
みなさん、こんにちは。madoです。
我が家のDIYを場所ごとにご紹介しているコラム。第6回目は、娘たちのお洋服収納スペースのお話です。
娘たちのお洋服はもともと押入れだった場所に収納していましたが、自分たちで身支度をしたり畳んだお洋服をお片付けしたりできるよう、自分たちで出し入れし易い動線を考えて作りました。どうぞ最後までお付き合いくださいね。
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もともとの「ベニヤ板を貼った一面の押入れ収納」
リビングにあるソファ後ろのスペースは、一面引き戸で3畳ほどの押入れでした。ちなみに左側の観音開きの扉はお布団収納用の場所です。
ふすまの扉にはすべてベニヤ板を貼って押入れ感を和らげようとしていましたが、重厚感たっぷりでお部屋が狭く感じられます。
スペースが広いのはうれしいけれど、衣服に書類に医薬品に…あれもこれもとしまっていて、把握しきれず使いにくい収納でした。扉を開けるとこんな感じでごっちゃりしていました。
押入れを「セミオープン収納」に変化させて
お洋服収納のお話の前にちょっと脱線してしまいますが、雑誌の取材がきっかけとなりベニヤ板扉の一面押入れ収納を見直すことになりました。
家族全員分の衣類はすべて左側の扉を開けた約2畳ほどのスペースに収納していましたが、4枚あった押入れのふすまを左側1枚だけ残して3枚は取り払いました。
ふすまを取り外したスペースには古いロッカーを置き、中にはよく使うラッピング材や電池のストックなどをしまって、出し入れしやすい収納に。
この収納はとってもお気に入りでしたが、お洋服のスペースが年々サイズアップする娘たちの衣類でパンパンになってきて出し入れしにくくなりました。
その結果、リビングにいつまでも畳んだままの洗濯物が置き去りになることも…
お洋服を好きな娘たちがオシャレを楽しめ、自分たちで出し入れしやすいようにと考え、ロッカーを移動させて娘たちの衣類を収納するスペースを作ることにしました。
お店屋さんのような洋服コーナーを目指して
セミオープンの押入れ内にあったロッカーを移動し、空いたスペースに娘たちのお洋服を収納する場所を作りました。ちょっとお店屋さんのような雰囲気を目指してDIYしました。
そのために作ったものや、収納の工夫について順にお話していきたいと思います。
医療棚に憧れて〜セリアのフォトフレームを使ってディスプレイ棚をDIY
娘たちは私のアクセサリーや香水を収納している白い医療棚を覗いては「お母さん、ここすてきだね」と褒めてくれていました。
そんな風に憧れてくれているならと、簡単なディスプレイ棚を作ってみました。
材料は手軽に手に入り軽量なもの、手入れがしやすくそして危険がないもの。ガラスではなくアクリル板を使って作っています。お友達やご近所のお姉ちゃんが作ってくれたブローチやネックレスなどをディスプレイします。
材料と簡単な作り方をご紹介いたします。
◯材料
・セリアのフォトフレーム:6枚
・角材(25mm×10mm)フォトフレームの短辺の長さ×2:4本分(フォトフレーム同士を固定します)
・丸棒(直径24mm):4本(棚の脚になります)
・アクリル板:2枚
・塗料 ワトコオイル(ウォルナット)
◯作り方
1.フォトフレーム2枚を短辺が横並びになるように置き、その短辺2枚分の長さに切った角材を使ってフォトフレームの上下2か所を釘で固定します。
フォトフレームを角材に留める時に、アクリル板の厚さ分を差し引いた低い位置で留めます(アクリル板は角材に乗って支えられ、フォトフレームの上面がアクリル板がぐらつくのを防ぎます)。
↓今回はアクリル板の厚さ(3ミリ)分を差し引くために、直線(ガイド線)を引きました。
↓上側はガイド線に沿って角材を固定します(下側はアクリルの厚みを考えなくてよい)。
2.「1」をもう一組作ります(ここまでで使用したフォトフレームは4枚)。
3.その左右に、1枚ずつフレームをつけて枠組みを作ります(これで使用したフォトフレームは6枚全てになりました)。
4.脚を取り付けます。枠の下部(フォトフレームを固定した角材)から丸棒に向かってねじ止めします。
5.ディスプレイ棚の枠組みができました。
6.色を塗りアクリル板を乗せたら完成!指でひょいと持ち上げられるくらい軽量です。
銅管でハンガーラックをDIY
ハンガーラックはホームセンターで銅管をカットしてもらい、ジョイント金具を用いながら組み立てました。
普段着収納はリンゴ箱タワーのカゴを使って
普段着を入れているカゴは八百屋さんでいただいたリンゴ箱へ。2つ重ね、端材で作った白いパレットに置いています。(パレットとは物流に用いる荷物をのせるための荷役台です)
パレットにフックをつけ、100円のベルトでリンゴ箱がずれないように固定。キャスター付きでまるごと移動できるリンゴ箱タワーは、引き出して使うのが可能です。
端材に取っ手をつけ100円の収納ボックスをネジで留めただけの簡易引き出しをパレットに入れて、スパッツやタイツを収納しています。
長女が学校へ着ていくジャージはこちらのカゴに収納。取り出しやすくて◎です。
小物や使用頻度が少ないものの収納
小物や使用頻度が少ないものはスペースや使い勝手を考えて収納しています。
◯サスペンダーやベルトは100均のPP容器とベルトで作ったボトルへIN
◯靴下はかごの中へ
◯使用頻度は少ないけれどしまい込みたくないものはトランク型収納へ
ベニヤ製のトランク型収納は手作りしたもの。
私の住む北海道は急に暑くなったり肌寒くなる日があったりするので衣服で調節することが多く、夏には薄手のカーディガン、それ以外の季節はニットや薄手の上着などを収納しています。
少しずつアイロンにもトライして
毎週月曜日に小学校へ持っていくエプロンや三角巾。娘サイズのアイロン台を作ったので、少しずつ練習しています。
ここに娘たちの洋服収納スペースを作ってから、お洋服選びも楽しそうにしています。出し入れしやすい収納なので、畳んだ洗濯物もすぐ片付けてくれるようになりました。
本当は娘たちのお部屋にこういうスペースを作ってあげられたらいいのですが、狭い我が家ではパズルのように部屋の役割を変えながら、娘たちの成長に合わせて変化をさせていっています。
しっかりと自分たちでお洋服の管理ができるようになるまでは、もう少しこのスペースのままで娘たちの様子を見守っていこうと思います。
娘たちのお洋服収納、最後まで読んで下さりありがとうございます。
次回は我が家の洗面所のお話です。北側で狭くて暗い洗面所は備え付けの古いシャンプードレッサーがあって、雑貨を飾ってもオシャレなボトルに変えてもあかぬけなくて好きになれない場所でした。
本当は洗面台のシンクごと替えたかった洗面所。でもやるとなったら大がかりになるので、できるだけローコストで、できるだけ労力を少なくDIYしました。
次のコラムもぜひお付き合いくださいね。
雑誌やテレビであるインテリアのビフォーアフター企画が好きなのですが、madoさんのおうちは今までの移り変わりがわかる、、まさにヒストリーですね。前回の台所コラムと同じく圧巻でした!
しかもそれをDIYでされていて、完成度が高く、、写真を見ているだけで楽しかったです。
こんなお店屋さんのようなお洋服コーナーがあったら、ますますオシャレを好きになりそうです。楽しみながら使えて維持もできたら、親子共にストレスなく過ごせそうですよね。
アイロンの練習を通してお洋服を大切にすることを自然と勉強できているのも素晴らしいなと思いました。
madoさん、ありがとうございました♩
(編集:kaori)
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