【暮らしのインテリア】目を惹くキッチンは我が家の顔〜田舎町に溶けこむ風情のあるおうち(ayumi2519さん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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家の中心的存在はオンリーワンの造作キッチン
初回のコラムでは家づくりのポイントについて田舎暮らしの一コマを交えながらお話しました。今回はキッチンのこだわりポイントや動線、使い勝手についてお話したいと思います。
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我が家は玄関から入ってすぐ目につくのがキッチンという間取りで、キッチンが家の中心的存在です。
毎日のお料理で立つのはもちろん、趣味である手作り石けんを作るのもキッチン。将来的には生徒さんをお迎えして、石けん教室を開きたいことを設計士さんにお伝えし、このような間取りになりました。
そのため、キッチンを孤立させるのではなく「皆が立ち入れる空間」を意識してアイランド型キッチンを採用し、部屋の中心的存在として個性を発揮させようと思いました。
造作キッチンを採用した理由とメリット
当初から、メーカーさんのシステムキッチンではなく、造作キッチンを希望していました。なぜか、量産的に作られているものより個性的だとかオンリーワンに惹かれるんです。
何より造作キッチンは木材がふんだんに使われたデザインで温かみがあり、おうちの雰囲気にもぴったり溶け込むように感じました。
シンクがはめ込まれた天板はステンレス素材ですが、コンロ側の作業天板はあえて木材に。壁面の飾り棚に器を陳列した時、木材天板との組み合わせのほうが温かみのある演出になりそうだと思い木材を採用しました。
設計士さんの素敵なご配慮で換気扇も木枠で隠してあるんです!隅々までぬかりの無い設計に驚きました。
収納部分としては、どれほどの調味料を持っているかなど事前調査を行っていただき、スパイス類が多い印象からコンロ下にスパイス専用引き出しを作っていただきました。
住む人の暮らしに合わせた設計ができるのも造作キッチンのメリットかなと思います。
インパクトのあるキッチンを求めて
キッチンが目を惹く存在にするには何か一つ大きな存在感が必要だなと思い、以前からタイル好きだったこともあり壁面は一面タイル張りにしようと考えました。
当初は薄いクリーム色のタイルを選んでいましたが、直前になりこれではインパクトに欠けるなぁと悩み始め、山ほどのキッチン雑誌を見て自分の好きなキッチン像を洗い出しました。
ふと目に止まったページがブラウンタイルのキッチン。その落ち着いた暖かみのある色合いと存在感に心掴まれ、絶対これだ!と思い、我が家のキッチンに採用しました。
壁面の飾り棚はあえて扉を付けずにお気に入りのカップ&ソーサーなどを陳列し、インテリアの一部として演出しようと考えました。
陳列する器は色合いや質感をなるべく統一し、背面のブラウンタイルに映える白やベージュなどの色合いの器を選んで陳列しています。見せたくない保存食や、キッチンクロスなどはお気に入りのカゴに入れて。
シンク上部に並ぶ3つの硝子ペンダント照明は安土草多さんの作品で、3つとも違う形の物を選びました。夜に灯すと程よい存在感でキラキラとキッチンを照らしてくれます。
アイランドキッチンの使い勝手と動線
よく聞かれるのが冷蔵庫の位置なのですが、ぴったり隠れるように設計してもらいました。キッチンのすぐ横に隠れているので、買い物から帰ってきてキッチンで荷物を下ろし、隣の冷蔵庫にしまうというひとつの動線になっています。
そして、使い勝手でよく質問いただくのがアイランド型って使いやすいの?といった点。
私自身アイランド型を採用する際、シンク側とコンロ側で作業場が分かれているので、その間の床に水や調味料などが落ちて染みついたりしないかなど、とても細かいですが不安要素もありました。
実際使ってみて分かったことは、シンク側の作業台で食材を洗って切るまでの作業を完了させ、切った食材をバットに入れて後ろのコンロ側作業台に運んで調理しています。
そうすると、水や調味料が床にポタポタ落ちることもなく比較的きれいに使用できています。作業スペースも広いのでパン作りの際のこねる作業もスムーズです。
最近では2歳の息子もお料理に興味を持ち始め、自ら椅子を持ってきて登り、私の作業する姿をまじまじと眺めています。時には野菜を盛り付けてくれたりとお手伝いも楽しそうです。
キッチンが開けた空間で、部屋と一体的になっているからこそ興味を持ちやすのかな?とも思います。
こどもが小さなうちは危ないものが多いからとキッチンに入らせないご家庭も多いかと思いますが、時には邪魔をされながらも一緒に料理をしたり、切り方を教えたりと、こどもの学べる場としてもキッチンを活用していきたいなと思っています。
キッチン詳細
●キッチンシンク側
・幅180×奥行き90×高さ85(センチ)
●背面キッチン
・幅270×奥行き64×高さ86(センチ)
・天板材質:不明/鏡面塗装仕上げ
●背面壁
・タイル:リクシル/型番不明
・飾り棚幅180×奥行き25.5(センチ)
・棚の間隔:25.5センチ
家の中で好きな場所はキッチンとおっしゃっていたayumiさん。
目を惹く存在にするにはどうしたら良いか、こだわり抜いて考えられた温かみのある素敵な造作キッチンは、まさにayumiさんのおうちの主役と言える存在感ですね。
夢である石けん教室を開くことを思い描いて作ったキッチンは、ayumiさんにとって特別な場所ということがとても伝わってきました。
デザインやサイズ、質感など、自分だけのオリジナル感や個性が出せるところも造作の良さ。こだわりと自分の好きが詰まっていたら、毎日キッチンに立つのが楽しくなりそうです。自分だけの造作キッチンとても憧れます!
アイランドキッチンはハードルが高いイメージがあって実際どうなのか気になっていましたが、作業スペースが広く、お子さんと一緒に立つのにもとても使い勝手が良さそうです。小さなうちからキッチンに一緒に立って経験させてあげるのはとても大事だと思いますし、そんな時間もかけがえのない時間ですよね。
ayumiさん、ありがとうございました♩
(編集:maki)
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