【暮らしのインテリア】コンパクトな空間に「好きと工夫」を組み合わせたリビング~三角屋根のモダンハウス(yu______oo.ooさん)
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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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明るいリビングで過ごす家族の時間
家族が家の中で多くの時間を過ごすリビング。
家づくりにおいて特にコダワリたいと思う場所の一つではないかと思います。
そこで今回は我が家のリビング・ダイニングについてのコダワリやインテリアなど、詳しくお話したいと思います。
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私の家づくりのイメージとして、キッチン・ダイニング・リビングというと、ひとつながりの広々とした空間で、こども達が走り回れるような広さを確保する事が理想でした。それと同時に、リビングとは別に和室を設けたいとも思っていました。
おうち造り全体のコスト面を考えても、延べ床面積を抑える事が予算内で落ちつく一番いい案だろうということになり、LDK全体の広さは14畳程で今の我が家のスタイルに落ち着きました。
背の低いベンチで空間に広がりを
当初の理想であった広々と走り回れるリビングとはいかずコンパクトなリビングになりましたが、少しでも空間を広く見せるために収納兼・腰をかけて食事をしたり、くつろいで団欒が出来るようなベンチを造作してもらいました。
ベンチのある場所は、大きな窓から日差しがよく入り明るいので、座って何か作業をしたりベンチをテーブル代わりにして裁縫を楽しんだりと、お気に入りの時間を過ごすスペースになっています。
またベンチの下は収納スペースになっていて、散らかりがちなおもちゃを収納しています。
無印良品のやわらかポリエチレンケースを使ってこどものトミカシリーズのレールなどをざっくり収納しています。
このボックスは、蓋が半透明で上から見れば中身がうっすらと確認できますが、正面からは中身が見えないのでベンチ下に仕舞ってしまえば見た目もスッキリです。細かなおもちゃもまとめて収納することが出来てホコリよけにもなります。
こどもにも持ち運びやすいケースなので、自らベンチ下から引き出しボックスからおもちゃを自由に出して遊んでいます。
放っておくと、テレビの下やベンチの上にトミカの道が出来るのでしばらく道を出したままにしていますが、私が部屋を掃除する時にポイポイッとボックスに適当に収納します(笑)
今はまだこどもも幼く、片付けてもすぐ散らかるの繰り返しなのでざっくりした収納が便利で我が家らしいと思います。
キッチン寄りのベンチにはチェアパッドを置き、ここに座って食事が出来るようにしてあります。
ダイニングセットはunicoのSKOLAというシリーズです。今は廃盤になってしまったのですが、黒いアイアンと木の組み合わせがインテリアを引き締めてくれていると思います。
ベンチのおかげで大人数座ることが出来てテーブルも脚が細く圧迫感がないデザインなので、省スペースにもなりリビングを広く使えています。
北欧のテイストが好きなので、ダイニングの照明にはLIGHTYEARS のCaravaggioを採用しました。
artekのテーブルやYチェアにも憧れがあり、いつか新調する時があれば我が家にお迎えしたいな、と思っています。
配線類は最初の計画が肝心
我が家はテレビを壁掛けにし、スッキリ見せるためにテレビボードは設けませんでした。壁掛けにすることで下のスペースもムダにならずリビングも狭めないので、採用して良かったなぁと思います。
DVDデッキなどの収納はベンチの一番端に専用の棚を作ってもらい、テレビ周りで必要なモノをまとめて収納しています。
・上段:DVDデッキ
・下段:無印良品のポリプロピレンケースにDVDなど
配線などはテレビの裏から壁の裏を通り、床下から出るようになっています。テレビ本体の配線もテレビの裏にコンセントがあり、テレビ周りの配線のごちゃごちゃした様子が見えないように工夫してあります。
入居前にきちんと計画しておいたおかげで、このスッキリさが実現しました。壁掛けテレビを検討されている方は設計段階での綿密な打ち合わせがおススメです。
家族それぞれの寛ぎ方
新居のリビングに置く為のソファの購入を考えた際に、私は1人掛けのソファが欲しいなと思っていたので1シーターのソファを設置しました。選んだのはマルニ木工のソファとオットマンです。
◯ソファ&オットマン
・オットマン:マルニ60オークフレームオットマン
実は数人掛けのソファーを独身時代に置いていたことがありましたが、誰かが横になって寝転んだりすると、結局他の人が座れるスペースがなくなったり、部屋の中での存在感や圧迫感が凄くなってしまった経験がありました。
その経験から我が家のリビングには大きなソファは向いていないと考えて、1人掛けソファーを置くことにしました。
実際暮らしてみて、ラグを敷いているとソファに座るよりも床でゴロゴロとくつろいでしまうので、1人掛けのソファで十分だと感じています。
冬はコタツを出していますが、それ以外の季節ははラグの上で寛いだりが家族皆のお気に入りです。私はベンチに座ってお茶をするのが好きなのでベンチで寛いでいる事も多いです。
決して広いリビングではありませんが、吹き抜けがある分、解放感もありながらコンパクトで落ち着いた空間になり、それぞれ別の事をしながら過ごしている時間も家族を身近に感じることができるリビングになったなと思っています。
因みにベンチ反対側のテレビの横のドアが和室に繋がるドアで、その横は玄関土間に繋がるドアになっています。
引き戸なのでフルオープンにもなり、リビングから土間までひとつながりの空間にも出来るようになっています。
土間や和室についてはまたいずれコラムでお話したいと思います。今回も最後まで読んで下さり、ありがとうございました♪
LDK全体で14畳と決して大きくない空間ですが、全く狭いと感じさせないのがすごいですね。
窓の下にベンチを長く配置することによって座ることはもちろん、直線のベンチが圧迫感を与えずに部屋全体に奥行きを感じさせてくれていると思います。
ベンチ下には収納家具が必要ないほどの収納力も備えているので、ベンチの上にモノが溢れてしまうこともなくとてもスッキリして見えますね。収納はざっくりと分ける程度にして、片付ける習慣が続きやすくするのも小さなお子さんのいるご家庭では大事なポイントだと思います。
玄関土間に繋がる二枚のドアをフルオープンにすれば二階まで一気に空間が広がり、それぞれの場所で過ごしながらも家族の気配が感じられそうで、とても居心地が良さそうなのが伝わってきます。
個人的にはミナのタンバリンのファブリックが部屋にあるだけでかなりテンション上がりそうです(笑)ここでゆっくり一人掛けソファに座って過ごす時間、とても気持ちが良さそうですね~♪
yuさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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