【あの人の暮らしが素敵な理由】後片付けのハードルを下げて、特別な絵の具遊びを楽しむ〜こどもと過ごす冬のおうち時間 (ak__ie__ie さん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は、「こどもと過ごす冬のおうち時間」をテーマに、@ak__ie__ie(以下、akieさん)のお話をお伺いしていきます!
偶然うまれるかたちやカラフルな色にワクワクする時間
akie
冬本番が近づいてきたのを感じます。寒さが厳しい日や、雪が降っている日に小さな子と一緒だとなかなか外に出にくいこともあります。そこで今回は、こどもと過ごす冬のおうち時間についてお話したいと思います。
偶然を楽しむ、絵の具は特別な道具
天気もよくないから今日は一日お家にいよう!という日、娘に何がしたいか尋ねると「絵の具がしたい」と返ってくることが多いです。塗り絵でもただのお絵描きでもなく、絵の具。色鉛筆やクレヨンと違って色を混ぜられたり水を使ったりするから、絵の具は特別な道具のようです。
大胆なタイプではない娘は、色鉛筆で線を描いてから塗っていくスタイル。まだ絵の具に慣れていない頃は縦横に線を引いてできた形を塗ったり、大小の円を描いてそれを塗ったりして練習しました。
はみ出したり滲んだりして、偶然うまれるかたちや色を楽しむのも絵の具遊びの醍醐味だと教えているので、塗り始めたら迷うことなくどんどん色をつけていきます。最近では私はほとんど口出しせず見守るだけ。ただの筆洗の水換え係です(笑)
アクリル絵の具と水彩絵の具
この日はアクリル絵の具を使っていますが、あまり時間の無い日は固形の水彩絵の具を使うことも。はじめての絵の具はこれでした。
水彩絵の具なら家具やお洋服に付いても水で落としやすいから、おおらかな気持ちで見守れます。アクリルは乾きやすいのが良いところ。紙いっぱいに色を塗って夢中になるうちに、手や腕にべったり絵の具が!といった心配は、アクリル絵の具が少ないかもしれません。
「準備、後片付け問題」のハードルを下げるには
想像力や感性を磨いてもらうためにも絵の具遊びは大歓迎なのですが、準備や後片付けのことを考えると少し面倒….というのも正直な気持ち。そのため、道具を選ぶときの基準は【片付けのラクさ】に重点を置いています。
◯パレット
最も洗うのが大変なパレットはペーパーパレットを使用。様々な種類が売られている中、愛用しているミューズのペーパーパレットは、仕切りの凹凸がありとても気に入っています。
仕切りのないものを使っていた時は、混色していくうちに「全部茶色になっちゃった」なんてことが度々あったのですが、これなら混ざってしまう心配が少なくこどもでも使いやすいと思います。そしてお絵描きが終わったら、ペラっとめくって捨てるだけなので本当にお手軽です。
◯筆洗いバケツ
筆洗バケツはダイソーのタッパーで代用しています。フタが立つタイプは水はねを防げておすすめです。フタのヘリで筆についた余分な水を落とすこともできて、とにかく便利!
汚れが取れなくなったら買い直せばいいかなと思い使用後は軽くすすぐ程度です。しかし元々がタッパーなので洗いやすく、もう一年ほど使っていますが今のところ新調する必要はなさそうです。
◯筆
ちなみに筆もダイソーのものを愛用しています。4本セットで100円のナイロン筆ですが、毛抜けもなく丈夫。こどものお絵描きには十分なクオリティじゃないかなと思います。
◯収納
収納は無印良品のやわらかポリエチレンケースに。持ち運びしやすく濡れても平気なケースは、絵の具の収納にぴったりです。さらに洗った道具をケースの中で乾かしておけば、キッチンや洗面台のスペースを取られることがありません。
◯筆拭き用の布
筆拭き用の布はウエスを利用しているので、洗わずに乾燥させるのみ。目一杯汚れたら新しいものに変えています。
遊びの一環になる「後片付け」
片付けは娘にやってもらうのもあり、きっちりキレイに収めることは特に意識していなくて、蓋が閉まればオーケーです。カウンターの下はほぼ娘の使うものしか置いていないため、保育園のロッカーと同じように自分で整理させています。
最後のお片付けも自分で。まだまだ毎回促してあげる必要はあるものの、遊びの一環としてお片付けまでできるようになってきました。
完成した絵を飾って親子で楽しむ
こどもの描いた絵は私にとって宝物。たくさん増えても残しておきやすいように、絵はスケッチブックから切り離さずそのままにしておきます。スケッチブックごと保管すれば個別に整理する必要がなく、あとからアルバムのようにパラパラめくって見られて楽しいです。
また、壁に立て掛けておきやすいので、しばらくの間カウンターなどに飾っておくことも。この日の絵は『ママへお花のプレゼント』だそうです。ブーケをイメージしたカラフルでかわいい作品。娘としても大成功だったようで、満足げに眺めていました。
「こどもの描いた絵は私にとって宝物」という、akieさんの言葉に、ウンウンとうなずかれた方も多いのではないでしょうか。
私の場合ですが、宝物に思う気持ちは同じなのに、絵の具を使うとなると余裕がある時以外は渋ってしまいそうになります。ですので、akieさんの準備や後片付けのハードルを下げる方法はとてもいいなと思いました!
こどもの時期ならではの色づかいや感性ってありますよね。使うのが絵の具だとより広がりを感じます。自由な発想で筆を持つ時間は娘さんにとって特別なもの。
後片付けまで遊びの一環として自分でしているのも素晴らしいですし、ママも助かるなと思いました。
最後のブーケをイメージした絵とそれを見つめる娘さんが可愛くて、そしてその絵と娘さんを見つめるakieさんの優しい眼差しを感じました。
(編集:kaori)
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