【あの人の暮らしが素敵な理由】主役はこどもたち!使いやすい収納の土台づくり〜年末に向けてするお片づけ(整理収納アドバイザー1級・shiroiro.homeさん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「年末に向けてするお片づけ」をテーマに、整理収納アドバイザー1級資格をお持ちの@shiroiro.home(以下、shiroiro)さんのお話をお伺いしていきます!
気持ちよく新しい年を迎えるためのオモチャ収納
shiroiro
皆さんは片付かなくて困っている場所・ものはありますか?我が家の中で一瞬にして散らかるものは“オモチャ”です。
こどもたちには「片付けなさい」「そんなに広げないで」などとガミガミうるさく言うのではなく、思いのまま自由に好きなことをして遊んでほしい!そんな想いがあり、どれだけ散らかしても片付けはサッとできるように、簡単な仕組みでオモチャ収納をつくるよう心がけています。
近くにあれば片付けやすい
毎日のように片付けが必要なものこそ、使う場所の近くに収納場所を設置するのが大切です。少しでも場所が離れてしまうと、片付けが億劫になってしまう原因にもなりやすいと思うんです。
我が家では、よく遊ぶオモチャをキッチン前面の扉の中に収納しています。主にこども達はリビングで遊ぶので、一番近い場所をオモチャ収納に選びました。
ここで使用している収納ケースは、ニトリ・無印・100円均一のものがほとんどです。
オモチャ収納に関わらず、家の中でよく散らかるものの収納を最優先に考えて整えることで、毎日の生活を楽に出来ると思っています。
使うのは誰?を意識して
オモチャ収納を考える際には、3つのルールを自分の中に設けています。
・収納ボックスを細かく分けすぎない
・オモチャの管理人は「こども」だということを意識する
・親の判断でこどものオモチャは捨てない
一人一人に大きなサイズの収納ケースを用意して、自分のものなら何でも入れていい自分専用オモチャボックスを作りました。
中に入れるものは本人たちに任せ、少しくらいごちゃついても気にせず大胆に収納を仕切ることが、こどものお片付けのやる気スイッチを押す行動に繋がると考えています。
ボックスの中で細かいものが迷子にならないように、兄弟それぞれに巾着袋を渡しています。
カテゴリー毎に収納する
よく遊ぶオモチャはカテゴリー毎ボックスに仕分け、見やすさと取り出しやすさを意識して収納しました。ラベリングはこどもが読みやすく、すぐに判断しやすいように、ひらがなやカタカナ+絵でも分かるようにシールをつけています。
レゴはなるべく探しやすいように浅いケース2つに分けました。普通のパーツはまとめて収納し、もう1つのボックスには特殊部品と、作った作品を入れるスペースを設けています。
トミカやプラレール、マグフォーマーなどは1ジャンル1ボックス収納です。
仕切りやケースで欲しいものがすぐ手に取れるように
本や塗り絵・折り紙やトランプゲームなどの紙製のものと、お財布や細かくて大切にしているものを入れています。
息子たちが大好きなキーホルダーは、保育園バッグに付けたい時にパッと開けてすぐに交換できるように、専用ボックスをつくって収納しました。
クリアで中身が見える薄型ボックスは、デッドスペース空間の有効活用にもってこいのアイテム。
外側から中に何が入っているか見えるので、たとえラベリングしていなくても分かりやすく、積み重ねができるのも良いところ。使用頻度があまり高くないものは、積み重ねて収納しておくのが便利です。
ジップ付きファイルケースはカードゲームやお財布、折り紙や作品を入れました。出し入れしやすいように、ファスナーを上部分のみ開けっぱなしにしています。
このファイルケースは種類別に分けたいけれど収納する量が少ない、といったものが多数ある場合に向いています。見た目も真っ白でとてもスッキリしているところが嬉しいポイントです。
自分で考えて続けられるお片づけ
ただ細かいものを入れているだけでうまく使えなかった3段ボックス。
ある日息子が「1番に好き・2番に好き、という風に引出しを分けたらどう?」と提案してくれました。予期せぬ仕分け方に驚きましたが、こどもが自分で考えて仕分けた場所なので、今でもしっかり管理してくれています。
親から一方的に言われてする片付けと、自分も考えたり手を加えた場所の片付けとでは、やる気も大きく変わってきます。また、その場所が使いにくかった時の改善点も、こどもの方が自然とわかるものなんだなと思いました。
使いやすいように想定しながら、収納の土台づくりをしてあげるまでが大人の役目。そこからの工夫や中に入れるものは、こどもの意向に耳を傾けながら一緒に進めるのが大切です。
オモチャ収納に悩んだり迷ったら、これからもこどもたちに問い掛けをし続けていきたいと思っています。それがこどもの自立にも繋がっていってくれたら嬉しいです。
これから訪れるクリスマスやお正月などのオモチャが増えがちな時期に、収納の見直しをして定位置を決め、スッキリした気分で新しい年を迎えられたらいいですよね!
クリスマスにお正月と、この時期一気に増える可能性のあるオモチャ。加えて冬休みで家にいる時間が増えて、一日中オモチャがリビングに散乱しているなんてご家庭も少なくないのではないかと思います。我が家がまさにそうです(笑)
shiroiroさんはお子さんがオモチャを片付けたくなるような仕組みを作ることで、こどもも親もストレスのない収納を実現されています。
ムクリライブでお邪魔させていただいた時も、どうやったら出しやすいか・使いやすいか?を常に考えて収納されている様子を見て、家族に優しい収納ってこういうものなんだと実感しました。
こどもに管理人になってもらいながら、どんなオモチャ収納が使いやすいか一緒に考えたり工夫したり、そんな時間の過ごし方も楽しそうですね♪
(編集:megu)
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