【暮らしのお掃除術】洗濯機の排水口周りから柔軟剤スプレーをご紹介〜明日からできる「毎日こそうじ」(_____mariagramさん)
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「暮らしのお掃除術」はインスタグラム中心に日々整理・収納、お掃除を実践されている方にご協力いただき、コラム形式で配信していきます。
目的や手順、使用しているアイテムに至るまで実践形式でご紹介していきます。ご存知の内容もあるかと思いますが、ぜひ復習も兼ねてご覧いただければ幸いです。
※記事をご覧いただき実用する際には商品(洗剤等)の使用上の注意を必ずご確認いただき、また使用するもの、場所によっては対象物の注意書きもご確認いただくようお願いいたします。
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明日からできる「毎日こそうじ」
お掃除が苦手な私が毎日ちょっとしたお掃除をする「#毎日こそうじ」。難しい作法は一切なく、明日からでもすぐに始められるものばかりをご紹介していきます。
なるべく丁寧に解説していきますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
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柔軟剤スプレーでのこそうじ
掃除をしてもすぐに溜まってしまうホコリ。しかもこのホコリ、アレルギーを引き起こす原因にもなるので侮れません。ホコリ1gの中にはカビの胞子が100万個、ダニは2000〜3000匹も潜んでいるとも言われています。
実は、「水」と「柔軟剤」を使ってお掃除するだけで、ホコリが付きにくくなるんです。
そもそも洗濯に使う柔軟剤の働きは、衣類を柔らかくするだけでなく、静電気を防止してホコリや花粉の吸着を抑える作用があります。
その成分を利用した柔軟剤スプレーをご紹介します。お掃除中やお掃除のあとに好きな香りが漂うのも嬉しいポイントです。簡単に出来ますので是非試してみてください。
◯柔軟剤スプレーの作り方
1.ボトルに柔軟剤を小さじ1(5ml)以下の分量で入れる
2.水道水を200mlほど注ぐ
3.ボトルに蓋をして軽く振って出来上がり
※香りを強くしようとして柔軟剤の量を多くしないでください。白い拭きムラが残ったりする原因になります。
※この時に重曹を加えると消臭効果をプラス出来ます
水200mlに対して、重曹5g程度。
◯掃除方法
1.はじめに対象箇所のホコリを拭き取ります。ホコリを取るのは乾拭きです。最初にこれをすることでホコリが張り付かず、キレイに拭くことが出来ます。
2.作った柔軟剤スプレーを使いマイクロファイバークロスで拭きます。直接スプレーを吹き付けず、クロスにスプレーをしてから軽く拭き取るようにすると液ダレもしないのでオススメです。
◯注意事項
柔軟剤スプレーは作り置きが出来ません。長くても3日で使い切るか廃棄してください。時間が経ってしまった柔軟剤スプレーは、スプレー内で菌が繁殖してしまい、それを使用してしまうと逆に菌を塗ってしまうことになります。
水は水道水を利用してください。ミネラルウォーターや浄水はNGです。
家具の材質によっては柔軟剤を使うと柔軟剤の成分に反応して変色などしてしまう恐れがあります。最初は目立たないところで確認してから使用することをオススメします。
◯必要なもの
・水(ミネラルウォーターNG)
・柔軟剤
・液体を入れる容器
・所用時間:作る作業1分(+拭き掃除の時間)
こどものおもちゃのこそうじ
今回のおもちゃは木製キッチンです。
プラスチック製のおもちゃ等は、セスキ水やパストリーゼなどのアルコールで拭いたりしますが、木製のものは基本湯拭きしてカビが生えないようによく乾かします。
木製のキッチンでも、取っ手部分やIH部分、水栓部分など木製じゃないところもありますので、そこは除菌も兼ねてパストリーゼで拭いています。毎日必ず触るおもちゃなので、湯拭きだけでもダスタークロスが黒くなりました。
◯必要なもの
・タオルやダスタークロスなど柔らかい布
・お湯
・所用時間:15〜20分
※木製キッチンの場合
洗濯機ホース内側と排水口のこそうじ
ちょっとこれは…と思う方も少なくないんじゃないかと思います。難しそうですよね。ややこしそうですよね。ハードル高ーーいっ!って思いますよね。分かります。私も最初はそう思っていましたし、絶対自分には出来ないと思ってました。
でもここを放っておくと汚れが詰まってしまって洗濯機がエラー起こしたりするそうです。実際友達のお家の洗濯機がエラーを起こした際に洗濯機の排水口を調べたら、とんでもない量の汚れが出てきたそうです。
私もこの話を聞いて、洗濯機のホースも排水口もちゃんとお掃除をしなくちゃいけないんだと初めて知りました。難しそうなんですが、実は想像しているよりも簡単です。
恐らく一番やり方がわかり辛いのは排水口だと思います。ただこれはお家によって様々です。防水パン仕様だったりすると洗濯機を動かすのも一苦労ですよね。洗濯機と排水口の間のスペースが狭くて手が入らなかったり、自分で洗濯機を動かして元に戻せなくなったらどうしようと不安に思ってなかなかチャレンジ出来ない方も多いと思います。
我が家は防水パン仕様ではなく、床に直接接続するタイプの排水口。掃除をしやすいようにキャスター付きの洗濯機台に洗濯機を乗せて移動させられるようにしています。
このおかげで排水口のお掃除も洗濯機を動かせて場所を確保出来ます。お掃除が出来そうな位置に排水口がある、もしくは洗濯機を動かせる、怖いけどやってみたい!という方はぜひお掃除してみてください。
◯洗濯機の排水口の掃除方法
1.念のため洗濯機の蛇口を閉めて電源を切りましょう。
2.まず排水口のトラップ部分を外していきます。
外し方などの違いがあるかと思いますので、取説の確認をお願いします。我が家の排水口タイプでの説明になりますが、パーツは似たものが多いと思います。
・ロックナットを緩める→・ゴムエルボを引き抜く→・椀と外縁を外す→・椀の中に溜まったゴミを取り綺麗に洗う。(今回はタライでオキシ漬けしました)
ここにゴミや汚れが溜まって最悪詰まってしまいます。
もしこの時に排水管の方の汚れや匂いが気になったら、トラップを外したついでにパイプユニッシュなどのパイプクリーナーで掃除するといいかもしれません。
パーツを取り外した排水口にパイプユニッシュを注ぎ入れて一定時間放置すると、溜まった汚れを溶かしてくれます。放置した後、パイプユニッシュを注いだ排水口内にコップなどで何回かに分けてこぼれないように水を入れてすすげば排水管も綺麗になります。
※今回ホース内の掃除もするので、戻し方はホース内の掃除方法の後に載せます
◯ホース内の掃除方法
続いてホース内のお手入れについて解説していきます。
1.今回排水口トラップの椀などをオキシ漬けしている間にホース内もオキシ漬けします。まず写真の様にホースを洗濯機本体にガムテープ等でしっかり固定します。
2.次にホース内に入れるオキシ液を作ります。
私はホース内に注ぎやすいように1.2リットルのウォータージャグを使っています。やかんやケトルなどを使っても注ぎやすいかと思います。
付属スプーン目盛り1のラインより少なめ(20〜25g)程度のオキシクリーン(アメリカ製使用)をウォータージャグに入れます。そこにお湯(60℃くらい)を勢いよく入れます。勢いよく入れるとオキシクリーンが溶けやすいです。
3.そのままオキシ液をホースの中に注ぎます。
我が家の場合ですが、1.2リットルのウォータージャグ2杯ちょっとでホース内が満タンになります。各ホースによっても違いがあるかと思いますので、ゆっくり様子を見ながら注いでください。
1回目注ぎ終わったらジャグにお湯を追加で入れて、またホースの中に注ぎます。※この時オキシクリーンは追加しなくて大丈夫です。お湯のみ追加で入れてください。
4.写真のようにギリギリまで入れないのがポイントです。(もうちょっと少なくてもOKです)
オキシ漬けしている間に圧でお湯が溢れたり、空気が出てポコポコしたりします。知らぬ間に漏れてきてしまうので、お湯は少なめに注いでください。
5.この状態で4〜5時間放置します。
※オキシ漬けの場合は少なくとも20分以上放置しましょう。漬け置きの時間が長いほど効果的ですが、6時間経つと効果がなくなるので、それ以上の漬け置きは意味がありません。
6.4〜5時間経ったらホース内のオキシ湯をバケツ内に出します。
1回出し終わっても中にはまだまだ汚れが残っています。新たに水をホース内に入れて→バケツに出すを繰り返します。
繰り返すうちに中のゴミや汚れが全部出て、出てくる水も綺麗になっていきます。
7.出てくる水が綺麗になったら、洗って綺麗にした排水口トラップのパーツを戻します。
・外縁をはめて椀をゴムエルボに付ける→・そのままゴムエルボを排水口の中に入れる(この時椀に水を入れておきましょう)→・ロックナットを締める。
これで完了です。文章にするととても長くなりましたが、実際に掃除する工程はこれだけです。
1.トラップパーツを外して洗う
2.ホース内にオキシ液を入れて放置する
3.オキシ液を捨てて水を入れて綺麗になるまですすぐ
4.パーツを戻す
私はこの作業2回目ですが、やはり1回目は手こずって放置時間除いた作業時間だけで40〜60分くらいかかりました。でもそれで要領が掴めたので今回の2回目は作業時間だけなら20分くらいです。
1〜2回してしまえば要領が掴めます。
オキシ液を出す時はちょっと衝撃的なものが出るかもしれませんが、綺麗になったという実感はかなり得られるこそうじです(笑)
◯必要なもの
・洗濯機:日立/BW-V80A W
・オキシクリーン
・お湯・ガムテープ
・オキシ液を入れる入れ物(やかん等)
・バケツ・所用時間:30〜60分(+漬け置き時間5時間)
洗濯機ホース外側のこそうじ
ここはなかなか目にも付かないし、存在すら忘れていることの方が多いかもしれません。
気付いた時にはホコリがびっしり…というよりベッタリになっていることも。。。ホコリは時間が経つと油汚れと一緒でベタベタの汚れになります。
ただでさえ掃除がしにくい洗濯機周りなのに、ベタベタ汚れを掃除するのは本当に大変。そのため、汚れないように最初からラップを巻きつけてしまえ!ということでグルグルと巻きつけています。
◯手順
1.最初に汚れを落としましょう。
ホースは溝があるので、雑巾や布類で掃除してもなかなか綺麗に取りきれません。ブラシを使ってホコリを取ります。
もしすでにベタベタ汚れになっていたら、ブラシを濡らして中性洗剤を少し含ませて洗うか、セスキ水を吹きかけてブラシで擦ると綺麗になると思います。ホースの下に雑巾を敷いておけば下も濡れません。
2.ホースの汚れが落ちたらラップを巻きつけていきます。(この時ホースは完全に乾かしてください。乾く前にラップを巻いてしまうと、カビが発生する可能性があります)
特に難しい作業ではありません。ピシッと貼り付けなくてもOKで、ホコリがつかなければ良いだけですので、シワとかも気にせずグルグル巻くだけです。
ホースの端から端まで巻いて、最後ギュッギュッとラップをホースに馴染ませれば完成。そんな目立って見えるようなものでもないのでこんな見た目でも気になりません(笑)
もし取れてきそうだなとかズレそう?と思ったら、マスキングテープやセロテープでラップ部分を留めてもいいかと思います。
◯必要なもの
・ホコリ取り用ブラシ
・サランラップ
・テープ(必要であれば)
・所用時間:15〜20分
いかがでしたか?
今回はホコリが溜まりやすい場所を中心にご紹介しました。
実は前回の最後に、1週間分のこそうじをご紹介するとお伝えしましたが、かなりの量になってしまい「こそうじ」感が一切なくなってしまったので、ムクリさんと相談し小分けさせていただきました。
最初のコラムでもお話しましたが、「毎日こそうじ」のポイントは、普段のお掃除にプラスαで何かできないか?というところからスタートしています。
大掃除や、普段の掃除の手間も減らす目的があるので、本日ご紹介したホコリが溜まりやすい場所は定期的にお手入れする習慣が付くと後々負担も減ると思います。
次回は電化製品周りを中心に書かせていただく予定です。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
洗濯機のホースの中!?ですか。。
なるほど。。。(笑)実は、mariaさんから頂戴した写真で実際の汚れが落ちたものがありましたが、割と衝撃的で掲載は控えました(笑)
年末に排水口部分を掃除しましたが、まぁ汚れが酷かったです。やっぱり衣類はホコリも出やすいですから、洗濯機周辺はお手入れ必須だなと感じました。
とはいえなかなか面倒!という方もいらっしゃると思いますが、mariaさんの丁寧な解説をご覧いただき、ぜひトライしてみましょう!
mariaさん、ありがとうございました♪
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