【暮らしの整理・収納術】動線から考えたものの配置と、キッチン収納のポイントとは〜シンプルシックなおうちで快適に暮らす(mnmuehueさん)
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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。
「暮らしの整理・収納術」はインスタグラム中心に日々整理・収納、お掃除を実践されている方にご協力いただき、コラム形式で配信していきます。
目的や手順、使用しているアイテムに至るまで実践形式でご紹介していきます。ご存知の内容もあるかと思いますが、ぜひ復習も兼ねてご覧いただければ幸いです。
※記事をご覧いただき実用する際には商品(洗剤等)の使用上の注意を必ずご確認いただき、また使用するもの、場所によっては対象物の注意書きもご確認いただくようお願いいたします。
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コラム執筆者のご紹介
今回からコラム連載がスタートするのは、以前にムクリのおうち探索コラムでお話を伺った@mnmuehue(以下、mai)さんです。
その際は設備やおうち全般についてお話いただきましたが、落ち着きのある美しい収納が印象に残り、主に整理収納を中心にしたコラムをお願いすることとなりました。
シンプルシックなインテリアとなじんだ美しい整理収納のコツ、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それではmaiさん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして、maiと申します。9歳上の夫、愛犬2匹(トイプードル/ボストンテリア)と一緒に暮らしています。
わが家は夫の同級生である工務店にお願いをし、2019年2月に完成しました。
家づくりをしていく過程で収納に興味を持ちはじめ、整理収納アドバイザーの講座を受けました。整理収納の基本を知って、シンプルにすっきりと暮らしたいと思うように。
わたしなりの視点で整理収納についてお話したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
見せる収納をすっきりさせる「3つのルール」と、我が家の引き出し収納の使い方
スムーズな動線を意識したキッチンまわり
わが家は細長い造りなので、リビングとダイニングキッチンが横並びになっています。
冷蔵庫の位置はキッチンの奥ではなく手前に決めました。リビングから飲み物などを取りに行くのがラクですし、調理中に人の出入りがないので包丁や熱いお鍋などを使用していても安全です。
食料品のストック場所は冷蔵庫から近く収納しやすい場所として、キッチンの足元にざっくりと収納しています。
ゴミ箱はキッチン奥のパントリーにありますが、調理中に出た野菜クズなどはポリ袋に入れてその都度冷凍してしまうので、特に不便はありません。
ゴミがたくさん出るような時は、キャスター付きのゴミ箱なのでキッチン側に持ってくることもあります。
愛犬の水飲みボウルをキッチン脇に置いているのは、すぐに水を足したり洗ったりできるように。動線をスムーズにすると時短になり、面倒くささやストレスもなくなると思います。
見せる収納をすっきりさせる3つのポイント
キッチンツールなど頻繁に使用するものは、すぐに手に取りやすいように”出しっぱなし”が便利。調理中は手が汚れているのもありますし、引き出しを開けるワンアクションでも何度も繰り返すとストレスになったりします。
そこで「見せる収納」となるのですが、以下の3つのポイントがあります。
◯統一感を持たせる
色、柄、素材などを揃えるとすっきりまとまって見えます。
わたしはキッチンツールを好きなステンレスで統一していて、マグネットナイフラックによく使うキッチンツールをまとめています。
まとめているものの詳細は以下の通りです。
ツール(写真左から)
◯余白をつくる
見せる収納に適度な余白を持たせると圧迫感がなくなり、ごちゃごちゃして見えにくくなります。
◯見せるものの選択
見せるものはお気に入りのものに厳選すると◎好きなものに囲まれていると、毎日の料理や洗い物のやる気も自然と出てきます。
例えば食器洗剤もインテリア性のある容器や落ち着いたパッケージを選ぶと、出しておいても空間の邪魔になりません。しまい込むだけが収納ではないですよね。
一方、見せる収納のデメリットとしては、やはり油はねと埃問題。引き出しなどに収納した場合と比べると、どうしても掃除のしにくさは出てきます。
キッチン本体の引き出し収納
キッチンは以前のコラムでもご紹介したクリナップのセントロです。収納は引き出し式で、コンロ下に3つ、食洗機下に1つ、シンク下に2つの計6つの引き出しがあります。
◯コンロ下収納:上段
コンロ下収納の上段は本来グリルのある部分ですが、グリルレスコンロのため収納になりました。主にカトラリー類をしまっています。
ケースで仕分けると、見た目も分かりやすく取り出しやすくなりました。ケースは100円均一のものを組み合わせていて、ざっと丸洗いできるので清潔に保てます。
◯コンロ下収納:中段
コンロ下の中段は中にトレーがあり2段になっています。トレー部分には調味料とラップなどを収納しました。
スパイス類はうまく立てて収納できる場所がなかったので、横向きに収納。これが見やすいのです!バラバラになりがちなスパイス類は、メーカーを揃えるだけでも統一感があります。
調味料は使いやすいかどうかを基準にして、詰め替えをするか決めています。砂糖や塩などは詰め替えをし、油やみりんは詰め替えていません。
詰め替えした方が見た目はきれいに揃いますが、引き出しに収納してしまうのでパッケージそのままに使用しています。常温保管以外の調味料は冷蔵庫で保管しています。
食洗機の洗剤、お掃除スプレーもここにあります。本来はシンク下に収納するのが理想ですが、高さの問題がありました。調味料と一緒なのが気になるので、無印良品のファイルボックスで分けています。
◯コンロ下収納:下段
キッチンまわりで使用するラップや食器洗剤、スポンジなど消耗品のストックをざっくり収納しています。
◯食洗機下収納
製菓道具など、使用頻度の少ないものを収納しました。
◯シンク下収納 :上段トレー
上段の引き出しの中はトレー式の収納がふたつあります。オプションで付けたトレー式の収納は、まな板やスケール、料理本など薄めのものを収納するのに便利です。
引き出しと同時に出てくるトレーにはキッチン付属のケースを使用して包丁やスライサーを、100円均一のケースを使用して網やポリ袋などを収納しています。
◯シンク下収納 :上段
トレーの下にあるスペースにはボウルや保存容器を収納しています。
保存容器はiwakiのパック&レンジをサイズ別に愛用していて、耐熱ガラスのため電子レンジOKで匂い移りなく冷蔵庫の中でも中身がすぐに分かるのでオススメです。
◯シンク下収納 :下段
前述しましたように、ここには動線を考えて食料品のストックを収納しました。
食料品は頂き物や購入するものが日々変わるので、ざっくり収納がわたしには合っていました。なるべくパンパンにならないように、余裕を持たせています。
わが家では夫も料理をするので、ふたりともが把握できるようにものの定位置を決めています。定位置が決まっていると、後で使いたいときに無くて探すことがなくなりました。
キッチンの壁にステンレスでまとめられたマグネットナイフラックが、maiさんのおうちに似合っていてとてもカッコいいです。見せる収納を超えてオブジェのようにさえ感じますね。
スパイス類を寝かした収納は立てるスペースがなかったからだそうですが、見渡せて使いやすそうで、こういう発見って嬉しいですよね。フタが上向きで並んでいるとラベリングが必要だったりしますが、この方法だとそれも必要ありません。
シンプルシックなおうちのインテリアと、引き出しを開けた時にカラフルなストック品がギュギュッと並べられた様子の対比が印象的でした。
maiさんのおうちにはパントリーもあって、そこにストック品を置くという選択もあるかと思うのですが、動線を考えた収納にされたのがポイントですね。
そして、逆にパントリーには何があるのだろうと興味をかき立てられました。今後のコラムでお話してくださるのを楽しみに待ちたいと思います。
maiさん、ありがとうございました♪
(編集:kaori)
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