【暮らしのインテリア】「癒しとコミュニケーションをいざなう寝室」白樺の家具の作り方をご紹介~DIYでつくる、自分らしい暮らしとおうち(mumakariさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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家での時間を大切に過ごす、北欧の暮らしをイメージした寝室
こんにちは、madoです。
私がDIYを始めた経緯をご紹介いたしました前回のコラムでは、沢山の方からリアクションいただき、とても嬉しかったです!どうもありがとうございました。
さて2回目のコラムでは、インスタグラムでもご質問いただくことの多い、我が家の寝室についてお話したいと思いますのでどうぞお付き合いくださいね。
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車庫だった空間をDIY
我が家の寝室は玄関横の約10畳のスペースで、元々は家に組み込まれている車庫だった場所です。こどもができて家のスペースが足りなくなるとわかったので、私の父に基礎を、夫の父に床や壁の工事をお願いし、一つの部屋が完成しました。
完成したと言っても、当時はインテリアにそれほどのこだわりもなく、「なるべく低予算で!」とお願いしたのもあり、フローリングも壁紙も電気も限られたカタログから適当に選んだものでした。
その後、雑誌の取材で「海外インテリア風にDIYしてみませんか?」とお声をかけていただいたのをきっかけに、どのように部屋を変えたら家族がゆったりと過ごせるかと考えるようになりました。
寝室は一日の疲れを癒す場所であり、また眠る前にこどもたちとおしゃべりをしたり絵本を読み聞かせしたり、私にとってこどもたちとのコミュニケーションの場でもあります。
そんな特別な空間だからこそ、家での時間を大切に過ごすと言われている北欧の方たちの生活スタイルに少しでも近づきたくて、北欧モダン風にお部屋づくりをすることにしました。
面積が広い場所を変えると印象がガラリと変わる
DIYをしていて思うのは、やはり床や壁を変えるとガラッと印象が変わるということ。寝室は10畳ある上に天井が高いので、壁を変えるのは諦め、床を変えて白い面を増やして清潔感を出すようにしました。
壁紙やクッションフロアなどの床材は重い上にかさ張るので、ネットで注文し自宅まで配達してもらっています。
よくお世話になっているのが「壁紙屋本舗」さんです。品ぞろえが豊富で施工例なども掲載されているので、DIY初心者の方におすすめです。床面に使用したのは型番「SHM-4010」の白いクッションフロアです。
白樺の枝を使った家具
次に、北欧でもおなじみの白樺の枝で簡単な家具を作って、ナチュラルな雰囲気になるように工夫しました。
私が使用している白樺の木は、知人に許可をいただいてその方の土地に自生しているものをチェーンソーで切らせてもらいましたが、ネットでも購入可能なようです。
白樺を室内で使用する前には、念のため重曹水に漬け置きして、あくを抜き(虫もいなくなるように…)、よく乾かしてから使用しています。
ここからは白樺の枝を使った家具の作り方についてご紹介いたします。
◯白樺のベンチ
まずはよくご質問いただく、ベッドの足元に置いているベンチの作り方についてお話します。脚が白樺というだけで何となく海外っぽくなるので、簡単なこのベンチはおすすめです!
【材料】
・白樺(長さ20cm、直径8cm程のもの):6本
・足場板(幅30cm、長さ180cm、厚さ2.5cmのもの):1枚
【作り方】
1.足場板にだいたい均等になるよう、6箇所に印をつけます。枝が不定形なので、印も目分量で充分です。
2.つぎに、足場板の印部分に50mmのビス(ネジ)を1cmほどドライバーで回し入れます。ビスが板の厚さからはみ出さないように気をつけてください。
3.ビスを打った足場板の下に白樺の枝を1本立てて入れます。枝を手で押さえながら足場板に途中まで回し入れていたビスをすべて回し入れて、板と枝をビスで留めます。それを6箇所同じように留めます。
4.ビス1本だけで脚を留めると負荷がかかった時にすぐに外れてしまうので、脚の幅を見ながら、ビスを1~2本ずつさらに回し入れて脚をがっちり留めて出来上がりです!
◯白樺のラダー
2つめは、白樺のラダーの作り方です。ひざ掛けを掛けたり、少し雑貨を飾ったりして、これが空間の良いアクセントになります。
【材料】
サイズ違いの白樺:4種類、合計5本(サイズは目安です)
・長さ150cm、直径6cm:2本
・長さ30cm、直径3cm:1本
・長さ40cm、直径3cm:1本
・長さ50cm、直径3cm:1本
【作り方】
1.長さ30、40、50cmの白樺の両端から5cmと6cmのところに、長さ50mmほどのビスをドライバーで3cmほど回し入れます。
2.はしご型になるように、上から長さ30cm、40cm、50cmの白樺の枝を150cmの白樺の上に並べてバランスを見ます。
3.1で途中まで回し入れたビスを最後まで回したら完成です!
他に白樺を使ったものは、枝の先の細い部分を倒れないようにフックとワイヤーで壁に固定して、ペンダントライトのガイドとして使用したり、雑貨を吊り下げたりしています。
寝室にディスプレイするものは、自分のお気に入りのものを取り入れつつ、バランスを見ながらなるべくすっきりとさせています。
次回は、休日前に寝室で映画を楽しむために使用しているプロジェクターなど、寝室のアイテムについてお話しさせていただきますので、どうぞまたお付き合いくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
雰囲気が素敵で一度見たら忘れられない寝室。ここもmadoさんがDIYで作り上げられたなんて驚きです!高い天井と白い空間、そしてそこにいるお子さん達まで含めて、映画の中や絵本の中の世界のように感じました。
この寝室だったら、癒されるし、ゆったりとした気持ちでお子さんと話したりできそうです。手作りの白樺の家具もとても素敵で取り入れてみたくなりますよね。作り方を紹介してくださったので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
実は我が家の寝室がまだ手付かずなので、個人的に次回のアイテム紹介もとっても楽しみです。
madoさん、ありがとうございました♪
(編集:kaori)
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