【暮らしの中のお花】梅雨の時期でも清々しい印象のお花〜生け方一つで変わるお家の雰囲気(トルコキキョウ)
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日々の暮らしの中で欠かせないもの、大切な家具から雑貨、お花、珈琲なんて方もいるかと思います。
家具を買うときに、材質の種類やメンテナンス、塗装の特徴と言ったことや、お花屋さんに寄った際に、季節の花や生け方、日持ちするの?なんて、値段に差こそあれど、ちょっと知ってるだけで選択肢が広がることが沢山あると思ってます。
そう言った、ちょっと知ってると暮らしに広がりが出る、そんな「へ〜、なるほど〜、そうだったんだ!」と思ってもらえるようなコラムを「暮らしの中の◯◯」シリーズとしてお届けしていきます。
「暮らしの中の〇〇」シリーズはこちらからご覧いただけます。
コロンと可愛らしく生けて、ひと時の癒しを
梅雨の季節がやってきましたね。咲きかけていた紫陽花が梅雨の雨をたっぷりと浴びてあちらこちらに大きなお花を咲かせ始めました。
少し前までは夏の訪れを思わせるかのような暑い日が続いていたのに・・・最近はしっとりとした雨のおかげで静かな時間の流れを感じるように。
そんなおうち時間にさらに潤いと清々しさを与えてくれるお花「トルコキキョウ」についてお話したいと思います。
トルコキキョウ
トルコキキョウは種類や色がとても多く、一重の涼しげなもの、八重のかわいらしいもの、「コサージュ」「ボヤージュ」と言った品種の花びらの部分がフリルになったとても豪華なものがあり、一度は目にされたことがある方も多いのではないでしょうか?
分類:リンドウ科ユーストマ属
和名:トルコ桔梗
原産地:北アメリカ
旬の季節:初夏
開花時期:5月~7月
花言葉:「すがすがしい美しさ」「優美」「希望」
トルコキキョウの名前の由来は
・つぼみの形がトルコ人のターバンに似ている
・花びらの青色がトルコ石を思わせる
どちらもとてもユニークで素敵な由来があり、知っているとお花を生ける時も楽しくなりそうですよね。
生け方とポイントのご紹介
今回はコロンと丸いラウンドスタイルに挑戦してみましょう!
◯用意するもの
・紫のトルコキキョウ:2〜3本(今回は5輪使用しました)
・房すぐり:1本
・花瓶(丸いもの)
1.トルコキキョウを花瓶より5cmくらい長く全て同じ長さでカットします(花瓶より花首1個分くらい長めです)。
2.房すぐりは花瓶より7cmくらい長くなるようにカットします(1本の房すぐりは長いので2本に切り分けて使います)。
房すぐりは枝物なので切り口を横にまっすぐ切ってから縦にハサミで切り込みを入れましょう。
3.花瓶にトルコキキョウを全部まとめて入れ、丸く見えるように形を整えます。
4.左右に房すぐりを入れます。
綺麗に飾るための2つのポイント
・口の丸い花瓶を使ってトルコキキョウを5輪とも同じ長さにすることで器の湾曲でトルコキキョウが自然と丸くラウンドの形になります。
・房すぐりをトルコキキョウより2cm長くしたのは房すぐりのかわいい実が見えやすくするためですので切り過ぎに注意しましょう。
普段はなかなか選ばない濃い紫と房すぐりのフレッシュさが雨の時期の静かで清らかな空気感とぴったりマッチして、とても清々しい気分にさせてくれます。
お花屋さんでトルコキキョウを見つけた時はぜひトライしてみてくださいね!
毎年ジメジメとした梅雨の時期がどうしても苦手でしたが、どうにか気分を上げるために工夫してみようと思い立ってお花屋さんへ。
我が家も青や紫色の爽やかなお花をベースに飾ってみたのですが、お花を見る度に爽やかな気分にさせてくれることが分かってとても嬉しくなりました。
今回教えてくださったコロンと丸い生け方も可愛らしく、目に見える場所に飾ってお茶をしながら癒されたいなと頭の中で妄想してしまうほどです。
みなさんも梅雨の時期を乗り越える工夫の一つとして、爽やかなお花を飾ってみてはいかがでしょうか。
(編集:saya)
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