【暮らしのインテリア】2帖の空間に必要なモノ全部。片付けが苦手な私が一念発起したポイント~無垢の家で暮らす(koko_ieさん)
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玄関収納を収まりの良いスペースに!
執筆者:こち(@koko_ieさん)さん
前回のコラムでは間取りについてお話しさせていただきましたが、そのコダワリポイントの一つに「収納スペースの充実」ということがあります。
その中でも特に玄関には沢山のモノを収納したいと考えていたのですが、2帖ほどの小さいスペースしか確保できずに頭を悩ませた部分でもありました。
今回はそんな玄関収納について詳しくお話ししたいと思います。
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玄関収納に望んだこと
実は私は掃除や整理整頓が大の苦手なんです。苦手意識が強く、好きになれなかったので収納の知識もありませんでした。
それでも家を建てたことをキッカケに収納もきちんと整えられるようになりたい!と一念発起し、掃除や整理整頓が苦手な私にも出来る収納方法やスペースの使い方などを考えてみることにしました。
収納スペースで特に私が重要視したのが玄関収納です。靴以外にもガーデン用品や掃除道具、傘や防災グッズなど沢山のモノを収納しなければならなかったので、以下の3つを収納の課題としました。
・出し入れがしやすい
・掃除がしやすい
・収まりのいいスペースにする
2帖の中に詰め込んだ使いやすさ
我が家の玄関収納は土間とホールどちらからも出入りできるような造りになっています。
私は靴の着脱すら面倒なので、靴を履いて使うモノとホールから出し入れできるモノを仕分けしたいという願いも実現しました。
靴はオープン収納でニオイがこもらないようにしています。住んで1年半ほど経ちますが、靴箱を開けた時のこもった臭いは一切ありません。
靴棚は可動棚を採用し、靴に合わせて棚板の高さを自由に変えられるようにしたことで無駄なスペースをなくすことができました。
靴を収納する位置も重要で、ホール⇄土間のどちらからも取り出せる場所に収納することで片付けしやすく散らかり防止に一役買ってくれています。
普段使わない革靴は埃が被らないようにボックスに入れて収納しています。
玄関掃除の苦手意識を克服するために、掃除道具を敢えて出しっぱなしにしてすぐに掃除ができるようにしています。毎日目に入る場所なので掃除に対するハードルも下がります。
掛ける&吊るすで床に置かない
傘や掃除道具は使いたい時にサッと取り出せて片付けもすぐ出来る位置に収納しています。雨の日でも、直にモノを置かないため汚れにくい点が吊るす収納のメリットです。
ホール側のハンガーパイプには、バッグやコートなども掛けられるのでとても使い勝手が良いです。出かける時に使うモノをここにまとめて収納しています。
ボックスでジャンル別収納
ガーデン用品や外壁の塗装グッズなどはバンカーズボックスに入れて収納しています。頻繁に使うものではないので、しっかり蓋のあるボックスを使用し、上段に収納しています。
防虫スプレーやシューケアセットはさっと取り出せる無印良品のファイルボックスに、防災グッズは無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックスに収納しています。
玄関ドアに壁掛け収納
ポストの鍵や荷物の受け取りで使う印鑑は、玄関ドアのすぐ使える位置に置きました。
以前は家の鍵と一緒にトレーに置いていましたが、ごちゃついて使い辛かったので、いざ使う時に探さなくて良いように一目で分かる位置にマグネットフックを使って掛ける収納にしました。
印鑑ホルダーは100円均一で購入したもので、蓋をなくしてしまう心配がない優れものです。
どれも特別な収納術ではありませんが、ひとつの収納方法に捉われずにいろんな収納方法を組み合わせることで、2帖という限られた空間を有効活用できるようになりました。
玄関収納のように様々なジャンルのモノを収納する場所はついモノが氾濫しがちです。
まずは収納したいモノに合った収納方法を選ぶことや使う時のことを考えて収納場所を選ぶということが、私のように苦手意識がある方の整理整頓へのハードルを下げる第一歩なのではないかと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
大容量の玄関収納うらやましいです!2帖の空間の中には、玄関にあったらいいなと思えるものが全て収まっています。
靴を履いたまま使うものは土間部分に収納できるような造りや、玄関ドアからは見えない収納スペースの壁面に傘を掛けるバーがあったりと、細やかな工夫が素晴らしいです。ぜひ設計時に取り入れたいアイデアですよね!
苦手だからこそ出来た収納のカタチは、モノがそこにある理由もハッキリした使いやすい収納になりました。
掃除や整理整頓が苦手だからこそ、すぐ手に取れるような場所に敢えて見せる収納をしてお掃除に対するハードルを下げるところもなるほど〜と思いました。
こちさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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