【暮らしのインテリア】マンションから戸建てへ。将来や理想の暮らしを考え注文住宅を建てるという選択〜生活感のある整ったお家( kaya___ieさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
今回より連載がスタートするのは、マンション暮らしからの住み替えで注文住宅を建てられた@kaya___ie(以下、kaya)さんのお住まい。
整った土間玄関や、ナチュラルさとスタイリッシュさを兼ね備えたシンプルなインテリアが目を引きます。初回は、家を建てるまでの経緯や家づくりで大切にしたことなどを中心にお話いただきました。
それではkayaさん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして、kayaと申します。
2022年5月から、30代夫婦、6歳、3歳の息子の4人で注文住宅に住んでいます。
子どもとの暮らしや生活スタイルに合わせスタートした家づくり
マンションからの住み替え
家を建てる前は、3年ほど分譲マンションに住んでいました。マンションは築9年ほどの中古でしたが、共用部もお家もとても綺麗で眺めの良い高層階。
ご近所関係は良好、近隣の音や住宅設備、立地にも不満はなく、、まさにカーテンが要らない快適な暮らしでした。しかし、長男が3歳になり次男が生まれてから、少しずつ戸建て住宅を考えるように。
理由は色々とありますが、特に大きかったのは「駐車場と玄関の距離」と、「痒いところに手が届かない」ところでした。
駐車場と玄関の距離は、日々小さな子ども2人とたくさんの荷物を抱えて暮らすには大きな課題でした。
また、子どもの成長とともに変わる生活スタイルや荷物の量、土汚れの片付けなど。どちらも限られた期間だからといえばそれまでですが、毎日のことなので小さなストレスが積み重なったのを覚えています。
そして、家を建てるのであれば子どもたちと少しでも長く一緒に住みたい、だから建てるなら早いほうが良いという想いもありました。
そんなこんなで、マンションに大きな不満はないけれど、理想の暮らしを考えると注文住宅という選択肢が少しずつ浮かんできました。
立地を優先しコンパクトな住まいを選択
家づくりを決意してからハウスメーカーを決めるまで、おおよそ1年ほど。ありがたいことに、マンションの売却と良い土地のお話が同時に進み、順調に家づくりが始まりました。
我が家はいわゆる地方都市で、中心部は栄えていて少し離れるとのんびりとした田舎になる地域。
狭くても立地を取るべきか、中心から少し離れた広い土地にするか、これは家づくり中にすごく考えました。
どちらもメリットデメリットがあると思いますが、長い目で見たときに日々の移動にかかるコスト、子どもの通学や教育環境などを考えると、我が家の判断としては立地の優先度が高いという結論になりました。
また、いずれ夫婦2人の暮らしになると仮定した時、暮らしていたマンションくらいのコンパクトな住まいが理想だと感じていました。
最終的に選んだ土地は30坪を切る広さで、実家の半分以下の土地の広さに母がひっくり返って心配していたのを思い出します(笑)
住む人のあたたかさが見えるお家にしたい
周囲の心配はありながらもInstagramなどでいろんなお家をみて勉強し、たくさんたくさん考えました。そして設計士さんには要望をほとんど全て叶えていただき、今のお家が完成しました。
我が家のテーマを一言で表すならば、「生活感のある整ったお家」。
いろいろなお家を見させていただく中で私が一番惹かれた雰囲気のお家は、そこに住む家族の暮らしを感じられるお家でした。
我が家もそんなあたたかくて、住む人が見える雰囲気のお家にしたいと思いました。
いつか写真を見返した時、あぁ、子どもたちはこれが好きだったなぁとか、わたしもあれにハマってたなぁ、とか。家族が過ごした時間も記録したいと思いました。
また、頑張らなくてもなんとなく整う仕組みを取り入れることも大事にしました。
家づくりで大切にしたこと
限られた広さの家づくりで大切にしたことは下記の点です。
・間取りの工夫で無駄を極限まで減らす
・共用部分を広くする
・生活動線を重視する
・欲しいものの近くに物を収納できる
・家族との距離が近い
・ライフステージや好みの変化に対応しうる
内装については、後から様々な色が入ってくることや趣味が変わる可能性がある点を考えて極力シンプルにし、特にLDKの建具や壁紙などはホワイト、ブラック、ウッド以外の色は入れないと決めて選びました。
快適な暮らしが人生を豊かに
実際に住みはじめて、早いもので1年が経過しました。まず一番に思うのは、理想の暮らしを諦めずに一歩踏み出して良かった、ということです。
仕事をしながらの子育ては本当に毎日へとへとで、心身ともにギリギリ。夕方お迎えに行ってから眠るまで、一息つく暇もない日々です。
それでも、動線が良くストレスが少ないこと、子どもたちが伸び伸び過ごしてくれること、大好きなアイテムに囲まれて暮らすことは想像以上に人生を豊かにしてくれました。
いずれ巣立っていく子どもたちとの今の暮らしを大切に、そしていつか来るであろう夫との2人暮らしを楽しみにしつつ、毎日を過ごしたいと思います。
マンションからの住み替えで、注文住宅を建てられたkayaさん。そこまで大きな不満はなかったとはいえ、理想の暮らしを求め家づくりを決断したことで、豊かで快適な暮らしを実現されました。
kayaさんのテーマでもある「生活感のある整ったお家」。住む人のあたたかさをしっかりと感じられる雰囲気もありつつスッキリとしていて、30坪ない広さの中での工夫がお写真からも垣間見えますね。
次回のコラムでまた、さらに詳しくお話が聞けるのが楽しみです♩
kayaさん、ありがとうございました!
(編集:maki)
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