【暮らしのインテリア】経年変化が楽しみな家具が引き立つシンプルなリビング〜狭さを工夫する快適な住まい(ou.chiyoさん)
- インテリア
- 読みもの
いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。
「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。
北欧家具と古道具、作家ものをミックスさせたインテリア
こんにちは。ou.chiyo(chibit)です。2年ほど前にリノベーションしたマンション。今回で最終回、リビング周辺のことをお話しようかと思います。
chibitさんの前回までのコラムはこちら
存在感のある「ハンス・J・ウェグナー」のデイベッド
リビングといってもキッチンと合わせて15帖なく、4人くつろげるギリギリのスペース。そんな中で、リビングにどんと構えるこのソファは「ハンス・J・ウェグナー」のデイベッドです。
ベッドというくらいなので、なかなか大きいです…。幅も2m弱、奥行き90cm弱と大きいので何回も部屋を採寸し、検討して購入しました。
ですが、高さ(背もたれ部分)があまりなく、全体的に低くまとまっているので圧迫感がありません。脚の部分も空間があり、スッキリとしています。
細かいことですが、このデイベッドは仕様が少しずつ違っていて、丸みを帯びている脚はデイベットの中でも数少ないものらしく、またソファの幅も若干狭めに作られています。
部屋が広ければそこまで気にすることもないのですが、我が家は置けるかどうかギリギリの幅だったので結構気にして調べていました。丸い方がお値段も高いのですけどね…(泣)
古い家具ですがこうして何十年経っても廃れることなく、使える機能性も十分でこれから何十年と大切に使っていきたいと思っています。
リビング側はスッキリとまとめて
ワークスペースが結構ごちゃついているので、リビングは全体的に装飾は少なめに。壁に飾るものも1箇所にまとめています。
ダクトレールから吊るしてある照明は、作家様のもの。とても細かくオーダーを聞いてくださり、ご提案もしていただけました。小さなペンダントライトで明るさはそれほどないのですが、落ち着いた雰囲気が出てソファもあるのでくつろげます。
ペンダントライトの横にあるモビールは、ロシアの作家「キネティック・レヴィ」様から購入しました。HPから直接購入したのでロシアから発送していただいたのですが… 全然届かず注文してから1か月半ほどかかりました。
とっても気に入っていますが、届くまでは本当にヒヤヒヤしましたね…。こちらが届いてほどなくしてウクライナとの戦争が始まったので、何となく気分が落ちこみました。
1か月半のやり取りの中で、ほんの少し気持ち的に距離が近くなった気がしたのに離れてしまったみたいで残念な気持ちになったのを覚えています。
お気に入りの家具とラグ
TVボードは「SAC WORKS」様です。北欧家具に憧れて購入したTVボード。こちらはビンテージ家具ではなく、セミオーダーで依頼し7年ほど経ちました。これからも年数が経つのが楽しみになる素敵な家具です。
床に敷いているラグもとても気に入っていて、こちらはInstagramで個人販売している方に出会い購入することができました。お気に入りなので未だに足を置くのがためらわれ、気づいたら忍び足になっています(笑)
リビング脇にある古い棚は「つむぎ商會」様で、最近購入(といっても1年未満は経っていますが)しました。
小さな古小物を探しにいったのですが、この戸棚に一目惚れしてしまい…。(自分でも呆れます) 「krank marcello」様の壁掛けライトにも合う素敵な棚です!
中には食器類が入っているので、どちらかというとダイニングよりの家具になりますが、広くないこのお部屋、あまり気はなりません!!
こうして購入した家具やインテリアをまとめてみましたが、北欧寄りだったのが最近は古道具を集めたりで、かなりミックスになってきました。
バランスが難しいところではありますが、少しずつ変化するのもまたお部屋を見直したり、より良くしたりできるきっかけにもなっています。
あまりものを増やしすぎない、ごちゃごちゃしすぎない、を気にかけながら(あと衝動的に買うのも…)これからもインテリアを楽しんでいきたいです。
様々な雑貨や収納用品が飾られたダイニング側とは逆に、すっきりとまとまったリビング。「ハンス・J・ウェグナー」のデイベッドや照明、壁に飾られたインテリアがシンプルさの中でより引き立っていますね。
北欧家具に作家さんのものや古道具もミックスしながら、選ぶものそれぞれに感じられるこだわりと、chibitさんの素敵なセンスがリビングにも散りばめられていました。
全5回にわたってお届けしてきたchibitさんの連載コラムも最終回。
元々住んでいたマンションをリノベーションし、同じ住まいという限られた条件の中で変化させることはとても難しい面もあったかと思います。
そこで大切にした空間の使い方やバランス、視覚的効果や素材などの細かいこだわり。どの場所においてもそれが感じられる、まさに「狭さを工夫する快適な住まい」でした。
chibitさん、たくさん執筆いただきありがとうございました!
(編集:maki)
関連するコラム
・私の趣味が散りばめられたダイニング&ワークスペース〜狭さを工夫する快適な住まい(ou.chiyoさん)
・変わらない面積でどう変化させるか。たどり着いた間取りと広く見せるためにしたこと〜狭さを工夫する快適な住まい(ou.chiyoさん)
ムクリのコラム一覧はこちらからご覧いただけます。
chibitさんのインスタグラムはこちら
Article / 読みもの
Category
daily mukuri / アイテム
Category