【暮らしのインテリア】シンプルに、家族にも寄り添ったキッチンをつくる〜温かみを感じる木のおうちで長く暮らす(eri_____710さん)
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「見せる」と「隠す」を使い分けて快適な場所を
初回のコラムでは、長く暮らす家だからこそ、好きなことやものにとことんこだわってつくった我が家についてお話しました。
この家で暮らしめて4年。まだまだ進化し続ける私のお気に入りの場所「キッチン」についてお話します。
eriさんの前回までのコラムはこちら
https://mukuri.themedia.jp/posts/categories/7280032
キッチンを決める
色や形、機能などメーカーによっても様々な違いや種類があるキッチン。
沢山ある選択肢の中から我が家にぴったりのキッチンを探すべく、冬の寒い中まだ赤ちゃんだった息子を連れてショールームを巡り、主人とあれこれ悩んで決めて行ったのが私たちの家づくりの思い出でもあります。
悩んだ末に、見た目はもちろん機能面もバッチリ、工務店の方も推していたPanasonicのラクシーナを採用することに。
キッチンにはシンプルな使いやすさを求めていたので、食洗機は付けず、飽きのこない優しい白、拭きやすい素材にしました。
今でもキッチンは「シンプルで良かった」と胸を張って言えるほどお気に入りです。
収納は使いやすさを優先して
キッチンの種類さえ決まってしまえば、次は背面をどうするか。
「収納やデザインは好きなようにしていいよ!」と主人も言ってくれたので、ここは私の好きなイメージを伝え、工務店にお願いして収納は造作していただきました。
まず悩んだのが収納を「見せる」と「隠す」どちらのタイプにするかということ。
見せる収納は本当に大好きで、SNSや雑誌ではいつも興奮しながら見ているくらい。オープンな収納スペースにはいつもキレイにものが収納されていて、整っている引き出しを見るのも大好き。
しかし、見るのは好きでも実践するかはまた別のお話。
私が家を建てる時には 「長く使える」ことや「シンプルさ」 を意識して家づくりをしてきたので、収納も家族の誰が使っても分かりやすく使いやすくしたいという思いがありました。
そこで実用性を重視し、我が家は「隠す収納」を採用することに。引き出しのあるタイプの背面収納を造作でお願いしました。
工務店の方との打ち合わせでは、予め普段使っている皿の枚数や種類を伝え、持っている食器の実物を見てもらい、今後どの位増えるかなども考慮してゆとりを持たせたサイズを出して造作していただきました。
引き出しには未だに空きスペースがあるので、食器はまだまだ募集中(笑)
家を建てた当時と比べ、子どもたちも大きくなり食べる量もだんだん増えてきたので、それに合わせて食器もアップデートが必要。これからどんな食器が増えるんだろうと考えるのもまた楽しみの一つです。
見せて飾るコーナーも
キッチン背面には造作収納のみを設け、あえてシンプルにただの「白い壁」で仕上げてもらいました。
それは暮らしてから必要に応じて飾り棚を取り付けられるようにしたかったから。
元々家にある家具も無印良品のものが多いので、背面の壁もテイストを合わせるために無印良品の棚を2個上下に並べて取り付け、好きなものを思う存分楽しめるコーナーを設けました。
ここには大好きなiittalaのビンテージアイテムを置いてみたり、ドライフラワーを飾ってみたり。季節やその時の気分に合わせて好きなものを置いています。
キッチンを造作にしようと決めた時「自分はどんなキッチンで過ごしたいのだろうか」ということを考えました。
そこでわかったのはやっぱりシンプルな気持ちで過ごしたいという思い。だからこそ色やデザインなど細部にもこだわってつくってもらいました。
もしもう一度家づくりをするなんて夢のようなことがあるとすれば、また同じ感じのキッチンになっていそう(笑)それほどこのキッチンにはこだわりや好きが詰まっていて、私にとって居心地の良い場所になっています。
eriさんが家づくりの際に意識したのは「長く住むためのシンプルな家」ということ。家族みんなが使いやすいというのが暮らしの満足度にもつながりますし、ライフスタイルにの変化にも対応できるよう、先を見越してゆとりを持たせた収納がとても素敵だなと思いました。
だからと言って好きなことは諦めず、飾り棚は思い切り好きなものを愛でる。造作でしっかりつくり込むところはプロにお願いし、余白を持たせることで後からDIYをするなど、メリハリのある楽しみ方ができるキッチンのつくり方がとても参考になりました。
eriさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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