【暮らしのインテリア】コストを抑え、自分好みにした造作のキッチン周り〜狭さを工夫する快適な住まい(ou.chiyoさん)
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施主支給と造作のカスタマイズでこだわりのキッチンに
こんにちは、chibitです。2年ほど前にリノベーションしたマンション。狭さゆえなのか深くお話させていただく内容があるだろうかと毎回頭を悩ませますが、今回はキッチン周辺のことをお話しようかと思います。
chibitさんの前回までのコラムはこちら
https://mukuri.themedia.jp/posts/categories/6423955
I型キッチンの選択とフレキシブルボードの採用
我が家のキッチンはI型キッチンで、横に壁付けしており腰壁があります。ペニンシュラにも憧れましたが、キッチンの正面が壁&戸であるため遮るものがないと水はねや油はねが気になる点や価格も安いことからI型にしました。
メーカーは「woodone」。取手は全て「トリノス」で購入し、施主支給で職人さんに取り付けてもらいました。後で色々ものを置きやすいようにと、シンク下は棚をつけずに空洞に。お米やいただきものの仮置きなどができるので便利です。
その分収納が減ったのですが…今のところ不便さの方は感じていません。ガスコンロとレンジフードも自分で調達して取り付けてもらいました。
施主支給は価格が抑えられて自分の好みにできるのがメリットですが、手配の日にちを間違えたり、寸法が違うなどのミスをしたりしていないか、職人さんの元に無事届くまでドキドキしていました。
腰壁と後ろの吊り戸棚の戸に使っているのは、フレキシブルボードという板。吊り戸棚は施工会社の施工例を見せていただき、イメージがぴったりだったのでお願いしました。
腰壁にフレキシブルボードを使うのは施工会社も初めての試みだったようで少し難航しましたが、なんとかでき上がりました。
ボードの幅が規定サイズしかなく、切れ目が見えてしまうのがネックですが…時間が経ってモルタル風にDIYするのも良いかもと思っています。
フロアタイルと布の間仕切りで程よいスペース感に
床はフローリングではなく、フロアタイルを採用しました。掃除もしやすく見た目にも切り替えができて程よいスペース感ができました。フレキシブルボードとも相性が良い気がします。このフロアタイルは、玄関と土間、色違いで洗面とトイレにも使っています。
また、布でゆるく間仕切りにしていますが、これは特に当初から考えていたことではなく素敵なお部屋をSNSでお見かけして参考にさせていただきました。
天井にはダクトレールもあるので、ここはお気に入りのランプを吊したり、ドライフラワーを吊したりと色々楽しめます。
全体の統一感に合わせた背面収納
後ろの壁には白いタイルを貼り、アクセントに。背面下の棚は造作+中棚はDIYです。初めは既製品の棚を置こうかと思ったのですが、全体的な統一感を出すのが難しいかなと思い造作に。
排水管が通っている出っ張り不部分の壁には造作ができなかったので、似たような雰囲気の棚を個人で製作している方に依頼して作ってもらいました。
オープン収納にして、ズボラな私に合うのか不安でしたが、思っていたよりほこりなどは気になりません。(とはいえ定期的に掃除はしています)
お気に入りのうつわを置けば、それだけで素敵なインテリアになります。何よりさっと出せてしまえるのが良いですね。
ストック関係ですが、調味料などは吊り戸棚にしまっています。見えないものは戸棚があると便利。袋類のストックは下のカゴにざっくり収納しています。紅茶やコーヒー、細かいもので毎日使うものは小さなカゴにしまっています。
そして、趣味で作っているパンの小麦の大量ストックは冷蔵庫の上に置いています。機能的なキッチンも好きですが、見た目にも楽しめるカゴ収納は結構活用しています。何よりぽんぽん放り込めるのが楽です!
住む前から細かいものをどこに置くかなど決めていませんでしたが、住んでから使い勝手とともに収納を考えるのも楽しいです。
こうして思い出しながら書いていると、あれこれすごく考えていたんだなと思います!でも、これだけ考えてもちらほら後悔ポイントもあったり…予算との兼ね合いは難しいですね。
造作の温かみとスタイリッシュさが少し入り混じったchibitさんのキッチン。施主支給で自分好みのものを上手く取り入れつつ、素敵にカスタマイズされていました。
フレキシブルボードというものがあると初めて知りましたが、モルタルのような雰囲気にも似ていて気になります!実際に見てみたくなりました。
オープンの背面収納に並んだ、たくさんの器やキッチン道具。生活感があってもお洒落で、その佇まいからはキッチンで過ごす楽しさみたいなものが伝わってくる感じがしますね。タイルや布使いなどアクセントになる空間の使い方もすごく参考になりました♩
chibitさん、今回もありがとうございました!
(編集:maki)
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