【暮らしのインテリア】効率化した仕組みで時間を有効的に使える家事動線〜ゆるりと心地よい家づくり(otamaotama123さん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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ライフスタイルの変化に対応できる場所を設ける
こんにちは、otamaです。前回のコラムではフレキシブルな対応ができる配置換えについてお話しました。
今回は我が家の2階にある「洗面と室内干しスペース」についてお話します。Instagramでは公開したことがない生活感のある部分も出てきますので、少しドキドキしています(笑)少しでも皆さんの生活のお役に立てれば嬉しいです。
otamaさんの前回までのコラムはこちら
https://mukuri.themedia.jp/posts/categories/5610076
多様性のある造作洗面スペース
我が家の2階にある洗面スペースは、ウッドワンに依頼したもの。アイアンがポイントになっている飾り棚も一緒に造作してもらいました。
中でも細い木枠の大きな鏡がとても気に入っていて、壁面には一目惚れした名古屋タイルのブルーグレーベースのモザイクタイルを採用しました。
普段使用している洗面は1階の洗面なのですが、あえて2階にもゆったりとした洗面スペースを設けたのは
・身支度できるスペースを確保したかった
・家事スペースを設けたかった
という2つの理由があったからでした。
家を建てる際に次女はまだ産まれていませんでしたが、将来的には2〜3人こどもがいたらいいなと思って暮らしを想像した時、ふと実家にいた頃の朝の混み合った洗面スペースの光景が脳裏に浮かびました。
姉妹だった我が家は、姉と朝の洗面所争奪戦は日常茶飯事。それも今となっては良い思い出ですが、自分たちで家を建てるならできればゆったり身支度をしたいなという思いもあり、2階にも洗面スペースを作りました。
将来的にはメイクスペースとして使用することもイメージして造作してもらったのもこだわったポイントです。
2つ目に挙げた家事スペースについては、あえて洗面ボウルを右側に寄せて左側はフリースペースを長めにし、作業スペースを確保しました。
家事の中でも特にアイロンがけがとても苦手で、自分のお気に入りの空間でアイロンがけができたら少しでもモチベーションが上がると思ったからです。
また、ミシンをかけたりちょっとした裁縫などの作業ができるようにと考え、天板の大きさを決めました。
動線と収納を意識する
洗面はオープン収納にしたので、見た目をすっきりさせるために最小限のものしか置いていません。ここは日々のモチベーションアップのために、好きな雑貨とフラワーベースをディスプレイ収納しています。
生活用品はトイレの脇に小さな可動式の収納ラックを設けて収納できるようにしました。
この収納にはアイロンやミシン、裁縫道具、工具、掃除道具の他にトイレットペーパーなどのストック用品を置いています。
私が家を建てる際に一番意識していたことは「動線と収納」について。
2階の踊り場スペースも、洗濯を干す→取り込む→アイロンがけをする→各部屋のクローゼットへ仕舞うまでの動線がスムーズにいくように意識して間取りを考えました。
効率よく「家事ラク」を目指して
洗濯を干すスペースは2階のベランダと隣接しているのですが、基本的には室内干しをしているので扇風機やサーキュレーターを活用しています。
2階の室内干しスペースは洗濯を干す道具がさっと取り出せるように考えました。
以前暮らしていた家ではハンガーの置き場所にとても困っていたので、室内干しスペース横にIKEAの収納をつけてハンガーや洗濯ばさみなどをまとめて収納できるようなスペースを作りました。
ハンガーの出し入れで絡まるのがストレスだったので、突っ張り棒で掛ける収納にしてサッと取り出せるように工夫しています。
私は面倒くさがりでせっかちな性格なので、家事をできる限り減らしたいという思いがあります。だからこそ様々な家事の効率化を考えるのが好きで、スムーズな動線を意識して収納や仕組みを考え無駄な動きを減らしています。
洗濯物はたたまないことで「洗濯をたたむ」と「たたんだ洗濯物を棚にしまう」という2つの家事を減らせるので特に意識しています。
使用しているハンガーが2種類なのも、そういった理由から。
ダイソーの滑らないハンガーとニトリのピンチでつまむとするっと外せるハンガーを使用し、乾いたらそのままクローゼットに仕舞えるように、大人の衣類は滑らないハンガーに掛けて干しています。
逆にパジャマなどの衣類はピンチをつまめばすぐに取れるハンガーにかけてサッと取り込めるように。1階でこどもたちと一緒にたたんでから下着などもまとめて1階の洗面に収納しています。(2回目のコラム参照)
今のところこどもの衣服は小さいのでほとんどたたむ収納にしていますが、将来的には家族全員の衣服をハンガー掛けにして効率化UPしたいなと思っています。
棚の左側には使用していない季節のシーツやまくらカバー、タオル類を収納しています。こちらもベランダに干した後にすぐ仕舞える動線を意識して収納の仕組みをつくりました。
2階に限らず家全体に対しての考え方も一緒なのですが、インテリアを楽しむためのゆったりと過ごすスペースと、家事を効率よくこなすための作業スペースのどちらに対応しているかを考えるようにしています。
効率よく家事をこなすスペースは、その家事がしやすい収納や掃除しやすい空間にすることを意識しているので、正直あまりおしゃれな空間にはなりません。しかしその用途によって住み分けをはっきりさせることで、自分の時間を上手く使えるようになったと思います。
限られた時間の中で暮らしを楽しむために、これからも工夫しながら暮らしていきたいと思います。
家を建てる際、つい「今」のライフスタイルを優先しがちですが、何年後かに訪れるライフステージの変化に柔軟に対応できる家づくりが大切です。
今は好きなものを飾ったり家事スペースとして活躍している洗面スペースですが、otamさんのお子さんは女の子2人、近い将来この2階洗面スペースがあってよかったな〜と実感する時が訪れそうですね。
otamaさんにとって家事効率を考えることは、自分の心と時間のゆとりを生み出し、毎日をご機嫌に過ごすためにも必要なこと。それが結果としてスッキリな暮らしにつながっているのがとても素敵だなと思いました。
otamaさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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