【マイホームへの道のり】内装と収納の設計について〜コダワリが詰まった平屋(第5回)chez_rie2016さん〜
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現在ムクリでは、素敵なおうちにお住まいの方のキッチンやリビングといった場所や、メーカーにフォーカスをして記事を配信しておりますが、おうちが出来る過程を具体的に知りたいというニーズもあると感じております。
そこで、工務店・ハウスメーカー選びや、設計でのコダワリ、施工期間中の実話などなど、普段インスタグラムでは発信していない実体験をコラム形式で配信していきます。
マイホームを検討中の方は勿論ですが、すでに竣工を迎えた方も当時を振り返りながら共感できる部分もあるかと思いますので、ぜひお楽しみいただければと思います。
※コラムの内容は、ご担当された工務店・HM・設計士さんや、書き手の方の主観もございますので、予めご承知いただけますと幸いです。
「内装」と「収納」我が家の決め方
前回は天井高というちょっとマニアックなお話をさせていただきました。
今回は内装と収納という、おうちを建てる際にどなたでも直面する課題について、我が家の決め方や考え方をご紹介していきます。
RIEさんの前回までのコラムはこちらよりご覧いただけます。
内装は家具選びから
家づくりが始まって、一番悩むことが多いのが内装ではないでしょうか。クロスにしても、床材にしても、本当にたくさんの種類があるから悩みますよね。そして、何よりカタログ中心で完成のイメージがし辛いというのもあると思います。
そこで、わたしたちはまず、リビングに置きたい家具選びから始めることにしました。
ソファは、主人がずっと欲しいと言い続けていたカリモク60のKチェアで意見が一致していました。このソファを置いたリビングをイメージして、内装を決めていきました。
・リビングはこの状態をイメージして、家全体の内装を考えました。
・ダイニングはソファに合わせて一つずつ選びました。
家具ですと、実際店舗に見に行けますし、コーディネートされた場所もありますので、内装のイメージは掴み安いです。
基本は白と木目の色、ポイントに黒を使うようにしたので、割と悩むことなくサクサク決まっていきました。
・寝室もシンプルに真っ白な空間ですが、間接照明でアクセントをつけてもらいました。
・トイレはキッチンのタイルと色違いのものを採用しました。
好みが変わるものはシンプルに
こども部屋も、アクセントクロスなどは使わずに真っ白な空間です。
こども達も成長に応じて好きな色がコロコロ変わっていきますので、カーテンやベッドカバーを自分たちで好きなものを選んでもらうことにしました。
我が家は田舎で、こども達は高校を卒業したら一人暮らしをしながら大学に通うことになると思います。そのため、デスクやロフトベッドなどを造り付けにすることも考えましたが、こども部屋として使用する期間は限られているので採用しませんでした。
こども部屋それぞれには収納を作らず、こども部屋の前の廊下にクローゼットを作ってもらいました。こども達が巣立ったら、わたしが贅沢に一人で使う予定です!
こどもに限らず、やっぱり趣味とか趣向って年々変化していきますよね。ですから、一日のうちで長くいる場所や、面積が広い空間は極力シンプルに造った方が楽しむ余地があって良いのかなと思います。
収納する物を決めて広さを決める
大は小を兼ねると言いますし、収納はあればあるだけあったほうが安心ですよね。
しかし、我が家は30坪の小さな家。
収納を増やした分だけ居住スペースが狭くなってしまいます。
そこでまず、家にあるもの、またこれから増えるであろう物を書き出して、それぞれどこに置くか決めました。
こども達が中学、高校になる頃が洋服のサイズも大きくなりますし、部活動の道具なども増えると思うので、一番物が増えるのかなと想像して書き出しました。
最初にいただいた設計では、リビングにもう一か所収納スペースがあったのですが、それはなくても大丈夫だと判断して削ってもらいました。その分、リビングのスペースも広くなったのでよかったかなと思っています。
すべて計画通りいくとは限りませんが、今ある物、整理できる物、必要な物といった具合に設計の段階で家族で話合うことはオススメできます。
そう言えば、最近娘がドラムセットが欲しいと言い出し・・・これは想定外でした(笑)
娘の部屋には既にピアノもあって置けないので、隣に住んでいる義父の家に置いてもらうか、弟にもドラムを好きになってもらって置いてもらったら?と話しています(笑)
内装も収納も、実際に見える物、把握できる物からイメージを膨らませているのがわたし達の特徴です。あとは、迷ったらシンプルに、と考えてみるのも一つかもしれません。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
RIEさん、ありがとうございました。
家具から入るって発想案外ないのかもしれません。住み替えるにあたって広くなることが多いですし、家具も買い換えよう!ってことで、従来のものは整理する人も多いと思います。
でも、確かにパースを元にイメージするよりも、実際に見て触れる家具を先に決めることができれば、床の色や全体のトーンも足並み揃えることができそうです。
あとは迷ったらシンプルに!というのも共感できました。
RIEさんのコラムはこちらよりご覧いただけます。
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