【暮らしのインテリア】白と木の色合いが生み出す憧れの北欧風インテリア~10年目の自分らしい暮らし(sario.lsさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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お気に入りの家具と出会うまでの幸せな時間
こんにちは。saoriと申します。これまでのコラムでは新居を建てるに至るまでや間取りの工夫・設備などについてお話させていただきました。
4回目となる今回は、私が新居で一番実現したかったことと言っても過言ではない、理想のインテリアづくりについてお話していきたいと思います。
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インテリアのイメージはシンプル・ナチュラル
私は昔からインテリアが好きで、雑誌の特集やインテリア本をいつも読み漁っていました。
好きなインテリアのページは切り取ってスクラップにして保管したり、好きなスタイリストさんのライフスタイル本を何冊も読んではインテリアショップを訪れたりと、お店のディスプレイを自宅のインテリアの参考にしていました。
10年前、いざ家を購入するとなった時、自分のイメージするインテリアと合いそうな物件に出会えず、一から家を建てるという方向に話が進んだことを初回のコラムでもお話させていただきました。
好きな雰囲気の家を建てられるのならば絶対素敵なインテリアにしよう!と密かに興奮したことを今でも覚えています。
そうして家づくりが進み始めた時には、設計段階からいつもどんなインテリアにしたいかをイメージして打合せに臨みました。
雑誌やインテリア誌で私がよく心惹かれたのは海外のインテリアでした。
白い壁に映える使い込まれた木の床という空間に、木の家具や生活道具・アンティークの雑貨が置かれたシンプル且つナチュラルで落ち着きのあるインテリアが私の理想でした。
打ち合わせでは、建築士さんに好きなインテリアのイメージをしっかりと伝え、新居の壁は白、床は明るすぎず暗すぎない色の無垢材で進めていくことになりました。
ワクワクした家具選び
新居にどんな家具を置くかを考えるのは一番ワクワクする時間でした。
賃貸暮らしの時に広さや将来のことを考え家具を買うことを控えていた反動もあったと思いますが、今思えば賃貸暮らしの時から我慢せずに家具を楽しめばよかったな、と思うほど、家具選びは楽しいものでした。
夫は家具にはコダワリがなく全て私にお任せすると言ってくれたので、私が欲しい家具の種類とその家具のイメージや条件を固め、それをもとに家族で探しに行くことに決まりました。
通常一番先に考えるであろうダイニングテーブルとソファについては結婚当初に購入しており、しばらく使う予定で考えていたので(現在も使っています)それ以外の家具で新居に必要かつ理想のインテリアに合わせたいモノを選んでいきました。
どんな家具が必要かを考える際には、具体的に新居で私がどんなことをしたいか・家族でどんな風に過ごしたいかをイメージすることから始めました。
- ヨーロッパの暮らしのように使い込まれた家具を無造作に配置した雰囲気のある部屋にしたい
- お気に入りの雑貨や写真をディスプレイする場所が欲しい
- ゆったり座って本や雑誌を読みたい
- 陽のあたる明るい場所で朝食やランチをとりたい
- 夜ごはんは落ち着いた明かりのもとで食べたい
この様に具体的な家での過ごし方を思い描いていくうちに、私たちの家に必要なものを絞っていくことができました。
書き出すことで膨らむイメージ
当時私があったらいいなと考えた家具とそのイメージはこんな感じでした。
◯ローボード
・リビングの主役になるモノ
・木の素材で、温かみが感じられるモノを希望
・できればmade inヨーロッパでテイストが限定されない色味と直線的なデザイン
・脚付きで高さは90cmほどで上に雑貨などを飾ることができる
・DVDやCDを収納したいので引出があると尚よい
◯ペンダントランプ
・高い天井からダイニングテーブルの上に低めに垂らしたい
・空間に馴染む白いモノ
◯スタンドランプ
・スタンドランプの温かい光のもとでコーヒー片手にのんびり本を読みたい
・ソファのすぐ横に置けてすっと伸びるシンプルなデザイン
・スタンド部分が木製のモノ
◯1人掛けソファ
・落ち着いた色味の布張りで枠は木のモノ
・ここに座って横に置いたスタンドランプの明かりで本を読みたい
◯TV台
・ゲーム機やビデオなどオーディオ機器が全て収まるモノ
・直線的でシンプルなデザイン
写真は10年前の手帳の1ページです。
イラスト付きで欲しい家具のイメージが描いてあります。これを見ると私の家具への熱意が伝わりますよね(笑)
このイメージをもとに、家が建ってからは実際に必要かどうか・置く場所があるかどうかも考えながら家具を選んでいきました。
その後、入居5年目にはこどもの成長と共に2人掛けのソファが手狭になり、何年もずっと憧れていたウェグナーの3人掛けのソファをじっくり見て回って買い足し、現在のインテリアが出来上がりました。
理想のインテリアへの道のりはまだまだ続きますが、私のイメージした“白い壁と木の床の部屋に木の家具を置いた落ち着きのあるインテリア”に近づいているかなと思っています。
これからも家族3人でこの家に暮らしながら、より素敵で居心地のよいインテリアを目指したいと思います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
私も小さな頃からインテリア雑誌などが好きで、同じくインテリア好きだった編集部のメンバーとも20ウン年前の本について会話が弾んだことがありました(笑)
昔から憧れていた海外のインテリアをうまく盛り込みつつも、実際に自分の家に必要か・置くことによって生活の邪魔にならないかなど、憧れだけを追うのではなく、自分の暮らしに沿った家具選びをされているところが流石だと思います。
コラム内で10年前のsaoriさんの手帳を公開していただいていますが、10年経っても全くブレないインテリアへの情熱とセンスが今のステキな暮らしを作り出しているんですね〜。個人的には手帳の続きがとっても気になります!
saoriさん、ありがとうございました♪
(編集:megu)
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