キッチンが主役になる空間。ma_ao0さんのキッチンを探索!【LIXIL(リクシル)リシェルSI】
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デザインと機能性を持ち合わせたキッチン
ウォルナットの床とLDKで統一された家具が印象的なおうちにお住まいのma_ao0さん(以下、まおさん)が採用したLIXIL(リクシル)リシェルSI Ⅰ型を紹介していきます。
家事動線とデザインの両立を目指したまおさんに、キッチンの使い勝手から収納、キッチン周りのデザイン設計まで詳細をお聞きしました。
(※記事の中での規格は建築時のものです。現在の最新の規格はメーカーの商品ページ等をご参照いただけますと幸いです。)
メーカー:LIXIL(リクシル)リシェルSI Ⅰ型
耐熱性に優れ、傷や汚れの付きにくいセラミックトップが特徴のリシェルSI。
コンセプト
料理をする方にとっての「使うよろこび」を突き詰めました。
道具の出し入れや、食器洗い、掃除などキッチンで行われる動作を何度も見つめなおすことで、直感的な使いやすさと、自然な使い心地を一つひとつかたちにしています。
またインテリアとしての美しさも、よろこびの一つと考えました。
キッチンを暮らしの中心に据えると、料理をする時間がもっと楽しみに。
システムキッチン リシェルSIがつくるのは、そんな毎日です(HP参照)
詳しくはこちらをご覧ください。
まおさんのキッチンサイズ
全長:2770mm
奥行き:970mm
高さ:850mm
デザイン
天板:セラミックトップ (グレーズグレー)
レンジフード:リシェルSI(ステンレス)
その他
食洗機:なし
水栓 : グローエ/ハンドシャワー水栓ミンタJG (GSF545SJG)
グリル:なし
カップボード
背面収納:南海プライウッド/ユニモ2
収納扉:神谷コーポレーションのハイドア(ホワイト)
全幅:2590mm
奥行き:460mm
高さ:2500mm
まおさんのコダワリ
「キッチンが主役になる空間」を目指す
まおさん
オールセラミックの存在感が活かされるように、カップボードの存在感をなくしたいと思い、ユニモ2という商品に、神谷コーポレーションのハイドアを採用しました。神谷コーポレーションのコンセプト『床と天井をつなぐドアの"壁面化”』はまさに私の理想でした。
カップボードを真っ白にしたのは、セラミックと白のハッキリしたコントラストを期待してのことです。当時はカップボードのドアを鏡面にするか黒にするかセラミックにするか…悩みに悩みましたが、白にしてよかったです。
結果的に、カップボードの白がLDKの壁と一体化し、我が家の特徴であるウォルナットとキッチンがより映えるようになりました。
ユニモ2について詳しくはこちらをご覧ください。
神谷コーポレーションについて詳しくはこちらをご覧ください。
家事&生活の動線を考えた収納
キッチン収納
・奥行き
らくパッと収納というリクシル独自?の収納になりますので、場所によって奥行きが異なります。キッチン両側面に大容量の収納があるのも特徴です。
詳しい機能は動画をご覧ください。
URL:www.youtube.com
まおさん
キッチン収納に関して意識してるポイントは2つあります。
①キッチン収納には毎日使うものだけを入れる。
必要最低限のものしか持たない。(パン作りやお菓子づくり、出番の少ない器具は箱に入れてカップボードに収納しています。)
②使う場所に使うものを収納し調理中の導線を短くする。
リシェルSIは本当に収納が多いので、その収納力に甘えないようにしています(笑)
我が家はグリルがないため、IH下の引き出しには調理器具を収納しています。
特に箱などは使わずただ並べています。最低限のものしかないので、ごちゃつくことなく使えています。(今回の記事を機に見直すことが出来てこの写真から1つ処分しました(笑))
らくパッと収納で上下2段構造になっており、開くとまず上段が出てきます。
上段には片手鍋や両手鍋(ジオプロダクト)。
下段にはボウル、ザル、保存容器を入れています。
調理中、お湯から沸かす鍋はシンク下に。揚げ物や炒め物に使うフライパンや鍋はIH側に。適材適所に収納してアクションを減らしています。
オプションで米びつ(10kg)を入れました。
ダイニング側の引き出しには、取り皿やカトラリーを収納しています。
ダイニング側に取り皿を収納しておくと、「あ、取り皿が足りない!」って時に便利。箸も、家族に「お箸だしといて〜」と声をかければ楽チンです(笑)
下段は今の所何にも入っていません。
テーブルクロスとランチョンマットぐらいです。
子供が大きくなるにつれてこれから物が増えるだろうと思います。
注意点
リシェルSIは収納が魅力でHPやカタログでもその点を推してます。
ですが、お気づきの方もいるかもしれませんが、ある物がないんです。
そう「食洗機」がないんです(笑)
食洗機が非常に場所をとりますので、多くの方は食洗機を導入すると思います。その点を考慮した上で収納など考えてリシェルSIを選択されると良いと思います。
カップボード収納
出番の少ない調理器具はカップボードに収納しています。
また、出しっ放しだとごちゃつく食器カゴも収納しています。
ゴミ箱の設置場所は設計に盛り込むことがオススメ
ゴミ箱はイーラボスマートペールを使い、ビン・スチール・アルミ・ペットボトルを区分けしてます。洗って乾かしてから捨てるのでカップボード内に捨てても匂いは気になりません。
※通常穴は一つなんですが、DIYで二つにしました。
前の家ではベランダにゴミ箱があり、そこへ捨てにいってました。
その時の、ベランダまで行く→掃き出し窓を開ける→捨てる。というアクションが面倒でキッチンに置きっ放し…ということも多々あったので、新居では「ゴミ箱問題」を初期段階で検討しました。そこでたどり着いたゴールが上記です。とても扱いやすく気に入っています。
奥に見えるのはセリアの突っ張り棒で、そこにゴミ袋をかけてます。
もともとインスタグラムで拝見しててやってみたかったんですが、いざ使うとストレスなくゴミ袋が取り出せますのでオススメです。
パントリーの活用
先にもお話させていただいた通り、「キッチンが主役」と意識しました。
そのため、カップボードの存在感を軽減させるために大きいものは設置しませんでした。
そこで、カップボードの裏にパントリーを作りました。
細々したものは全てパントリーにしまい、何かないかな?と思ったらパントリーに行けばあるような動線にしています。
パントリーがあるおかげで、LDKもスッキリし理想通りになってます。
ちょっとした見せる収納
ティータオルはキッチン横に無印のバッハンガーを使ってぶら下げてます。
お気に入りのものはデザイン性も高いので、インテリアのアクセントにもなってくれてます。
LIXIL(リクシル)リシェルSIの使い勝手に関するQ&A
普段のお手入れはどうされてますか?
1.食器は手洗いです。洗った器は、ティータオルに置いたり、食器カゴ(引っ越し前から使用しているもの)に入れています。食器かごは、使わない時はカップボードの中にしまっています。
2.食器用洗剤でシンクや天板を洗います。
食器洗剤ですが、マーチソンヒュームのボトルにJoyを詰め替えて使っています。(個人的にマーチソンヒュームの香りが苦手でした(笑)
3.仕上げはパストリーゼで拭きあげます。
セラミックの天板は本当に汚れに強いです。
ですので、毎日食器を洗う流れで上記お手入れをするだけで、清潔で綺麗な状態を保つことができます。
定期的なお手入れ
水栓はウタマロを使って拭いてます。
シンクはオキシクリーンを使い、鍋や換気扇と一緒に漬けおきしてます。
鍋はジオプロダクトを使っています。オキシ漬け後の写真です。気持ちいいぐらいピカピカになります。
真っ白なボトルがウタマロで、無印の米保存容器にオキシクリーンを入れてます。
レンジフードのお手入れはどうですか?
1ヶ月に一度拭き掃除をする程度です。
油を使った料理もよくしますので、蓋の部分がべたつきますが、パストリーゼで拭き取るだけで綺麗になります。
「よごれんフード」の詳細は動画をご覧ください。
URL:www.youtube.com
食洗機を設置しなかったのはなぜですか?
新築を機に食洗機にしたかったのですが、お気に入りの器が食洗機不可とされているものが多く、思い切って食洗機はナシにしました。
料理上手なまおさん。
食器にもコダワリがあります。
メリット・デメリットについて
・メリット
1.熱い鍋を直における
これは鍋敷きを出す、片付けるといった手間が省けるので便利です。
一度置いた鍋が、ちょっと邪魔だなって時にもまた好きなところにドン!と移動できるので楽チン。アクションを1つでも減らしたいと思っているわたしにはとてと便利に感じる部分です。
ピザや、ケーキを焼いた後のオーブンの天板も直に置いています!
2.傷がつかない
5ヶ月使用してますが、傷が全然つきません。
ちょっとした傷や汚れによるストレスがないのはありがたいです。
・デメリット
1.天板が頑丈すぎる(笑)
ガラスや陶器の器をカツンと落としてしまった時、見事に欠けてしまいました。
滅多にそんなことはないのですが雑な私は引っ越し早々に大切な器を欠けさせてしまい、それはそれはショックでした(笑)
2.まな板は必要です
TVCMでは、天板の上で直に包丁を使っていましたが、実際のところ歯が欠けます!
ですからまな板は必須かと思います(まな板使わない方は少ないと思いますが)。
逆を言うとそれぐらい強い!のは間違いありません。入居5ヶ月ですが雑な私でも傷1つつけていませんし、手のかかる汚れもついたことがありません。
手を滑らせた時にお皿が割れる(笑)こと以外は、扱いやすい商品だと思います。
ズバリ!キッチンの決め手はなんですか?
デザインに一目惚れです!ショールームで出会った瞬間に心を射抜かれました(笑)
器もそうなのですが、私はどうも土の質感に惚れやすいみたいで。。
セラミックの、焼き物ならではのマットな渋さがたまらなく好みです。
いかがでしたでしょうか。
LDK全体を見回してもグレーのキッチンが存在感を出し、家具との相性も素敵です。
どうやってキッチンを主役にしていくか工夫があって勉強になりますね。
ぜひ、参考にしてみてください。
まおさん、ご協力ありがとうございました!
ご協力いただいたまおさんのインスタグラムはこちら
今後も少しずつ、記事を更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。
インスタもフォローいただけると嬉しいです♩
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