【あの人の暮らしが素敵な理由】心を潤す存在。育てる喜びと癒しの時間を〜植物のある暮らし(seven_herbs_さん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「植物のある暮らし」をテーマに、@seven_herbs_(以下、mi)さんのお話をお伺いしていきます!
グリーンが映える家づくりで居心地の良い空間を
mi
はじめまして。5年前にたくさんのこだわりが詰まった「グリーンが映える家」を設計してもらい、そこに夫とふたりで暮らしています。
もともと祖父が盆栽を育てている姿や、母が庭で草花を育てる姿を見てきたこともあり、私にとって植物は身近な存在でした。
植物に囲まれた暮らしを目指して
初めて一人暮らしをするときに母が持たせてくれたアイビー とポトスが、自分で初めて育てた植物でした。その時は「お世話は簡単だから。」と言われたものの、水遣りのタイミングが良く分からず枯らしてしまったという苦い思い出も。
そこから20年、時々失敗をしながらも少しずつ植物が増えていき、現在に至ります。
シンボルツリーのウンベラータをはじめ、パキラ・クッカバラ・シェフレラ・カラテア・ポトス・サンスベリア・アガベ・ペペロミア・サボテンなど、合わせて20個の鉢植えのお世話しています。
グリーンが主体のインテリア
この家をつくる時に設計士さんにお願いしたのは「グリー ンが映える家」であること。
室内の素材にはモルタルやタイル、アイアンなどの“無機”とウッドの“有機”を融合させ、そこにグリーンが入ることで完成する家づくりをしてもらいました。
グリーンをハンギングできるよう天井にアイアンバーを付けたり、モルタルの土間スペースで水遣りができたりと、植物との共存がしやすい環境をたくさんつくりました。
育て方のコツと付き合い方
我が家では全て室内で育てているのですが、インドアグリーンで一番大切なのは置き場所です。
見た目重視で陽の当たらない玄関や洗面所に鉢植えを置いて枯らしてしまった経験があるので、今はなるべく日当たりと風通しの良いところに置いてあげるのを心がけています。
お水をあげるタイミングも植物たちと上手に付き合っていく中で大切なポイント。
それぞれに個性があるのですが、室内で育てている我が家では「土が乾燥したら受け皿に水が流れるまでたっぷりあげる」をベースにしています。
霧吹きで葉水をしてあげると喜ぶものも多いですね。
我が家は旅行が好きで1週間以上家を空けることもあるのですが、出発前にたっぷり水をあげておくと意外と元気に留守番していてくれます。
そしてグリーンを気軽に楽しむなら、「水挿し」がいいと思います。ポトスなどの水挿しはとても手軽ですし、どんどん伸びて増やせるところが初心者さんでも育てやすくてオススメです。
梅やドウダンツツジなど、季節の好きな枝ものを花瓶に入れて飾るだけでもお部屋で季節感を楽しめますよ♪
育てやすいオススメの鉢植えというとアイビーやポトスがよく知られていますが、私のオススメはクッカバラ。耐陰性があり、わりとどんな環境でも順応してくれます。
気根(茎から出てくる根っこ)が出てきて土に入っていく様子を観察するのが楽しく、南国植物ならではの雰囲気も味わえますよ。
次々と新しい葉が出てくるので、古い葉は剪定して水挿しにして楽しんでいます。
植物と共存する暮らし
9年目になる我が家でいちばんの古株、カラテアランキフォリア。夜になると葉が閉じて葉の裏側の紫色が現れます。
命を育てるという責任感はもちろんありますが、自宅で過ごす時間が増えている今、室内にグリーンがあることでとても癒されその生命力に元気をもらっています。
朝起きると「あ、カラテアが水を欲しがっている!」と感じることも。どんどん愛着が湧いてかわいくなっていきますよ。
我が家の植物たちを見て「盆栽のお世話をしながら日々何を考えていたんだろうなぁ….。」と、亡き祖父を思い出す時間も。私にとってなくてはならない暮らしと心の潤いです。
皆さんも是非、手軽なところからグリーン生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。
日常の風景に自然と馴染んで潤いを与えてくれる、そんな植物のある暮らし方がとても素敵なmiさん。
「グリーンが映える家」をコンセプトに考えられたお家は、そこにある植物たちもお家のインテリアの一部としてなくてはならない存在。アイアンやモルタルで色味を抑えたシックな空間の中にパッと鮮やかなグリーンが優しさや温かみを与えてくれていますね。
“植物のある暮らし”に憧れつつ、生物はお世話が大変そうと思って中々手を出せずにいるというお話もよく耳にします。
実は一見難しそうに見えても“育て方のコツ”さえ掴んでしまえば大丈夫。人気のウンベラータはもちろん、今回miさんにおすすめしていただいたクッカバラも育てやすいグリーン。少し大きめな鉢植えを一つ置くだけでグッとインテリアも引き締まりますね。
初心者さんや省スペースで楽しみたい方にもおすすめな水挿し栽培など、取り入れ方も様々なのが魅力の一つ。まずはそっと花瓶に生けてみるところから始めてみてはいかがでしょうか?案外グリーンの沼にハマってしまうかもしれませんよ。
(編集:megu)
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