【暮らしのインテリア】北欧グリーンの壁に様々な椅子が並ぶ、暮らしを楽しむダイニング〜優しいぬくもりを感じる木の家(__oharubiyoriさん)
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いろいろな使い方ができて、パッと片付けられるダイニングを目指して
こんにちは、おはるです。
今回は、北欧インテリアを中心に空間づくりをしているダイニングについてお話したいと思います 。よろしくお願いします。
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優しい北欧グリーンの壁
家自体が呼吸できるよう、わが家は木や漆喰・通気クロスなど、自然素材を多く使った家づくりをしています。
玄関から入ると、前回のコラムでご紹介したリビングの奥に位置する8畳ほどのダイニング。
ダイニングの壁は、優しい北欧グリーンにしたくて色々と探したところ「うまくヌレ~ル」という漆喰の若草色がまさにイメージにぴったりで採用することにしました。
名前の通り、“誰でも簡単に、コテや手を使ってどんな下地にも塗れる”DIY用の漆喰で、ホームセンターにも置いてあリます。
私は産後間もなかった為断念しましたが、職人さんに下地のボー ドにパテ処理を施してもらった後、主人が施工することにしました。
漆喰のいいところは 、塗りムラもまた表情になるところ。むしろあった方が雰囲気が出るので、素人でも思い切りチャレンジができます。
こどもと一緒に塗ったり、手形を残したり…おはじきなどの素材を埋め込んでも楽しそうですよね。実際、主人が塗ったこの壁はムラムラですが (笑)、それもまた味!
光の加減で色々な表情を見せてくれる、思い出深いお気に入りの壁となりました。
ずっと憧れていた名作照明
グリーンの壁に合わせた照明は、学生の頃からずっと憧れていた北欧の名作。ポー ル・ヘニングセンによってデザインされたルイスポールセンの「PH5」です。
どの角度から見ても眩しさを感じさせないよう設計されたやわらかい光が、家族の集まるテーブルを照らし、なんてことのない毎日のごはんも美味しそうにみせてくれます。
もちろん灯りが点いていない姿も美しく、この先もずっと大切にしたいもののひとつです。
テーブルとチェア
地元の家具屋さんでセミオーダーしたダイニングテーブルは、幅1500mm、奥行き845mm。横にふたり並んでゆっ くり座れる広さです。
高さは私が小柄ということもあって680mmと少し低めにしましたが、海外の椅子は日本の規格のものより座面が高いものもあり、テーブルとサイズが合わないことも。
後から気付きましたが、テーブルの高さは一般的なサイズにすれば良かったなと後悔ポイントでもあります。
ダイニングチェアはみんなバラバラで、少しずつ気に入ったものを揃えています。
左から順番に
・NORTE:ビークチェア
ゆったりした作りのアームチェアは主人のもの。座布団を敷かなくても、ペーパーコードの座面がお尻を優しく包んでくれます。
・STOKKE:トリップトラップ
あかちゃんから大人まで成長と共に使えるハイチェア。娘へ、名前の次にプレゼントした大切なモノです。成長につれて板の位置を変える時は、毎回感慨深いものがあります。
・TOU:WR サイドチェア
ずっとラタンチェアを探していて、遂に出会えた一脚。家族みんなで使っています。座面が低く広めな作りが、座るとゆったりとした気分にさせてくれます。
・ERCOL:クエーカーチェア
海の向こうで誰かが使っていた1960年代のアンティークチェアは私のもの。曲木が特徴的で背もたれに高さがある分、背中をうまくホールドしてくれます。絵になる佇まいもお気に入りです。
・Artek:スツール60 別注
北欧家具を扱うscopeさんの別注リノリウム。新築時と自分の30歳の誕生日に1脚ずつお迎えしました。
来客があって椅子が足りない時はもちろん、ソファのサイドテーブルにしたり、ちょっとした台にしたりと…フレキシブルに活躍してくれています。
食事の時間を楽しむ工夫
おうち時間が長くなってからは、食事の時間が前よりとても大切に思えるようになりました。
私はテーブルひとつでできる、簡単な模様替えを楽しんでいます。
テーブルの向きを変えたり、グリーンの壁に寄せてみたり、お休みの日は窓側に置いてカフェスタイルを楽しんだり…と。ちょっとしたことですが、位置を少し変えるだけで気分も変わります。
お外が気持ちのいい季節は、ダイニングとゆるやかに繋がる縁側の軒先にタープを張って庭で食事を楽しむことも。
去年はどこへも遠出はできませんでしたが、近所のこどもたちがふらっと遊びに来てくれて、ここでかき氷やスイカを食べたりしたのも楽しかった夏の思い出!
今年も天気のいい日はタープを張って、おうち時間を楽しめればいいなと思っています。
すぐに片付けられるダイニングテーブルを目指して
わが家のダイニングは食事をするのはもちろんのこと、書きものをしたり、こどもと一緒に何かつくったり…。そして、私の仕事場でもあります。
キッチンとの間に設けた造作カウンターの下は、家族の収納。普段必要なモノは大体ここに揃っています。
例えば、仕事で使う文房具類は家族と共用にし、無印良品のキャリーボックスにひとまとめに。ダイニングに座ったまま取り出せるので動線も良く、ボックスごとテーブルに置いて作業をし、終わったら片づけます。
日々の暮らしの中で、様々な用途のあるダイニングテーブル。散らかってもすぐに片づけられるよう少しずつ試行錯誤しながら仕組みを整えています。
印象的なグリーンの壁はご主人が自ら施工されたものだったのですね。漆喰を塗るのは難しいイメージなので、簡単に塗れる商品があるのは心強いです。
ずっと憧れていた名作照明。願っていた思いが叶った満足感というのは大きいものですよね。
バラバラのダイニングチェアは、それなのにまとまりがあって。でもやっぱりバラバラならではの楽しさも感じました。
おうち時間が増えた今、ダイニングの存在や食事の時間の楽しみが大きくなったのを感じます。おはるさんのようにテーブルを動かすと新鮮な気持ちで過ごせそうですよね。
ご家族が楽しく集う姿が想像できる温かみのある素敵なダイニングでした。
おはるさん、ありがとうございました!
(編集:kaori)
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