【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】家で一番居心地の良い場所。遠い外国で作られ使われていたソファが、日本の小さな家にあること(_pedunculosaさん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。家で一番居心地の良い場所
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@_pedunculosa(以下、soyogo)さんのお話です。
いつも家族の暮らしの中に
soyogo
古いものが好きで、長年使っている家具や小物がいくつかあります。その中でも、家族を日々受け入れてくれているソファを紹介したいと思います。
結婚する時に、北欧家具屋さんで購入したソファはウェグナーのもの。
2人でお店に見に行って、とても気に入りました。即決はできなかったのですが、家に帰ってからやはり欲しいと電話をした思い出があります。
それ以来、時にはつわりで横になる私のベッドになったり、時には小さな子ども達が並んでテレビを見る場所だったりと、いつも家族の暮らしの中で使ってきました。
今の家を新築する過程で、私たちが当時住んでいた家に建築士さんが訪ねてくださって、持っていた家具や台所道具を確認してくれました。
私たちはソファや棚などを新居でも使いたいと思っていて、建築士さんはその要望を折り込んだ設計にしてくれました。
ソファはリビングに置くことになり、大きな窓から庭の木が揺れるところが見える、家でも一番居心地の良い場所となりました。
ソファと同じく結婚の時に買ったアンティークの可動式テーブルに朝食やおやつを運んで、いつも家族がくつろいでいます。
引越しの時点で、購入してから10年以上経っていたのでクッションはだいぶ劣化していました。
自分達で中綿を入れたりして補強していたのですが、ソファを買った北欧家具屋さんで布地の張り替えをしてくれることを知り、お願いしました。
以前の布地はブラウンでしたが、新しい布地はグヴァドラ社のグレーにしました。新しい家の雰囲気にも合っている気がして、とても気に入っています。
ソファの骨組みは本当にしっかりしていて、まだまだずっと安心して使えそうです。
遠い外国で作られ使われていたものが、日本の小さな家に運ばれてきたことを考えると、不思議な気持ちになります。古いどっしりとしたソファを、これからも大切に使っていきたいと思います。
このお家に合わせて購入したかのようなソファに見えるのは「折り込んだ設計」だからなのですね。目に入るグリーンに癒されてゆっくりくつろげそうです♩
布地も最初からそうだったかのように馴染んでいます。張り替えで万全な状態になって、これからもずっと家族の暮らしの中に存在してくれるのでしょうね。
(編集:kaori)
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