【暮らしの中にある私の「3つ」】できることをできる時に。「今」を大切にした、子どもとの時間とひとり時間(sa___ouchiさん)
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日々の暮らしに欠かせない「モノ」や「コト」って人それぞれあると思います。それがあるおかげで助かったり、頑張れたり。
そこから見えるそれぞれの背景を交えながら、暮らしの中で自分の支えになっている「3つ」のモノやコトをご紹介します。
前回までの「私の3つ」はこちら
今回は、sachi(@sa___ouchi)さんにお話をお伺いしていきます。
1.子どもと過ごす、今だけの朝時間
わたしの毎朝の日課は、少しだけ早く目覚めて朝日を浴び、起床時間まで寝室でのんびり過ごすこと。
素敵な朝活に憧れてあれこれ試みた時期もありましたが、同じ空間に居る方が子どももゆっくり寝てくれ、寝起きも良いため今はこの形に落ち着いています。
すやすやと眠る子どもたちの寝顔を眺めたり、自由な寝相に思わずにんまりしたり。今日のタスクやメールに目を通し一日の流れを確認することで、心にゆとりも生まれます。
目を覚ました子どもたちと、布団に包まったまま他愛のない話をする時間も楽しみのひとつ。
後ろを振り返れば今日が一番大きいけれど、前を向けば今日が一番小さいわが子たち。焦らずじっくりと、「今」を大切に、まあるい気持ちで一日がはじまります。
2.余白と生活感を愉しむ暮らし
普遍的な美しさと経年変化を愉しむため、わが家は設計時から余白のあるシンプルな家づくりを意識してきました。 余白には、いろんなテイストと調和する万能さと、引き立たせたいものに焦点を当ててくれるスポットライトのような役割も。
余白に浮かぶ玄関のFIX窓は、ウィンドウピクチャーとして、四季折々の景色を愉しませてくれます。
一方で、キッチンは適度に生活感のある、自然体であたたかな雰囲気を大切に。
食器や小物は造作のカップボードに見えるように収納したり、見えても味になるアイテムはあえて出しっぱなしにしたり。雑多な印象を与えてしまう家電類は、カウンター下に隠すように配置しています。
おもちゃが転がり、毎日のように子ども画伯の個展が開催されるリビングは「これも今だけの風景…」と割り切るようになりました(笑)ほどよい生活感を愉しめるようになると、心もふわっと軽くなります。
3.心が満ちるひとり時間を
小さな子どものいる暮らしは、家事をしている間も何度も手を止めては子どもに寄り添います。相手をしている間は常にアンテナを張っているので、ひとり時間は心が休まる貴重な時間。
ひとりでじっくり買い物したり、おやつを作ったり。最近は中庭で春を感じながら刺繍をするのにはまっています。いずれも共通しているのは「集中できる時間」であること。
下の子が幼稚園に入り、数年ぶりにこうした時間を持てるようになり、ひとり時間の大切さとありがたみをより一層感じるように。自分のペースで料理が完成する、ただそれだけのことですが、何とも言えない達成感があります。
子どもと過ごす時間、自分と向き合う時間、どちらも大切にしながら、よりたのしく自分らしい暮らしを目指しています。
お子さんと過ごすゆったりとした朝時間。文章を読むだけで、あたたかい温もりに包み込まれるような気持ちになりました。それと同時にsachiさんはひとりで過ごす時間も大切にされています。
余白と生活感のお話もそうですが、その切り替えやバランス感がそれぞれにいい影響を与えていますよね。まあるいふわっとした気持ち、意識してみたいと思います♩
(編集:kaori)
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