【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】家族の思い出と共に成長し、変化していく収納棚のある風景(7___home nanaさん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入した中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@7___home nana(以下、nana)さんのお話です。
大切なものを収納する場所をインテリアの要に
nana
「ずっと大切にしたいもの」 そう聞かれて真っ先に思い浮かんだのが、この収納棚です。
6年前に娘が産まれ、当時アパートで暮らしていた私たち家族。インテリアにもさほど興味もなく、何もかもが初めての子育てにいっぱいいっぱいの日々。
アパートは狭い部屋で収納も少なかったため、娘の洋服やおもちゃ、おむつなどを入れる場所がありませんでした。
そこで、実家にあった廃材を集めて「実質0円」で急いで作ったのがこの棚。
作った当初は 「溢れるベビーグッズが収まれば何でもいい」と特に思い入れもありませんでしたが、4年前に家を建ててほとんどの家具を新しく買い替えた中、なぜかこの棚だけは新居に持って行きたいと思いました。
新居ではDIY用の道具を収納したり、娘の本棚にしたり、現在では私の洋服棚に。生活スタイルに合わせて使い方は変化していますが、どんな時でも大切なものを収納する棚であることは変わらず。
今では我が家の主役級の家具となり、この棚の色味や雰囲気と合うように他の家具を選ぶ程に。
大好きな家具があるこの部屋は、家の中で私が最も落ち着く場所でもあります。
傷や汚れは味となり、家族との思い出もたくさん詰まっていて日々愛着は増し深まっていきます。これから先もずっと、我が家で活躍してくれると思っています。
廃材でパパッと作ったとは思えないほど今のインテリアにも馴染んでいる収納棚。インテリアの好みが変わったりライフスタイルの変化があったりしても、ご家族の思い出と共に歳を重ねてきた棚のある風景は変わらないというのがとても素敵です。
大切なものを収納するためにある棚はnanaさんのおうちの象徴でもあり、そこにあるだけで幸せな気持ちにさせてくれるもの。愛着のある棚を軸にインテリアを考える時間もまた楽しそうですね。
(編集:megu)
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