【暮らしのインテリア】狭くても問題なし!限られた広さのLDKを部分リノベで好みの空間に〜54m2のマンションに工夫して暮らす(ouchinokoto_ekさん)
- コラム
- 読みもの
いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。
「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。
とらわれない部屋作り。暮らし方が変わるLDK
こんにちは、ERIです。初回のコラムでは部分リノベーションした玄関についてご紹介しました。2回目のコラムは、台所とリビングの部分リノベーションについてお話していきます。
ERIさんの前回までのコラムはこちら
https://mukuri.themedia.jp/posts/categories/5988651
暮らしながら考えてみる
台所とリビングは、住みはじめてしばらく経ってから部分リノベーションをしました。
というのも、なんとなくやりたいイメージはあったものの、本当にやる必要があるかな?やるなら具体的にどこまで手を加えようかな?と悩み、なかなか決められずにいたからです。
「台所はせっかくなら憧れのタイルキッチンがいいかな?」「ダイニングとリビングの可動式ドアをなくして広いワンルームにしようかな?」と、方向が定まらずにいました。
優柔不断で凝り性なところもあり頭の中だけでは決められそうになかったので、実際に暮らしながら柔軟にアイディアを考えていこうと落ち着いていきました。
壁付けキッチンはインテリアの一部
手を加える前の台所はシンプルで使いやすい、ごく普通のタイプでした。
暮らしはじめてみると、台所自体の使い勝手は全く問題なかったのですが、タイルキッチンへの憧れがやはり強いとあらためて確信しました。
そのため、台所はキッチンパネルだけをタイルに変更して、他は現状のままの部分リノベーションにしようと決まりました。
(before)
タイルの種類は当初、ブラウン系のかわいくて温かみのあるものや、柄の入ったデザインタイルに憧れがありましたが、暮らしていくうちに壁付けキッチンは部屋のインテリアの一部であることに気がついたのです。
インテリアとして悪目立ちせず、そしてコンパクトな我が家にとって大切な部屋を狭く感じさせない馴染むタイルにしよう!とひらめいたのを覚えています。
サンプルをたくさん取り寄せたり色々なタイルキッチンの事例を見たりして検討した結果、条件を以下の3つに絞りました。
・色は白系
・太陽光や照明が反射するようにマットではない鏡面タイプ
・より広く高く見えるような視覚効果をねらい、細長い形のタイルを縦向きに並べる
(after)
選んだタイルはサンワカンパニーのウォルノットボーダー ホワイト(鏡面)です。
◯キッチンタイル
・サンワカンパニー:ウォルノットボーダー ホワイト(TL19361)
部屋の雰囲気を壊さないシンプルでスマートなタイルはインテリアに馴染んで大満足。朝にはベランダからさしこむ太陽光がキッチンのタイルに反射し、お気に入りの光景になりました。
リビングに、仕切りや可動式ドアは必要?
コンパクトな我が家はリビングをできるだけ広く使いたかったので、大きなソファを置くことは考えず、そのぶんゆったり寛げる大きなダイニングテーブルを新調しようと初めから決めていました。
ちなみにLDK全体の広さは15畳弱です。
しかし、テーブルの配置を何度シミュレーションしても、可動式のドアと仕切りの壁が邪魔してしまい理想のインテリアになりません。
このまま小さめのテーブルを探し続けた方がいいのか悩む日々が続きました。
(before)
そんなとき、そもそも可動式ドアは本当に必要か?リビングダイニングを2つの部屋に仕切って使うのはどんなときか?と、夫婦で話し合う機会がありました。
話を重ねているうちに、仕切って使うことはほとんどなさそうだし、可動式ドアがなくても困らないのでは、と考えがまとまってきたのです。
さらに、ベランダからさし込む光がリビングを開放的にしているのに、可動式ドアと仕切り壁があるとせっかくの開放的な空間を邪魔しているよねと、意見が一致。
可動式ドアと仕切り壁をなくてしまおうという結論に至りました。
リビングクローゼットもひと続きの空間に
暮らしはじめてから、リビングの収納についても気づきがありました。
リビングのクローゼットのドアを外して、空間として追加すればさらに広く使えるとアイディアがうまれたのです。
我が家はWICもあるので、ここにドア付きのクローゼットがなくても収納にはひとまず困ることはなさそうでした。
はじめはワークスペースにしようかなとも思っていましたが、今では姿見を置いて見せる収納としてインテリアを楽しむ空間となっています。
部分リノベーションだけで、ここまで居心地の良さそうなLDKが完成するのですね♪
54m2のマンションに15畳弱のLDK。明るく窓が大きいのもあってか、全く狭さを感じません。最初の段階で大きなソファを置かない決断をした効果もありますね。
以前のキッチンをしばらくそのまま使ったことにより、自分自身がやりたいものが明確に。迷いがある時は決断を先に延ばすのも一つの方法ですね。キッチンのタイルにこだわりたい気持ちを大切にしたことは満足度に繋がります。
ERIさん、ありがとうございました!
(編集:kaori)
ムクリのコラム一覧はこちらよりご覧いただけます。
ERIさんのインスタグラムはこちら
Article / 読みもの
Category
daily mukuri / アイテム
Category