【暮らしのインテリア】一番居心地が良い場所を目指した家づくり〜自然に囲まれて暮らす(ki_no_ieさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
今回からコラム連載がスタートするのは、以前に単発のコラムをご執筆いただいた@ki_no_ie(以下、kaoru)さんです。
その際には「自然と暮らす家」をテーマに四季の移ろいを家の中から感じ、素材にもこだわったインテリアのセレクトについてもお話いただきました。
連載ではさらに深掘りして家づくりやインテリアのついて詳しくお伺いしていきます。
それではkaoruさん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
我が家は夫と二人暮らし、アウトドアや音楽鑑賞が好きな会社員夫婦です。
この家を建てたときは私が31歳、夫が34歳の時。
以前はよく二人で外へ飲みに出かけたりしていましたが、この家を建ててからはそれもほぼなくなり、家で二人でゆっくり過ごすことがほとんど。ゆったりとした二人暮らしを楽しんでいます。
家づくりが大きく動いた土地との出会い
私にはずっと「自然を身近に感じられるところに住みたい」という夢がありました。
夫は実家の庭で家族とよく焚き火をしていたそうで、今でも焚き火が大好き。
マイホームを考えた時に、庭で焚き火ができるような場所に二人で住めたらなぁという思いがありました。
しかしすぐに「家を建てよう」という気持ちはなく、気に入った物件にもし出会えたのなら中古住宅も視野に入れていたほど。
いつか私の夢である自然を身近に感られ、夫の理想でもある焚き火が楽しめるような庭がある家に住みたいな、くらいの軽い感じで考えていました。
気が向いた時になんとなくインターネットで物件情報はチェックしていましたが、自然豊かな場所ではあっても土砂災害警戒区域であったり、面積、立地、金額的に合わなかったり。
希望した条件に当てはまらない立地が多く…なかなか理想の物件は見つかりませんでした。
そんな状況が数年続く中、後に我が家を建てていただいた工務店さんから今の土地を紹介してもらうことに。
これが運命の出会い。すべての条件に合致しピンとくるものがあり、それまでふわっとした夢のような構想だった家づくりが急に動き出しました。
要望をピンポイントに絞る
以前のコラムでも触れましたが、我が家は自然の景観を活かし、効果的に窓を配置した間取りにしました。
家づくりのコンセプトというと少し大袈裟に聞こえますが、土地が決まってからした初めての打合せの際に「こういう家にしたい」という希望を設計士さんに伝えました。
私たちが希望したのは3つ
・ヌックを作りたい
・LDKのほかに2部屋設けて欲しい
・箱階段が良い
というざっくりとしたもので、あえてあまり多くの要望は伝えないようにしました。
それには理由があって、設計士さんに対して「この人に任せればいい家にしてもらえる」という絶大な信頼があったので、間取りについて具体的な要望は伝えずお任せしてみようという気持ちでいました。
空間にメリハリを
採用して一番よかったなと思うポイントはリビングを一段下げ、ダウンフロアにしたこと。
実は当初、私がお掃除ロボットを使いたかったため「リビングに段差はなしで」と伝えていました。
しかし打合せの中で設計士さんから「やはりリビングに段差をつけないか」と提案され、そんなに熱心に仰るならそのほうがきっと良い家になるんだろうと思い、承諾した記憶があります。
実際に暮らしてみた結果、リビングを一段下げることにより空間にメリハリがつき、家の雰囲気をグッと良くしてくれる大切な要素になったので、あの時設計士さんの提案を信じて採用して良かったなぁと思っています。
マイルールを軸にブレないインテリア
実は以前からインテリアにものすごくこだわりがあったわけではなく、この家に越してきてからインテリアの魅力に目覚めました。
まだまだ模索中で語れるほどではないのですが、インテリアについてのこだわりとして「自分の中に小さなルールを持つ」ということを大切にしています。
例えば木製のものを選ぶなら木目調のものは選ばず、天然木の明るめの木目を選ぶ。
ブラックのものなら艶のないマットな質感のもの。
キッチンのアイテムはステンレスや無印良品のシリコンシリーズを選ぶなど、もの選びの際にもマイルールがあると自然と家の中のものが統一された雰囲気になるような気がしています。
これからはコツコツと、少し高価でも「一生もの」と呼べるアイテムを少しずつ増やしていきたいなと思っています。
モノトーン×木目のモダンなインテリアと窓から見える自然の光景が相まって、洗練されたイメージの中にも温かみを感じるkaoruさんのお家。アウトドア好きなご夫婦が建てた家は、外に出かけなくとも視覚的にも自然を体感できるのが最大の魅力ですね。
家づくりにおいて間取りや設計ももちろん重要な要素ですが、理想の暮らしを実現させてくれる土地との出会いってやっぱり大切だなと思いました。
次回以降のコラムもとっても楽しみです♪kaoruさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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