【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】家族と共に時を重ねていくオーダーメイドの家具たち(_____m.husさん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@_____m.hus(以下、mayumi)さんのお話です。
心地よい家と心豊かな暮らしのいつもそばに
自分で買った築40年の小さな家。スケルトンリノベをして住んでいます。
購入当時の私は独身でした。引き渡しされてからまもなくして、保護ねこの姉妹が家族になりました。心地よい陽が入るこの家で猫たちがゴロンと転がり、父に甘えています。
母を亡くしてから元気がなかった父も、毎日笑うようになりました。家の中で起きる何気ないことが、仕事人間だった私の気持ちを豊かにしてくれました。
そんなわたしも数年後に結婚をしました。夫もこの家に出入りするようになり、愛おしい存在がまたひとつ増えていきました。
その暮らしの中にある家具たちが、私がずっと大切にしていきたいものです。オーダーメイドの家具屋さんではキッチン、キャビネット、靴箱を設計製作していただきました。
ダイニングテーブルと一体型のアイランドキッチン、キッチンの天板は大好きな白色、面材は空間に馴染むオーク材。
料理をしていると猫たちが足元にやってきて、おやつが出てくるのを待っています。
自分への誕生日プレゼントとしてオーダーをしたナラ材のデスク。
製作する上で大切にしていることは全体のバランス。安易に分かりやすい個性を出すことなく、シンプルに違和感を消していく。
一見するとどこが明確に良いかとは言い切れないけれど、注意深くつくられた家具たちは洗練されたオーラを纏うと家具屋さんがおっしゃっていました。
程よい重さを感じる引出しは、すっと静かに収まります。鉄製の脚元にはかわいいアクセント、端正だけれどどこかチャーミング。
家中の木の色も変化していっています。1年後わたしたち家族はどんな色になっているのかな。家族と家具、これからの変化が楽しみです。
ライフステージの変化と共に大切な存在が増え、ご家族みんなで心豊かな暮らしを育んでいるmayumiさん。丁寧に作られたオーダー家具たちはどれも唯一無二のデザイン、リノベーションされたお家と一体感があってとても素敵でした。
心地よい家でご家族と共に時を重ねていく、暮らしと家具。あたたかく幸せな時間が流れているのが想像できました♩
(編集:maki)
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