【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】かけがえのない団欒の時間と最高の贅沢。築70年のリノベーション古民家に取り入れた薪ストーブ(ayk_no_iekirokuさん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@ayk_no_iekiroku(以下、ayako)さんのお話です。
体と心をほっと癒しあたためる、灯火のような存在
ayako
10年前、結婚を機に住み始めたのは、夫の亡き祖父が建てた築70年の古民家でした。
4年程前に、家族にとってより良い暮らしを求めリノベーションを決意。
寒冷地のため、私たち夫婦が憧れ、どうしても取り入れたかったのが薪ストーブ。担当建築士さんの紹介で出逢ったのが、このイエルカストーブでした。
長野県の自然豊かな里山でこのストーブを作っておられるイエルカさんのご自宅まで家族で伺い、工房を見学させていただいたりお話を伺ったりしながら選んだのは、この大梅という名の薪ストーブ。
どっしりとしていながら、なんとも愛らしい佇まいにすっかり魅了されてしまいました。
あたたかくおおらかなイエルカさんと同じく、その揺らめく炎は寒い季節に家族や友人の体と心をほっと癒しあたためる、灯火のような存在となっています。
暖をとるだけではなく煮物やスープをことこと温めたり、内部に設られたオーブンではピザや焼き芋も焼けたりするのが、この時期の密かな楽しみでもあります。
夜に焚けば朝までほんのりあたたかく、我が家の愛猫はこたつではなく薪ストーブの下で丸くなっていることも。
暖房器具としての役割だけでなく、作り手であるイエルカさんとお話したこと、そのときの笑顔や空気感を思い出すこと、今までもそしてこれからもイエルカストーブを取り囲んで生まれる家族や友人たちとの他愛もない会話や団欒を楽しめることが、かけがえのない最高の贅沢だと感じています。
リノベーションされた築70年の古民家にしっくりと溶け込む、存在感のある薪ストーブ。
大切な人たちと囲みながらゆったりと過ごす団欒の時間はあたたかく心地良く、みんなが幸せな気持ちになれそうですね。きっと、これは薪ストーブでしか味わえない魅力。
薪ストーブの下で猫ちゃんが丸くなっている姿にもほっこり癒されました♩
(編集:maki)
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