【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】そこにあるだけでワクワクする「小引き出し」(sewing_life2022さん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@sewing_life2022(以下、Fuu)さんのお話です。
使い方を変えながら、暮らしに馴染む古道具
Fuu
8年前、結婚を機に長屋暮らしを始めました。
夫と散歩の帰りに、ふらっと立ち寄った近所の素敵な古道具屋さんで一目惚れした小引き出し。そして偶然にも給料日の次の日で、夫の一押しもありそのまま台車に乗せて連れて帰りました。
築100年の長屋にとても馴染んでおり、目に入る度にウキウキワクワクしていました。
そして4年前、親から受け継いだマンションをリノベーションして暮らすことに。
図面を描いている時から何となく、この「小引き出し」はここと決めていました。玄関入ってすぐの、朝日が当たる我が家の顔になるような場所です。今では、季節の花や行事の飾り棚ともなっています。
中身はと言うと、子どもが産まれるまでは文房具入れとして活躍していましたが、今では子どもが開けたり閉めたり、おまけに中のものを入れ替えたり。
綺麗に仕分けて使うのを諦め、子どもたちそれぞれの好きなものを入れる引き出しとして使っています。
長男・長女の靴下、マスク、ハンカチを入れると、自分で身支度をしてくれるようにもなりました。ぐちゃぐちゃながらに大活躍しています。
また、子どもたちが大きくなった時、中身を綺麗に仕分けて使うのも楽しみです。
私たちの手元に来る前も、きっと何処かで大切にされていた小引き出し。暮らしや子どもの成長と共に使い方も変わりながら、そこにあるだけでワクワクする小引き出しです。
一目惚れからFuuさんのところにやってきた古道具の小引き出し。築100年の長屋にもリノベーションしたお住まいにも馴染んでいて、古い味わいを感じる佇まいが素敵でした。
ぐちゃぐちゃにお子さんのものが入った小引き出しの姿にも、なんだかほっこり。お子さんの成長と共に、またどんなふうに使い方が変わっていくのか楽しみですね♩
(編集:maki)
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