【あの人の暮らしが素敵な理由】惹かれたのは北欧の照明や家具。傷も愛しく思える出会い(nannan_k__さん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「照明と家具」をテーマに、@nannan_k__(以下、Nan)さんのお話をお伺いしていきます!
受け継いでいきたい照明や家具たち
Nan
Nanと申します。今回は私の暮らしに欠かせない、少しずつ集めた照明と家具についてお話したいと思います。
最初に出会った照明
生活をする中で照明をとても大事にしています。今使っている照明のうち最初に出会ったのは、窓際に置いてあるルイスポールセンのパンテラフロアでした。
男の子2人が小さい頃には、置いていたガラスのフロアスタンドを割られてスペアを交換したりもしました。
イサム・ノグチの和紙で作られたスタンドに変えたりもしたのですが、それも子どもたちに破られ、割れない照明を探してパンテラフロアを見つけました。
ボール遊びやケンカの時の衝撃にも耐えて、今も使っている大切なもの。
その後、ルイスポールセンやフロスなど色々な照明を、子ども達に残せるかなとも思って一つ一つ集めてきました。
優しい灯りで一日過ごせるように
シーリングライトがない我が家。間接照明や優しい灯りで一日が過ごせるように、ほとんどの照明に調光機能をつけています。
傷や凹みも思い出に
照明にはたくさんの思い出があり、ペンダント照明のPHスノーボールは低い位置にしたら頭にぶつかるから上にあげてとよく言われました。
子ども部屋のペンダント照明は高くあげたのですが、リビングはあげなかったので少し凹んでいて、これもいい思い出かなと思っています。
AJフロアも何度も倒されましたが、壊れることなく今も使っています。少しはげていますが、思い出がいっぱいでこれはこれで好きなのです。
少し前に仲間入りした照明
銅のアーティーチョークは少し前に加わったもの。後ろのタイルが白いので鋼にしました。この照明も長く使っていきたいです。
思い出のある家具
家具も、照明と同じように一つ一つ集めました。
なんと言っても思い出があるのはポールケアホルムのPK22の椅子です。ケアもしていますが 、グレースレザーなのですぐに水や油が染み込んでシミになります。
子どもたちが小さかった頃はブランケットをかけていましたが、いつの間にかはがされてそんなことは構わずでシチューや歯磨き粉、ヨーグルトなど色々とついたシミ。
これはあの時の!みたいに思えて、いい思い出になっています。今はみんながちょこんとたまに座る存在のPK22。「これ俺がもらうわ」と次男が言ってくれています。
一つ一つお気に入りが集まって
Yチェアやカールハンセン&サンのテーブルや家具も一つ一つ集めた思い入れのあるもの。
家具を買うときは残せるものをと選んだ、ヴィンテージのArne Vodderのローズウッドのチェストと、Hans .J.Wegnerのソーイングテーブルも大切に使っています。
私にとって照明も家具も癒しで、部屋にいるととても落ち着いた気持ちになります。
たくさんの名作照明や家具たちに目を奪われてしまうNanさんのおうち。照明とそれに照らされる家具たちが、とても素敵ですね。
共通する思いは、長く大事に使って受け継ぎたくなるものを選び、傷がついても凹んでもそれごと愛することでした。そんなもの選びをしていくのが理想だなと思いました♩
(編集:kaori)
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