【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】暮らしに欠かせない大切な存在。父から譲り受けたシンプルな船舶時計(ta____ccoさん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入した中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@ta____cco (以下、ayumi)さんのお話です。
古道具の歴史の一部を紡いでいく
ayumi
暮らしを豊かにしてくれる古道具。我が家にある家具や小物、雑貨類はほとんど古い物で、10年以上かけてコツコツ集めてきた私の大切な宝物です。
古道具には経年によってできた傷や色褪せ、凹みなどがあり、それらは愛おしい勲章のようで時代を生き抜いてきた力強い様を感じます。大袈裟かもしれませんが、私にはそう感じるんです。そのため、敬意を込めて古い物を大切にしています。
私が古道具好きになったのは、父の影響があります。父も古い物が好きで、今までにたくさんの古道具を譲り受けました。娘のお願いを断ることができなかったのかもしれませんが(笑)
テレビの横にある小引き出しも父からのいただき物で、息子たちがそれぞれの宝物を入れています。中にはガラクタのような物からお小遣いが入ったお財布まで。
息子たちも小引き出しを「宝箱」として大切に使ってくれているので、とても嬉しく思います。
いただいた物の中で特に気に入っているのは、10年前に譲り受けたSEIKOの船舶時計です。どんな部屋にでも合うくらいシンプルなのですが、存在感抜群でインダストリアルな雰囲気も感じられる素敵な時計。
毎日何度も目にするこの時計は、我が家の暮らしに欠かせない存在となっています。
古道具にはひとつひとつ歴史があり、その一部を私が紡いでいるのはとても感慨深いことです。長い年月の間大切にされてきた貴重な物たちを、父のように次の世代に受け継いでいきたいと考えています。
お父様の影響で古道具が好きになったというayumiさん。歴史を物語っている古道具の独特な味わいが素敵な雰囲気を醸し出しています。
中でもお気に入りだという船舶時計は、今の時代にも色褪せることなくむしろインテリアに深みを増しているようにも感じます。
お父様からayumiさんへ、そしてまたその次の世代へ…歴史の一部を共に紡いでいく親子のつながりや絆にホッと心温まるお話でした。
specialthanks
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