【暮らしの中にある私の「3つ」】自然や季節をいつもそばで感じながら。子どもと過ごす毎日の楽しい暮らし( ku_neru_hasyaguさん)
- コラム
- 読みもの
日々の暮らしに欠かせない「モノ」や「コト」って人それぞれあると思います。それがあるおかげで助かったり、頑張れたり。
そこから見えるそれぞれの背景を交えながら、暮らしの中で自分の支えになっている「3つ」のモノやコトをご紹介します。
前回までの「私の3つ」はこちら
今回は、kana(@ku_neru_hasyagu)さんにお話をお伺いしていきます。
1.娘たちとの手仕事と悪ふざけの時間
母になって食に気を付けるようになり、娘たちと一緒に梅干し、味噌、干し柿づくりなどの季節の手仕事や料理をするようになりました。
娘たちの洋服も私が縫ったものが多く、一緒に形や生地を選ぶ時間、喜ぶ顔を想ってミシンを踏む時間は心が弾みます。娘たちもモノづくりが大好きで、何か欲しいものを見つけては同じようなものを工作するようになりました。
また、くだらないことに全力を注ぎ、一緒に大はしゃぎする時間も私の原動力です。3人でゴスペルの真似して大声で歌ったり、決して人には見せられないダンスを心の赴くまましたり、季節のイベントも手作りで楽しんでいます。
愛ある眼差しと共に「お母さんて変だよね」と、娘から誉め言葉をもらうこともしばしば。
2.自然の中に身を置くこと
我が家は、内も外も自然でいっぱいです。家は柱、床や建具はすべて、家具もほとんどが無垢のもの。家の周りには広い庭があり、私が子どもの頃から植えてある大きな栗や柿の木があります。ここに住み始めてから娘たちと植えた植物もたくさん。
今年は長女の1/2成人式に、一緒に桜の苗木を植えました。成長を見守り、語らうのが楽しくてたまりません。いつか娘たちが巣立っても「桜が見ごろだよ」とか「カンレンボクに可愛い実ができたよ」とか、何かと呼び寄せる口実にするつもり。
また、庭の草花を家の中に取り入れたり、観葉植物を育てたり…自然から生まれたものは、肌触り、香り、色、すべてが心をまあるくしてくれます。
周りに流されたり未来に不安を抱き過ぎたりせず、娘たちには幼少期にしかできないことをしっかりさせてあげて、五感を研ぎ澄ませてほしいです。
そのため人間がすべての中心ではないと伝え、虫や生き物をむやみに怖がったり、気持ち悪がったりせず、そのままを受け入れてほしいと考えてきましたが、今となっては男子に引かれるほど虫好きです。
3.それぞれ好きなことをしながらも一緒にいられる広いリビング
夫が家づくりでこだわったのが広いリビング。その分部屋数は減らして2LDKになりましたが、ライフステージの変化に合わせて部屋の使い方も変えられるように設計していただきましたし、結果は大正解でした。
娘たちの学習机はキッチンと横並びに置いて、いつでも声が掛け合えます。娘たちはおしゃべりなので、なかなか家事も仕事もはかどらないというデメリットもありますが。
キッチンから見える2畳ほどのロフトは、娘たちにとっては隠れ家のような遊び場所。また、夫が求めていた大きめのソファを最近購入し、休日のだらだら時間に拍車がかかりましたが、私も編み物をしたり読書をしたりと愛用中。
みんながそれぞれ別々のことをしていても、目に入り声を掛けられるこのリビングダイニングがとても気に入っています。一緒の部屋にいたら自然とみんなで何かをし始めることも多く、外出できない日々も相まって4人でボードゲームをするという趣味も加わりました。
自然いっぱいの環境に身を置き、今しかできないことをさせてあげたい…そんな思いのままに、娘さんたちも伸び伸びと育っているのが表情からも伝わってきますね。
すべてが心をまあるくしてくれるという言葉に、kanaさんの暮らし方の意味全てが詰まっているように感じます。2人のとってもかわいい笑顔にも癒されました♩
(編集:maki)
specialthanks
Article / 読みもの
Category
daily mukuri / アイテム
Category