【あの人の暮らしが素敵な理由】小さな工夫を積み重ね、居心地の良い空間づくりをする〜温かみを感じる団地風賃貸での暮らし(chairsandmikiさん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「温かみを感じる暮らし」をテーマに、@chairsandmiki(以下、ミキ)さんにお伺いしていきます!
手持ちのものを生かし、和室を寛ぎの場所に
ミキ
初めまして、ミキと申します。「暮らしとインテリア」が大好きで、インテリアコーディネーターの資格を保有しています。我が家は夫と私、8歳と3歳の娘たちと愛犬の4人と1匹で暮らしています。
夫が長らく単身赴任をしていましたが、「家族で一 緒に過ごす」ということの大切さを実感し、この夏に意を決して家族みんなで暮らすべく、海沿いの小さなこの町に引っ越してきました。
新しい暮らしのスタート
私たちの新しい家は、築約30年の古い賃貸マンション。 程よい広さと日当たり、そして団地風のちょっとレトロなつくりが気に入って、この物件に決めました。
古い賃貸物件であるこの家での暮らしの中には、不便な点や見た目など沢山の問題がありました。そこで小さな工夫を少しずつ積み重ね、暮らしづくりを楽しんでいます。
この家に引っ越してきて最初に取り掛かったのは、とにかく「居心地の良い空間づくり」。
10畳のキッチン・ダイニングと隣の6畳の和室を隔てる襖は全て取っ払い、16畳のLDKとして使うことに。
狭い2つの部屋を隔てる壁が一切なくなったことで視界が開け、引っ越してきたばかりで不安だった気持ちが不思議とふっと軽くなるような、そんな気持ちになったことを覚えています。
照明は、味気ない蛍光灯が付けられていましたが、暖かい白熱灯の明かりが恋しかった私。
DIYで簡単に取り付けられるブラケットライトやペンダントライトを原状回復できる方法で数カ所に取り付けました。
和と自然素材をうまく融合させて
リビングとして使っている和室は6畳。 大型のテレビや少しの家具を置いただけで空間はいっぱいに。
さらに大きなソファーを置くことはさすがに断念したのですが、ここで夫が単身赴任時代に使っていた小さなサイズのソファーベッドが大活躍!
移動も楽々、形を変えてその時々の用途で広げたり畳んだりできるのでとても重宝しています。ソファーの高さが低いという点も、なんだか畳との相性が良いのではないかと感じています。
「和室」をリビングとして使うという選択は、私にとっては少し冒険でした。
しかし元々自然素材が好きで木やかご、少しのアイアンなど持っていたアイテムもナチュラルな素材のものばかり。畳の部屋に置いてみたら素材感がぴったりはまり、自分でもびっくりするほどの統一感。
DIYでつくった子ども用クローゼットやおもちゃ棚なども意外と和室に馴染んでくれて、お気に入りの空間が出来上がりました。
この家に引っ越してきてそろそろ5ヶ月。新しい町にも少しずつ慣れてきて、暮らしも少しずつ整ってきました。
しかし手を加えたい箇所は沢山あります。 子ども部屋や寝室、洗面所やトイレなど…気になるところはまだまだ尽きません。
「小さな工夫を積み重ねてつくる暮らし」はたまらなく楽しく、また愛おしい毎日に変化していきます。
もっと過ごしやすい空間にするために、これから少しずつ手を加えていきながら毎日の暮らしづくりを楽しく続けていけたら良いなと思っています。
家族の時間を大切にしたいという思いから、新しい土地での生活をスタートさせたというミキさん。小さな工夫を積み重ねてつくる暮らしは、常に「家族が心地よい暮らしができているか」を念頭に考えられています。
あえてレトロで手を加えないといけないけれど温かみを感じる団地風の物件を選び、DIYをしたり工夫をしたり少しづつ自分らしくしていく。その過程も家族の思い出として残り、とても楽しそうだなと思いました。
襖を取り払ったことで不安な気持ちががふっと晴れていったというのにとても共感しました。新しい暮らしは期待はもちろんやはり慣れない土地で暮らすという不安もありますよね。
目の前の視界が開けたことで、「どんなインテリアにしよう」「ここにこれを置いたらかわいいかな」と、本来好きなインテリアを楽しみたいというワクワクした気持ちが湧き出てきたのではないでしょうか。
持っていた小物や雑貨も和室に置いてみたらしっくりきたというのも、私なら「ここに住むのが運命だったのかも」と思えてしまうくらい嬉しくなってしまいそうです。
きっとミキさんの頭の中にはまだまだ「毎日をちょっと楽しくする」暮らしの構想がありそうですね。これからどんな風に変わっていくのかも楽しみです♪
(編集:megu)
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