【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】幼い頃から変わらない私の宝物。心をくすぐるガラス作品に出会って(___k.n_さん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入した中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@___k.n_(以下、natsu)さんのお話です。
透明感と潔さ、つい集めてしまう不思議な魅力
natsu
私は子どもの頃からガラスものが好きで、何でもないガラス瓶や拾ったガラスのかけらまで集めたりして宝箱に入れていたほど。
7年前に今の中古マンションを購入した大きな決め手も、壁一面に広がるガラスブロックに心射抜かれたから。
そして今、我が家のいつも目に留まる場所で私を癒やしてくれるものが、ガラス作家・櫻井彩さんの作品です。
ひとつは「ハナドメ」という、短い筒状のガラスが幾つも合体して作られているもの。
長かったり短かったり、太かったり細かったり。微妙にみんな角度も表情も違って、まるでキノコが背比べしているみたいでとってもかわいいのです。
ドライフラワーを刺してもかわいいし、好きな器に水を張ってその上で剣山のような役目で花を生けることも出来ますが、私はそのままちょこんと飾るのが一番好きです。
もうひとつは「しずくのモビール」。
こちらは3種のしずくが絶妙なバランスで組み合わせてあります。
軽やかな吹きガラスのしずく、気泡が素敵なちょっとずっしりしたしずく、花器になっていて花を飾れるしずく。
今にも「ぽっとん」と地面に落ちそうなしずくの形が素敵。
ゆらゆら揺れる姿は涼しげで、その透明感はシンプルで潔い。それでいて遊び心もあるところが大好きです。
櫻井さんの作品は細部に至るまでこだわりが感じられ、「あぁ素敵だな」と心くすぐられるものばかり。
ガラスなので圧迫感無くどんな場所でも飾れてふっと目に留まるだけで癒やしてくれる。これからもずっと大切にしていきたい作品たちです。
見る角度や光の加減でも見え方が変わるガラスたち。きらりと光る繊細な佇まいは人の目を惹きつける不思議な魅力があります。
子どもの頃から変わらぬガラスへの情熱は作家さんの作品との出会いでより深まり、楽しみ方も変化していくのでしょうね。
(編集:megu)
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