【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】穏やかで柔らかな灯りと凛とした佇まいに惹かれて。暮らしにそっと寄り添う照明(tsuido_hamoさん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入した中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@tsuido_hamo(以下、ついど)さんのお話です。
どんなシーンにも馴染む、持ち運びできるお気に入り
ついど
1年前、勉強していた試験に合格した自分へのお祝いに、かねてから憧れていた照明を購入しました。サンタ&コール社のセスティタバテリアというフロアランプです。
フロアランプと言っても片手でひょいと持ち上げられるサイズで、充電式なので気軽に持ち運びができるポータブルタイプ。
スペイン生まれの照明なのですが、どこか日本の「行燈」を思わせる柔らかい光と、クラフトマンシップを感じるチェリー材の取っ手と脚のデザイン。一目見た時から「いつかは…」と思っていたプロダクトでした。
都度充電する必要があるのでコード式のほうが使い勝手が良いのかなと思っていましたが、それ以上に「持ち運びできる」という利便性の偉大さを使い始めて実感しています。
普段の定位置はリビングの角。部屋の角でランプが灯ると、空間に奥行が生まれてなんともイイ感じなのです。
傍に観葉植物を置くことで、なんとなく子どもがランプにちょっかいを出しにくいようにしています。
定位置とは言いましたが基本的にどこにいても絵になるので、出窓に置いてみたりウォールシェルフに置いてみたり、気分によって転々とさせながら。
夕飯時にキッチンカウンターに置けば、ダイニングの雰囲気作りもしてくれます。
夜は21時を過ぎると、子どもを寝かしつけるため2階寝室に上がります。子どもは絵本を持って、私はセスティタを持って。
枕元でランプを灯し、絵本を読み聞かせ。天井照明を点けると明るすぎて子どもはテンションがあがってしまうので、枕元だけのぼんやりとした明るさが寝る前にちょうどよいです。
子どもが寝静まったらランプを持ってリビングに戻り、束の間の自由時間。コーヒーを淹れ、音楽を聴きながらランプの灯りで本を読むという過ごし方が定番となっています。
漠然とした憧れからお迎えしたものの、まさかここまで自分の生活シーンに寄り添ってくれるものだとは思いもよらず、使い始めてからますます愛着が湧いて増すばかり。これからもずっと大切に使い続けていきたい照明です。
頑張った自分へのご褒美として迎えた憧れの照明。その美しい佇まいはインテリアにもすっと馴染み、持ち運びができるからこそフレキシブルに活躍する万能選手。
ついどさんの日常の中の様々なシーンにこの照明があり、まさに「暮らしに寄り添う」という言葉がぴったりだなと思いました。
(編集:megu)
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