【暮らしのインテリア】明るく使いやすく!収納の扉を外して変化した玄関スペース〜築12年の建売住宅をDIYする暮らし(asasa0509さん)
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思い切って一歩踏み出して、得られたもの
こんにちは!asasaです。4回目のコラムは玄関のセルフリフォームと収納について紹介させてくださいね。
asasaさんの前回までのコラムはこちら
https://mukuri.themedia.jp/posts/categories/4799840
元の暗かった玄関
我が家の玄関は、窓がないので光がまったく入らない暗〜い場所でした。何年も薄暗いのを我慢しながら暮らしましたが、明るい玄関への憧れは募るばかり。
そこであるとき思い切って、物入れのドアを外してみることにしました。実はここ、内部に換気用の窓がついていたのです。これを見逃す手はない!
ただオープンにしようにも、そのとき中には園芸グッズや夫のサーフィングッズがぎっしりでした(涙)どうしたものかと悩みましたが、最終的に外に物置を置くことで夫と意見が一致。
ちょっと大がかりにはなってしまいましたが、夫も私も暗い玄関に心底嫌気が差していたので、決めてからの行動はとてもスピーディーでした。
念願かなって扉をはずしたときの写真です。 小さな窓なので、劇的に明るくなったわけではないのですが、それでも玄関に自然光がはいるようになったときは本当に感激でした。
壁面の変化とDIYパーツで雰囲気と収納力をアップ
内側の壁にはraschの板壁柄のフリース壁紙を貼りました。またwoodproさんで購入した風合いのある足場板、フックと小さな棚をつけて壁面収納力アップ!
さらに反対側の壁には突っ張り棒のように木材を立てられるDIYパーツ「ラブリコ」を使って棚を設置しました。
ラブリコは、壁に穴をあけずに収納スペースを作れるので賃貸住まいの方にも人気のアイテムです。インダストリルな雰囲気がカッコいいアイアンシリーズはバーも取り付けできるので収納の幅が広がります。
その手前にもラブリコを使って柱を設置し、金具を取り付けて、バッグや傘を掛けて収納できるようにしました。
正面には可動式の棚を設置して靴収納スペースに。靴をゆったり履けるよう横には椅子も置きました。
備え付けの靴箱を明るい雰囲気に
物入れとは反対側のスペースには、天井までどどーんっ!と大きな備え付けの靴箱があったのですが、圧がすごかったので、ここも思いきって扉を外すことにしました。
扉は3枚のうち1枚だけを残しました。全体を白くペイントしたら劇的に明るい雰囲気に!
こういった建具のペイントの際、いきなりペンキを塗ってしまうと剥がれやすかったりうまくペンキがのらなかったりするケースもあり、最初にプライマーを塗る必要があります。
私はミッチャクロンを使いました。
においはキツイのですが、これを塗っておくだけでペンキもちが全く変わります。建具ペイントをされる場合は忘れずぜひ♪
靴箱内部の下側には木材を敷いて、一部をベンチスペースに。 座る目的よりも、どちらかというと空間のメリハリをつけたくて作ったベンチスペースですが、バッグを置くスペースとしても重宝。
また花を飾ったり、除菌グッズを置いたりと予想以上のお役立ちスペースになりました。
ただ靴箱をベンチスペースにしたことで当然、靴の収納スペースは激減!そこで左側にある隙間に棚を設置して、ここを新たな靴収納スペースに。
こちらもシーズンに応じて棚板の位置を変えられるように、棚柱を使いました。
靴をオープン収納にしてよかったのは、やはり湿気がこもらないところ。その上、取り出しやすくしまいやすい。
ただ一方でうっかりするとごちゃごちゃして見えるというデメリットも。その点からも我が家ではすべてをオープンスペースにするのではなく、一部分だけ扉を残しました。
派手な靴や日焼け止め・虫よけスプレーなど生活感の出るものは扉の裏側を利用して見えない場所にしまってスッキリ。
玄関のようなスペースが限られた空間だからこそ、見せる収納と隠す収納の使い分けが大切なのかもしれません。私は扉を一枚残すという方法を取りましたが、布で目隠ししたりするのもいいかもしれませんね。
さて今回は扉を外したことで我が家の玄関がどのように変化したのか紹介させてもらいました。
結果的に新たな収納スペースが必要になったり、ドアを処分しなくてはいけなかったりと大変さもありました。が、一方でドアを外したおかげで得られたものもたくさんありました。
いちばんはやはり玄関が明るく広く感じられるようになり、靴やコートを手に取りやすくなったこと。そして玄関に飾る楽しみが増えたところ。
思い切って一歩を踏み出してみてよかったと感じる毎日です。
元のダークトーンの玄関とDIY後の白く明るい玄関。色の持つ影響って本当すごいとあらためて感じました。
玄関床のタイルは同じものだと思うのですが、違うものかと思うほどです。光の入り方や増えた「白」への反射で、実際に見ても違って見えるほどなのかもしれませんね。
物入れも靴箱も扉を外したことにより、空間に広がりが生まれています。その分の減った収納量は、外に物置を設置されたり、新たな棚を設けたりして場所を確保されました。
見せる収納は余白を大切にしてあり、椅子まで置けるように。ゆとりがあるためとても使い勝手が良さそうです。
無造作に置いてしまいがちな、上着や巻物、バッグをちょい置きできるスペースがあるのもいいですし、それすらがインテリアの一部になるような玄関だと感じました。
asasaさん、ありがとうございました!
(編集:kaori)
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