【あの人の暮らしが素敵な理由】北欧の名作から日本の作家ものまで。照明がくれる緩やかな時間〜灯りを楽しむ暮らし(tae_1219さん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「灯りを楽しむ暮らし」をテーマに、@tae_1219(以下、tae)さんにお伺いしていきます!
暮らしを豊かにしてくれるアイテムと、温もりの中で過ごして
tae
はじめまして。taeと申します。夫と息子2人の家族4人で、東京で暮らしています。息子達は大学一年生と高校一年生。手のかかる時期を過ぎて、少し時間に余裕ができてきたと感じています。
今回はそんな我が家の照明についてお話させていただきます。
照明が好き!でも楽しむ余裕のなかった頃
以前インテリア関係の仕事をしていたこともあり、照明は若い頃からとても好きでした。本棚の近くで使っているアンクルポイズのType75もずっと好きな照明です。
間接照明一つで部屋の雰囲気がガラッと変わる例を多く見てきたので、マイホームを持つ時には何よりも照明にこだわりたいと思っていました。
しかしながらお気に入りの照明も、子どもたちが小さい間は彼らの手の届かないところにしまっておく必要があり、リビング学習のために手元に影が落ちない明るい照明を選ぶ必要もありました。
現実は、灯りを楽しむ暮らしとは程遠い毎日でした。
照明を楽しめる時がきて
三度の引越しを経て今の家に住むことになった時、息子たちは中学生と高校生になっていました。思いきって、何年も前から憧れていた照明を採用しました。
照明を選ぶ際の私のこだわりは、点灯していなくても美しく存在感があること。ダイニングのペンダントライトにはルイスポールセンのPH5を。
我が家のインテリアは北欧ヴィンテージ家具が中心なので、照明も北欧のものが多くなります。ベッドサイドにはヤコブソンランプの小ぶりなテーブル照明を。
魅力的な日本の作家さんの照明
ここ数年は日本の作家さんの照明もいくつか加わりました。直井真奈美さんのライトは電球を変えたら線香花火みたいな雰囲気に。
壁面に取り付けた蛇腹ランプはスヴェイルファニチャーさんにて。再販を待って購入した後藤陸さんのものです。
千senの真鍮ライトも、同じくスヴェイルファニチャーさんにお願いして我が家にやってきました。
タイプの違うちょこっとライトふたつ
以前に個展で購入したcoguさんとユーカリさんのコラボのちょこっとライト。シェードはcoguさんの制作で、一番欲しかったタイプでした。
ちょこっとライトにずっと憧れていたので、個展で初めて手にした時はとても感動しました。
ガラスのちょこっとライトは別のお店の個展で購入したものです。
コラボのちょこっとライトを既に持っていたのですが、歩いて行けるほど近所で個展があり「これもご縁」と思い、ふたつ目の購入となりました。
照明を入れ替えたり、夕方の時間を楽しんだり
それぞれの照明はある程度置く場所を決めていますが、季節や気分によって入れ換えることもあります。それだけで部屋の雰囲気がガラッと変わるのでおすすめです。
ルイスポールセンのパンテラはUSB充電式なので、より気軽に場所を変えられます。
夕方はゆったりと家族の帰りを待つひとり時間。夕飯の支度を済ませたら、間接照明を点けてコーヒーを淹れます。優しいコーヒーの香りでほっと一息。
少し前まで夕方は一日の中で一番忙しく余裕のない時間帯でした。子どもたちを気にかけながらの夕飯作り、習い事の送り迎え、宿題チェック…。
子どもたちが大きくなりそれらの仕事から解放された今は、気持ち的にも時間的にも余裕のある夕方時間を過ごしています。
我が家の照明は、今の私のささやかな暮らしを豊かにしてくれる大切なアイテムです。
若い頃から照明が好きだったtaeさん。
お子さんたちが中学生と高校生になるまでは、好みの照明のある暮らしをある意味「封印」されていたのですから、今のおうちで憧れていた照明を灯した瞬間の喜びは大きかったことと思います。
北欧の照明も日本の作家さんの照明も、灯りの点いている姿もいない姿も美しい。季節や生活リズムによっては点いていない時の時間の方が多かったりもしますから、大切ですね。
今までバタバタで余裕のなかった夕方の時間が、気持ち的にも余裕のある時間に変わり、灯りやお茶を楽しめるようになったのは大きな変化ですね。
今は子育てや仕事に忙しい人も、いつかそんな時が来る。まだ想像がつきませんが、自分がどう過ごしたいか、そんな日についての妄想をするのもいいなと思いました。
(編集:kaori)
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