【あの人の暮らしが素敵な理由】飾る場所や飾り方、私なりのコツ。マンションでグリーンを楽しむ(chieboo327さん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「マンションでグリーンを楽しむ」をテーマに、@chieboo327(以下、chie)さんのお話をお伺いしていきます!
植物に心奪われて。訪れた幸せな時間
chie
はじめまして、chieと申します。約2年前に中古マンションを購入&リノベーションをし、夫と2人の息子(9歳、5歳)の4人で暮らしています。
拙い文章ですが、どうぞよろしくお願いします。
植物を好きになったきっかけ
新居へ引っ越して間もない頃、初の緊急事態宣言が出されました。
子どもたちの小学校は休校で幼稚園も休園、おまけに夫の単身赴任が決まり、知らない街で親子3人さぁどうしよう?!と不安な日々を過ごしていました。
そんな中、長男の小学校から“好きな野菜を育てよう!”というテーマの課題が出て、半ば義務感で息子たちとホームセンターに行きました。
どんな野菜を育てたいかと、一緒に苗を探している時に、息子2人がとてもイキイキした表情をしていたのです。
育った野菜をピザのトッピングにしよう!などと想像を膨らませながらミニトマトの苗を選んだ長男。その横で私は、花の苗や観葉植物に完全に心奪われていました。
それが植物のある暮らしの始まりです。
もともとインテリアが大好きでした。けれど虫全般が苦手というのもあり、土いじり必至の“植物のある暮らし”に憧れはあったものの、なかなか一歩を踏み出せませんでした。
20代の頃の、多肉植物や奮発して購入した大きめの観葉植物をあっけなく枯らしてしまった経験も、苦手意識に繋がったのかもしれません。
そんな私が今、植物を愛で植物に癒されるという当時から考えると信じがたい日々を送れているのは、長男の学校の課題のおかげだと思っています(笑)
植物に適した場所に飾る
マンションの構造上、自然光が届く範囲は限られています。観葉植物はできるだけ南に面した窓の近くに配置しました。
北側の玄関や自然光が届きにくい洗面スペースには、ドライフラワーやベランダで摘んだちょっとした植物を小瓶に挿して楽しんでいます。
鉢とトータルで楽しむ
植物は、葉っぱの形状や色味、香り、実がなったり花が咲いたり、それぞれに違ってそれだけでも面白いのですが、私にとって植物を楽しむ上でもう一つ欠かせないことは鉢選びです。
気に入った植物を見つけるとどんな鉢に合わせようか悩み、その悩む時間がたまらなくワクワクするのです。
例えばシンプルな白い鉢と言っても、艶感があるのかマットなタイプか、形状がすっきりシャープなものかポテッとしたほっこり系のフォルムかなどと、合わせ方によって植物の雰囲気が変わるところが面白い!
他の鉢との相性も考えると、それぞれに個性があっても全体的に統一感が出るような気がします。
ベランダはマンション暮らしならではのラフな雰囲気にしたくて、素朴な風合いの素焼き鉢で揃えました。少し歪だったり濃淡があったり、その素材のもつ素朴さに心惹かれます。
高低差を意識する
ベランダではガーデンシェルフを利用して、室内ではハンギングを取り入れ、、空間に動きが出るように高低差を意識して飾っています。
限られたマンションの空間において有効活用にもなりますしね!
家族と植物の関係にも配慮する
夫も息子たちもまだ植物の魅力に気が付いていないようですが(笑)、“植物の存在がお母さんをご機嫌にする”という共通認識を持っているようです。
まだまだやんちゃ盛りの息子たちが窮屈にならないように、家族の動線は意識しています。
それでも先日、ワークスペースのカウンター上に吊るしている植物を、在宅ワーク中の夫が首を傾けて避けながらPC作業をしている姿を見て、反省したりしました(笑)
比較的自由にさせてもらっていることに感謝をし、自分と家族にとっての心地良さのバランスを大切にしたいと感じました。
これからも、ゆるっとおおらかに、植物と共に暮らしていけたらいいなぁと思っております。
今では植物に囲まれた暮らしをされているchieさんが、かつては植物を育てることに苦手意識があったとは、意外でした。
しかもそれを変える機会となったのが息子さんの宿題だというのですから、本当に何がきっかけになるかわかりませんよね。
一般的にマンションですと植物の地植えは不可能ですし、日光を当てるという面からも不利な点があると思います。それでもこんなに植物を楽しめて、植物もいきいきと育つのですね。
家族と植物の関係に配慮するというお話からは、植物に限ったことではなく他のどんな趣味やことにおいても、そうなのかもしれないという気づきがありました。
特に自分が好きなことや夢中になるものに対してほど、周りへの配慮に気をつけたいですし、それによって、より心おきなく趣味が楽しめますね♩
(編集:kaori)
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