【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】傷や汚れも思い出に。手がかかるからこそ愛しいレザーシューズ(_rie_mumof2さん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入した中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@_rie_mumof2(以下、Rie)さんのお話です。
大切にする気持ちを育むお手入れの時間
Rie
今回コラムのお話をいただいた時「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか?と聞かれ、真っ先に思い浮かんだのが「レザーシューズ」でした。
とは言うものの沢山持っているわけではなく、その大半が何度もリペアしたり兄妹でお下がりしたり、長年愛用し続けている少数精鋭たち。
もう履き古しているから落ちない汚れや傷があったりして、買った時とは随分見た目が違うけれどそこがまた愛しかったり。
私の趣味の一つに「靴の手入れ」があります。 面倒そうに見えるかもしれませんが、これがとにかく楽しい!
汚れを落として傷や綻びを直し、クリームを塗って潤いを与えて… 。無心で磨き、綺麗になった靴を並べてその達成感に浸る。一人で大満足する時間が大好きなんです。
そうして手入れをしたレザーシューズを履く時は「今日からまたよろしくね」と心の中で呟くほど(笑)
レザー以外のスニーカーやサンダルももちろん気に入っているし大切にしているけれど、この「手入れ」の工程があるからこそ、レザーシューズへの思い入れが深いのかもしれません。
手のかかる子ほど…ってやつでしょうか。ここまで書いて、私はレザーシューズが好きなのか手入れが好きなのか分からなくなってきたけれど、それもこれもレザーシューズがあってこそ。
やっぱり私にとって「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」はレザーシューズなんだと思います。
使い込むほどに味わいや深みが増し、お手入れが行き届いたレザーシューズ。整然とシューズラックに並ぶ精鋭たちはなんだか誇らしげに見えます。
「今日からまたよろしく」と込めた思いは履く人にもきっと伝わり、ものを大切にするという気持ちが自然に受け継がれていくのだろうなと思いました。
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daily mukuri / アイテム
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