【暮らしのインテリア】人やものとの出会いで繋がった今の暮らし〜スッキリだけど温かみのあるおうちづくり(kaede__homeさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
今回より連載がスタートするのは、開放感のある吹き抜けとシンプルな中にも温かみを感じるおうちにお住まいの@kaede__home(以下、楓)さん。
小上がりの和室がリビングとの空間をゆるく区切り、洋風なインテリアにもスッと馴染むモダンな雰囲気が素敵ですね。
初回は転勤族だった楓さんがお家を建てるまでの経緯や、一脚の椅子との出会いでまとまっていったインテリアの方向性などについてお話いただきます。
それでは楓さん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして、楓と申します。我が家は会社員の主人と在宅で働く私、息子(小1)と娘(年中)の4人家族。
息子の小学校入学に合わせて主人の実家の隣に家を建て、今年の4月に完成した家で暮らし始めて半年が経ちました。
家づくりは私たち家族にとって「人生で一番楽しい買い物」だったと言えます。これから家づくりを考えている方にとって私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
明るい光が差し込む吹き抜けのある家
マイホームへと導いてくれた担当さんとの出会い
主人とは「家を建てるなら実家の隣に建てる」という話は以前よりしていたのですが、2年毎に引越しをする転勤族だったため、マイホームを建てるのはまだまだ先のことだと漠然と思っていました。
そんな時主人の仕事の関係で、積水ハウス熊本で営業を担当されている方にお声掛けいただきました。(当時住んでいたのは熊本県で、家を建てるのは福岡県でした。)
「とりあえず土地の計測をしましょう!」というところからマイホーム計画がじんわりと動き出し、打ち合わせの中で提案された図面やパースを見て一気にテンションが上がったのを覚えています。
最初の打合せが2019年7月で、その3か月後には契約をしました。あの時お声掛けいただいていなければ何も始まっていなかったので、絶妙なタイミングとこのご縁には大変感謝しています。
テーマに沿った家づくり
我が家にテーマをつけるなら「スッキリだけど温かみのあるおうち」でしょうか。そしてスッキリ見せつつ片付けがラクというのが一つの目標でした。
流行りの“見せる収納”にも憧れましたが私には少しハードルが高過ぎると感じたので、開けたらポンと入れるだけ、こどもでも簡単にできる収納スタイルがズボラな私には合っていると思います。
そこでテレビボードやパントリー・リビングクローゼット等、収納スペースを十分に設け、閉めてしまえばいつでもスッキリを保つことができるようにしました。またなるべく余白をつくり、空間にゆとりが生まれるよう意識して考えました。
「スッキリ=生活感を出さない」といったイメージがありますが、私はスッキリさは保ちつつ、無機質な空間ではなく“家に帰ればホッとできるような温かい雰囲気”にしたいと思っていました。
そこで取り入れたのがリビングとひと繋がりの和室。広くはつくれませんでしたが畳を取り入れ、自然な素材の色合いを多く使用しています。
クロスを真っ白ではなく優しいグレーにし、フロアライト等の間接照明を使って柔らかな雰囲気が出るようにと考え、流行に左右されない思い描いたリビングに仕上がったと思います。
家の印象を決めた椅子との出会い
独身時代から引越しの多かった私は常に「身軽にしておきたい。」という意識があり、ものへの執着やこだわりがあまりありませんでした。
そのためインテリアや家具に対してほぼ知識が無かったので、急遽家を建てるとなってからは焦って勉強をし始めました。
情報収集にはPinterestはもちろん、Instagramでは海外インテリアを主に参考にしていました。
好きだなぁと思った画像は片っ端からとりあえず保存。そんな画像チェック中にウェグナーのイージーチェアCH25に一目惚れをしました。
「新居ではこの椅子を使いたい!」と思い、椅子のある暮らしに合わせて全体のイメージも絞っていきました。
実は夫婦揃って打ち合わせに参加したのは初回と申込み・契約時の3回のみ。主人は完成まで間取りすらよく把握していなかったと言いますが、口を出さずとも優しく見守ってくれた主人には感謝しかありません。
予算も間取りもインテリアもほぼ私だけで判断しましたが、打ち合わせは毎回本当に楽しい時間でした。とくに楽しかったのは間取り決めの段階です。
次回のコラムでは打ち合わせにおいて何を選んで何を諦めたか、我が家を担当してくれた信頼できる設計士さんについても詳しくお話したいと思います。
今までムクリでも沢山の方のコラムを拝見してきましたが、お家づくりのきっかけは本当に人それぞれ。様々な”きっかけ”が皆さんの今の暮らしにつながっています。
楓さんご家族にとって「転勤族ゆえにまだマイホームは先かな…。」と思っている中で出会った担当さんの存在はとても大きく、家づくりに今一歩踏み出せなかった背中を押してくれたのですね。やはり人との出会いやタイミングってとても大切なんだな〜と改めて実感しました。
それはインテリアにも共通して言えること。楓さんが出会った一脚の椅子がお家のインテリアの方向性を決め、これからどんな暮らしをしていきたいかを明確にしてくれたのではないかと思いました。
今は便利なツールがたくさんあって、家づくりをする際には沢山の情報や選択肢があります。しかし情報が多すぎてその中から自分の求めているものやことを選択していくのも大変な作業です。
家づくりにおいて具体的にどのような選択をしたのか、次回からのコラムもとっても楽しみです♪
楓さん、ありがとうございございました!
(編集:megu)
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