【暮らしの整理・収納術】固定観念をなくし、最短距離の収納へ変えるとこどもの自立にも繋がる〜ひとりで頑張らない家事シェア暮らし(zuurii1984さん)
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「暮らしの整理・収納術」はインスタグラム中心に日々整理・収納、お掃除を実践されている方にご協力いただき、コラム形式で配信していきます。
目的や手順、使用しているアイテムに至るまで実践形式でご紹介していきます。ご存知の内容もあるかと思いますが、ぜひ復習も兼ねてご覧いただければ幸いです。
※記事をご覧いただき実用する際には商品(洗剤等)の使用上の注意を必ずご確認いただき、また使用するもの、場所によっては対象物の注意書きもご確認いただくようお願いいたします。
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こどもの自立にも繋がる家事シェアの仕組み
執筆者:あず(@zuurii1984)さん
「料理」の家事を仕組み化して夫と情報共有をすることで、新たに生まれたコミュニケーション。前回のコラムでは家族全員が快適に使えるキッチンの収納方法についてお話しました。
今回は「洗濯物」を軸にこどもも取り組みやすい家事シェアについてお話していきたいと思います。
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考え抜かれたダイニングスペース
家を建てた時の設計では、現在ジャングルジムがある場所にダイニングテーブルを置いていました。
我が家は男の子2人、年の差も4歳差でまだまだ2人で一緒に遊びます。6歳と2歳ですし、男の子なのでとにかく走りたがります。
そのため、真ん中にダイニングテーブルがあると危険だと思い、もともとキッズスペースにしていた場所をダイニングスペースにすることにしました。
結果、今のレイアウトの方がキッチンからの動線も短く、家事がしやすいことが分かりました。
もともとキッズスペースにこどもの着替えも収納してあり、スタイやおむつを取りに行くのに少し距離がありました。ですが、今のレイアウトにしてから食事に使うスタイもすぐ後ろにありますし、食事の前には必ずパジャマから着替えるという流れを作りやすく、育児の面でもメリットがうまれました。
春からは長男が小学生に上がるので、現在ダイニングスペースになっている場所に勉強スペースを作りたいという希望もあります。次男も3歳になりスタイやおむつも使用しなくなるので、またレイアウトを変える予定です。
こどもの自立に繋げる
現在のレイアウトになってからは、こどもが自分で着替えをしやすくなり、次男はおむつ交換の際に自分でおむつを取りにいきます。
こどもの自立にも繋がりますし、自立=家事シェアの1つと私は考えているので、自分の家事や育児の手間が1つ省けます。
こどもは特にやろうとしているものが近くになかったりすると、すぐに取り組まない傾向があるので、取り組める環境にしてあげるのも自立の一歩ではないかと考えています。
こどもが出し入れしやすい収納方法
ダイニングにあるこどもの着替えスペースも含めてですが、それぞれが仕舞ったり出したりしやすいようにしています。
こどもに向けての工夫については、長男も次男も上着をハンガーにかけて収納しています。
朝起きてパジャマを脱いだら写真のソフトボックスに入れるだけ。2歳児はまだきれいに畳めませんが、ポイッと入れることはできます。
その他のものは収納ケースに入れています。
収納ケースは仕切りを付けて
収納ケースの中身も一つ一つジャンル別になっていますし、ケースの中に仕切りを入れることで、自分たちでも洗濯したあとに仕舞えるようにしています。
仕切りがあることで2歳の次男でもきれいに収納することができます。綺麗に入れてくれるのでこちらも仕事を頼みやすくなります。
大人でもそうですが、仕切りがないとスボンなどは倒れてくるのでこどもにとってはハードルがあがりますが、仕切りがあるだけで自分でできることが増えます。「自分でも仕舞えた!」という小さな成功体験は大切にしてあげたいなと思っています。
また、朝衣服を選ぶ時も仕切りがあるとぱっと見つけやすく、全体を見渡しやすいはずなのですが二人とも大人気のキャラクターの靴下ばかり履きます(笑)
まあ、好みがしっかりしているのはいいことなのかな、それだけ見つけやすい収納なんだ!と常に前向きに捉えるようにしています。
大人の収納も同様で上着はハンガーに掛け、ボトムス系は収納ケースを使用しています。
こどもの成長と共に変化する収納
家事シェアとは少し違いますが、大人もこどもも全く同じ大きさの収納ケースを使用しています。こどもの服が増えたりこどもの数が増えたりしたときは、大人の収納ケースから移動しました。
ケースが余った時は小物を収納したりすることもできますし、違う用途だったり、違う家族でも使えるように収納用品を購入するようにしています。
2人目が産まれた時も大人の服の見直しをして、収納ケースを新しく買い足さないようにするなど年々家にものが増えないように工夫しています。
「干す」手間を省いて
以前は縦型の洗濯機を使用していたため、洗濯物を干す作業が発生していました。そのため、干してから畳む工数を減らそうとハンガー収納にしていました。
ですが今年からドラム式洗濯機に変えたので、ドライ品以外はすべて乾燥までかけられます。
干す作業はほぼ発生していませんが、乾燥が終わったら洗濯機の前で上着はすべてハンガーに掛けます。乾燥までかけるとどうしてもシワになりやすいので特に上着などはハンガー収納の方が向いていました。
洗濯物を「干す」行為も畳むと同じくらい時間がかかっていました。そもそも「干す」という行為を省き、機械にお任せすることも家事シェアの1つになると思います。
ドラム式洗濯機を購入するのを渋っていた夫も「干す」手間がなくなり購入後は満足しています。今まで「干す」時間に使っていた時間を夫婦で晩酌の時間にしたり、テレビを見る時間に充てたりすることができています。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
こどもの自立を促す家具や収納の配置。そして、実際にアクションしやすい収納づくりと、効率的な洗濯周りについてお話ししていただきました。
過去のコラムからも分かるようにあずさんが家族目線で生活環境を整えているのが、洗濯収納からもよく分かりますよね。それぞれの目線に立って、物事を考えていらっしゃるからこそ生まれた仕組みだと思います。
機械に頼ることで家族との時間を増やしているのも素敵ですし、何よりおこさんに洗濯物を出し入れしてもらうことが「成功体験」となり自立に繋がる。私も近い将来、自分のこどもにそんな環境を提供できたらいいなと思いました。
家族全員が家事のことを把握し、納得のいく方法を追求するのは忙しい日々の中でそう簡単ではないはず。そこをクリアにしていくのは大変ではありますが、家族の絆に繋がっているのではないでしょうか。
あずさんの次回のお話しも楽しみにしています!
(編集:saya)
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